Z世代の8割が広告から商品検索・購入行動へ - ペンマークとエニアドが共同調査で明らかに

株式会社ペンマーク(本社:東京都目黒区、代表取締役:横山 直明)と株式会社エニアド(本社:東京都文京区、代表取締役:古澤伸一)は、大学生向け学習管理SNS「Penmark」を利用している全国の学生600名を対象とした「【2025年度版】Z世代広告調査レポート」を共同で実施し、Z世代の広告に対する意識や購買行動への影響を明らかにしたことが発表されました。

この調査では、Z世代の広告に対する意識と行動を詳細に分析し、広告が彼らの商品検索や購入行動にどのような影響を与えているかが調査されています。その結果、Z世代の実に8割が広告を見た後に商品検索や購入に至っていることが判明したとのことです。

調査概要

調査名:【2025年度版】Z世代広告調査レポート

調査対象:Penmarkを利用中の全国の学生

有効回答者数:600名

調査期間:2025年9月1日~9月7日

調査方法:自社インターネット調査

調査サマリー

今回の調査によると、Z世代の8割が広告を見た後に商品を検索・購入した経験があり、広告が彼らの購買行動に非常に強い影響力を持っていることが明らかになっています。「あまりない」「全くない」と回答した層は全体のわずか2割に留まっており、一般に言われる「広告離れ」はZ世代においては限定的であることが示唆されています。

このことから、Z世代の消費行動において、広告は単なる宣伝ではなく、情報収集の重要な手段であり、購買決定を促す強力なトリガーとなっていることが浮き彫りになりました。

調査結果詳細

調査では「広告を見て商品を検索・購入することはありますか?」という設問が設けられ、Z世代の大学生から回答が得られたとのことです。その結果は以下のグラフの通りとなっています。

Z世代広告調査レポートのグラフ

総括・考察

本調査結果からは、Z世代が広告に対して非常に肯定的な姿勢を持っており、さらに広告が彼らの購買行動に強い影響を与えていることが明確になっていると報告されています。

8割もの学生が広告を見た後に商品検索や購入に至っているという事実は、Z世代が受動的に情報を受け取っているのではなく、自分にとって価値ある情報を広告から積極的に収集し、具体的な行動に移している傾向を示しています。

この背景には、Z世代がデジタルネイティブ世代であることが関係していると考えられます。幼少期からインターネットやSNSに親しみ、大量の情報の中から自分に必要なものを効率的に選別する能力に長けているのです。彼らにとって広告は多様な情報源の一つであり、関心を引くコンテンツであれば積極的に接触し、さらに詳細を調べる傾向が見られます。

しかしながら、「よくある」「時々ある」の回答を合わせると8割に達するという結果は、広告の質や内容が彼らの行動を大きく左右する可能性も示唆されています。

単に多くの広告を露出するだけでなく、Z世代の価値観やライフスタイルに合致した、パーソナライズされた体験を提供できる広告コンテンツが今後ますます重要になるでしょう。

このようなZ世代の消費行動特性を適切に捉えるためには、従来の広告手法だけでは不十分です。彼らが日常的に利用するデジタル空間での接点を強化し、興味関心に合致したコンテンツを提供できる新たな広告メディアの活用が必要不可欠となっています。

ペンマークについて

株式会社ペンマークは「学生の一生を豊かにする」というミッションを掲げ、「大学生活のDX」を推進しているスタートアップ企業です。同社は大学生向け学習管理SNS「Penmark」を開発・提供しています。

会社概要

会社名:株式会社ペンマーク
設立:2018年12月21日
代表取締役:横山 直明
所在地:〒153-0063 東京都目黒区目黒1丁目3−16 プレジデント目黒ハイツ1003

出典元: 株式会社ペンマーク プレスリリース

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