オンラインギフト総研が発表した調査結果から見るソーシャルギフトの利用傾向

オンラインギフトサービスを通じて、幸福な社会の実現を目指す「ギフトモール オンラインギフト総研」(運営元:株式会社ギフトモール)が、近年注目を集める「ソーシャルギフト」トレンドに焦点を当て、ソーシャルギフトを利用した経験のある方々を対象に、詳細な実態調査を実施ました。

本調査は全国の15歳から59歳の男女2,250名を対象に行われ、2024年7月からの1年間にギフトを購入した経験を有し、ソーシャルギフトの贈与・受取を経験した人々を対象としています。本レポートは今回の調査結果の第11回発表となります。

今回取り上げる調査テーマは、「ソーシャルギフトの利用シーン」です。

調査結果の要点

調査の結果、20代の女性の84.1%、20代の男性の80.5%が、誕生日にソーシャルギフトを使用した経験があることが確認されました。このデータは全体の平均(73.3%)を上回っており、若い世代が誕生日にソーシャルギフトを多く活用している傾向が見受けられます。

別の視点では、30代においては、結婚祝いと出産祝いにおけるソーシャルギフトの利用が他の年代よりも多いことも明らかとなりました。結婚祝いは30代の女性で15.2%、出産祝いは同じく30代の女性が18.4%と、全体と比較すると高い数字を示しています。この結果から、比較的フォーマルなシーンでソーシャルギフトの存在感が高まっていることが伺えます。

ギフトモール オンラインギフト総研の所長、小川安英氏はソーシャルギフトは年齢によってその利用シーンが異なります。20代は誕生日を中心としたギフトのやりとりを重視し、30代は誕生日の他にも結婚や出産といった多様な祝いの利用が見受けられます。世代ごとにライフステージに応じたソーシャルギフトの活用方法が進んでいるのではないかと分析しています。

ギフトモール オンラインギフト総研 所長 小川 安英

1998年にリクルートに入社以来、人材、旅行、金融関連分野などで多岐にわたる経験を重ね、2020年7月からはギフトの革新を目指しギフトモールに参加しました。特にオンラインギフトの可能性に注目し、利用率の変遷や市場動向を分析している小川所長は、定期的に様々な調査結果を発信し、多くのセミナーにも登壇されています。また、テレビ、新聞、雑誌など多様なメディアに出演しながら、次世代のギフトスタイルを積極的に探求されています。

詳細調査結果

1. 20代の8割以上が誕生日プレゼントにソーシャルギフトを活用。若年層ほど誕生日での利用が高い傾向

ソーシャルギフトを贈った具体的シーン(性年代別「誕生日」の結果)

Q:過去にソーシャルギフトでギフトを贈った経験はどのようなものでしたか?

20代の女性が84.1%、20代の男性が80.5%という結果から、誕生日にソーシャルギフトを贈る傾向が非常に高いことが分かります。この数値は全体の平均73.3%を上回っており、特に20代が誕生日ギフトとしてソーシャルギフトを積極的に利用している世代であることが伺えます。

年齢層別に見ると、30代では女性が79.6%、男性が71.4%となり、年齢が高くなるにつれて誕生日にソーシャルギフトを利用する割合はやや減少傾向にあります。40代では男性が63.3%、女性が68.4%、50代では男性が63.6%、女性は72.0%となっており、若年層ほど誕生日にソーシャルギフトを利用する比例が高い傾向が明らかとなっています。

2. 結婚祝い・出産祝いは30代で多い。フォーマルシーンでもソーシャルギフトの活用が広がる

ソーシャルギフトを贈ったシーン(性年代別の「結婚祝い」「出産祝い」の結果)

Q:過去にソーシャルギフトで贈った経験はどのようなものでしたか?

結婚祝いの利用率は30代男性で13.7%、女性で15.2%という結果が出ており、全体の平均と比較しても高い数値を示しています。また、出産祝いにおいても30代女性が18.4%、男性が14.5%と、全体平均を上回る結果となっています。

これらの数値は、30代が結婚や出産といったライフイベントに直面する機会が多いことが一因であり、人生の節目にソーシャルギフトを使用する傾向が見受けられます。現時点での利用率は低いものの、結婚祝い・出産祝いといった比較的フォーマルなシーンにおいてもソーシャルギフトの活用が広がっており、将来的にはさらなる利用拡大が期待されます。

FAQ形式でのトピックス整理

Q1. 20代はどのシーンでソーシャルギフトを贈っていますか?

A. 20代女性が84.1%、20代男性が80.5%で、誕生日にソーシャルギフトを贈っています。これらの数字は全体の平均を上回っています。

Q2. 結婚祝いと出産祝いはどの世代が多く利用していますか?

A. 結婚祝いは30代女性で15.2%、出産祝いは同じく30代女性で18.4%に達しており、最も高い利用率を示しています。

Q3. 年代によってソーシャルギフトの使い方は異なりますか?

A. はい、20代は誕生日を中心にソーシャルギフトを通じた日常的な贈り物をコミュニケーションに役立て、30代では誕生日に加え結婚や出産のようなライフステージに応じた祝いのギフトを使用する傾向があります。

ギフトモールのソーシャルギフト

国内最大級のオンラインギフトサービス「ギフトモール」では、誕生日や結婚祝い、出産祝いなど、さまざまなシーンに好適なソーシャルギフトを豊富に取り揃えています。

ギフトモールのソーシャルギフトはこちら: https://giftmall.co.jp/socialgift/guide/

友人や家族の誕生日に、また大切な人の結婚や出産のお祝いなど、様々なシーンでのソーシャルギフトの活用をぜひご検討ください。

ギフトモール オンラインギフト総研について

ギフトモール オンラインギフト総研は、新しいギフト文化の発信と、今後のギフトのあり方への提言を主な活動内容とし、オンラインギフトサービスを通じて幸福度の向上に貢献することを目指し、2021年に設立されました

自社グループが運営する国内最大級のオンラインギフトサービスを基に消費トレンドを把握し、定期的に行われる独自調査の結果を反映した最新情報を提供しています。

出典元:株式会社ギフトモール プレスリリース

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