食べチョクが音声SNS「Clubhouse」で配信!EC事業者が新興SNSを始めるメリットとは
ニュースの概要

産直EC「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデンが、音声SNS「Clubhouse」にて、生産現場の実情や各地域の特性、旬の食材や美味しい食べ方などを生産者と共に配信することを発表しました。

「食べチョク」は、⽣産者から直接⾷材や花卉(かき)を購⼊できるオンライン直売所です。野菜・果物をはじめ、米・⾁・⿂・飲料といった⾷材全般と、花卉類を取り扱っています。生産者の声を日常的に配信することで、一次産業への理解促進や生産者のファン作りに繋がると同社は考えています。

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EC事業者が新興SNSを始めるメリットとは

EC事業者がSNSを始めるメリットとしては、顧客との接点を増やし、エンゲージメントを高めることができます。また、顧客のニーズを把握したり、顧客の声から商品開発やサービス改善にいかせたりできます。

「Clubhouse」は音声版Twitterとして、今話題になっている新興SNSです。イノベーター理論でいうところのアーリーアダプターのフェーズでしょうか。アーリーアダプターは世間や業界のトレンドに敏感であり、オピニオンリーダーやインフルエンサーだったり、それに近い人たちであったりすることが多いです。そのため、発信力や拡散力があります。「Clubhouse」のような新興SNSを利用するメリットとしては、そこがあげられます。また一度、普及してしまえば、確固たる地位がとれる可能性が高いです。

EC事業者が新興SNSを始めるメリットとは
※イノベーター理論の5つのグループ

とはいえ、SNSはある程度の質を保ちつつ、続けることが何よりも大事になってきます。そのためには、何よりも楽しむことが大事です。食べチョク代表の秋元里奈さんも、「Clubhouse」を続けている理由の一つは、楽しいからと話されています。売ることを目的にすると、顧客はそれを悟ってしまい、離れてしまいます。ファンマーケティングで大事なことは、顧客と一緒になってやること。そこをおさえて取り組まないと、成功は難しいでしょう。

食べチョクのClubhouseを聞くには

Clubhouseは現在、Androidには対応しておらず、iOSのみでダウンロードできます。ただし、アプリをダウンロードしただけでは使えず、既に利用している人から招待してもらわなければいけません。また、招待してもらうためには、携帯番号が必要になります。

Clubhouseにて、食べチョク代表の秋元里奈さんのアカウント(@akirina)をフォローすると、配信の通知が届きますので、そこから参加できます。

ルームに参加するとモデレーター、スピーカー、リスナーに分けられます。リスナーは発言ができず、何か言いたいときは挙手してモデレーターに許可をもらう必要があります。スピーカーは、食べチョクへの登録・出品の有無に関わらず、生産者であればどなたでも参加できるとのこと。ルーム名は、『農家漁師の井戸端会議 #食べチョクハウス』となっています。

参加してみた感想

昨日、1月31日(日)に4回目の配信があったので、私も参加してみました。20時~22時の2時間と長丁場でしたが、農家さんの面白エピソードや、苦労話、豆知識など非常に興味深くあっという間に感じました。常時150名以上の方が参加し、多いときは300名弱の方が聞いていたことからも分かるように非常に盛り上がっていたと思います。

Clubhouseの利用規約に、会話の内容はオフレコで、他で共有してはならないと記載されているため、ここで書けないのがとても残念です。気になる方は参加してみると良いと思います。

●直近の配信日程
2月1日(月) 20:30〜
2月2日(火) 20:00〜
2月3日(水) 21:30〜
2月4日(木) 20:00〜
2月5日(金) 20:00〜

※配信時間は、毎日30分〜2時間ほど。
※2月6日(土)以降のスケジュールは随時設定予定。
※時間は急遽変更する可能性あり。

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