
株式会社ヤプリが、ワークマン公式アプリの開発支援を行ったことが明らかになりました。アプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」を展開する同社(本社:東京都港区、代表取締役:庵原保文)は、株式会社ワークマン(本社:東京都台東区、代表取締役:小濱英之)が運営する「ワークマン公式アプリ」の開発を支援したと発表しています。
この記事の目次
ワークマン公式アプリ開発の背景
株式会社ワークマンは、1982年の創業以来、「声のする方に、進化する。」という経営理念のもと、作業服・作業用品を専門とする小売チェーンとして成長を続けてきました。現在では全国に1,060店舗以上を展開する規模に成長しています。
近年のワークマンは、高機能かつ低価格を両立したアウトドア・スポーツ向けウェアブランド「WORKMAN Plus」や「#ワークマン女子」などの新業態を積極的に展開しています。働く人を支える製品から、日常生活や趣味の領域まで製品の幅を広げ、常にお客様の声に耳を傾けながら挑戦を続けているとのことです。
これまでワークマンでは、SNSなどで話題になった人気製品について、「どこで買えるのかわからない」「買いに行ったけど売り切れていた」といったお客様からの声が数多く寄せられていたといいます。
そこで今回アプリをリリースしたことで、興味を持ったユーザーに対して先行予約などを通じて確実に商品を購入できる環境を提供できるようになりました。さらに、製品情報や店舗検索、お得な情報などをタイムリーに届けることで、快適なショッピング体験を実現しています。
ワークマン公式アプリの特徴
お客様の声を大切にし、徹底的にこだわり抜いた「ワークマン公式アプリ」の主な特徴が紹介されています。
1. 欲しい商品が「どこで」「いつ」手に入るかが一目でわかる
全国1,060店舗以上を展開するワークマンでは、ユーザーの現在地から最寄りの店舗を瞬時に検索し、ルート案内までシームレスに行える店舗検索機能を実装しています。これにより、「近くの店舗はどこだろう?」と迷うことなく最短ルートで来店することが可能になりました。
また、お客様のデータを活用したプッシュ通知機能により、新製品の発売日、人気商品の再入荷情報、セールやキャンペーンのお知らせなどをダイレクトに届けています。これによって、「知らなかった」「気づいたら終わっていた」といった機会損失を防ぐことができるとのことです。

2. 来店前の口コミ機能や店舗受け取り機能でお客様の「無駄足」をなくす
デジタルカタログや特集ページにより、いつでもどこでもワークマンの全製品ラインナップを閲覧することができます。スタッフのおすすめ商品ランキングや開発秘話などの特集記事を通じて、製品をより身近に感じ、ファンになっていただけるコンテンツを提供しているとのことです。
さらに、レビュー・口コミ機能を実装し、他のユーザーのリアルな声を購入前に確認できるようにすることで、「思っていたものと違った」というミスマッチを未然に防ぐことができるようになっています。
アプリはオンラインストアと連携しており、直接オンラインストアにアクセスして購入や店舗受け取りの手続きが可能です。店舗の在庫状況に左右されることなく、欲しい商品を確実に手に入れるための選択肢が広がったとのことです。
3. 「絶対欲しい」を叶える先行予約機能
欲しい商品が手に入らないというお客様の声を受け、アプリ会員限定の先行予約販売の施策を開始しています。これにより、従来のように発売日に店舗へ駆けつける必要がなくなり、アプリを通じて話題の商品を発売前に予約・確保することができるようになりました。お客様は確実に人気商品を手に入れることが可能になっています。
4. visumo連携によるトレンドチェックから購入までのワンストップ体験
このアプリは、ビジュアルマーケティングプラットフォーム「visumo(ビジュモ)」と連携しています。visumoを通じて収集したInstagramの投稿をホーム画面上で閲覧できるほか、投稿の詳細確認や商品詳細ページへの遷移も可能になっており、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を起点としたシームレスな購買導線を実現しているとのことです。
「WORKMANフォト」機能では、気になるコーディネートを選択すると、そのコーディネートで着用されているアイテムの一覧が表示され、各商品ページへスムーズに遷移できるようになっています。これにより、直感的かつ快適な購買体験が可能になりました。
ワークマンの商品は、これまでも多くのインフルエンサーによる着用・紹介を通じて大きな話題を集めてきたといいます。
「WORKMANフォト」をアプリに組み込むことで、最新のトレンドを気軽にチェックできる場を提供し、日常的にアプリを開いていただける新たなきっかけを創出しています。

株式会社ヤプリについて
株式会社ヤプリは、「デジタルを簡単に、社会を便利に」をミッションに掲げ、ノーコードでアプリを開発・運用・分析できる「Yappli」や、従業員エンゲージメント向上ツール「UNITE by Yappli」、次世代Web構築プラットフォーム「Yappli WebX」などを提供しており、企業のデジタル体験の向上を支援しています。
同社の製品は現在750社以上に導入されており、アプリの累計ダウンロード数は2億回を超えているとのことです。店舗・EC、社内DX、BtoBなど、多様な分野で活用されており、ヤプリは顧客体験と従業員体験を総合的に高めるデジタルエクスペリエンスプラットフォーム(DXP)として進化を続けています。
本社:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー41階
エリア支社:グランフロント大阪北館8階(大阪)、Signature 福岡大名ガーデンシティ8階(福岡)
代表者:代表取締役 庵原 保文
事業内容:「Yappli」「Yappli CRM」「Yappli WebX」の開発・提供
出典:株式会社ヤプリ プレスリリース