Squad beyond、広告費の損失ゼロを目指す新機能ムダ広告ストップを正式リリース

株式会社Squad(本社:東京都港区、代表取締役:杉浦稔之)では、デジタルマーケティングにおけるワンストッププラットフォーム『Squad beyond(スクワッドビヨンド)』の新機能として、広告配信に関する「無駄・重複・不正」なインプレッションやクリックを構造的に排除する「ムダ広告ストップ(MKS:Muda Koukoku Stop)」を正式にリリース致しました。

この機能は、広告運用やLPにおける既存顧客や不審なアクセスについて、IPアドレスだけでは特定が難しい情報を基に、「ビジターグローバルID」や「ユーザーエージェント」などの複数の指標を用いて自動的に判断し、ブロックするものです。さらに、ブロックした情報は配信設定に連携させ、制御を行います。この技術は現在特許を申請中でございます。

国内の広告配信データにおいて最大級の量を保持しており、自社の運用から得られた定量的な損失の検証結果を基に、「広告費の損失をゼロに」向けた新たな第一歩を実現致しました。

機能概要と特長

無駄な広告クリックを除外

既存顧客やリピート訪問、不審なIPなど、広告配信における無用なトラフィックを自動で排除致します。

不正アクセスを高精度で自動判定し、AIを補完

IPアドレスだけでなく、Squad beyond独自のアクセスIDやUserAgentを使用して特定し、効率を重視したアクセス元の判定を行います。現行のAI配信の限界を補うことで、広告成果の精度と純度を高めることができます。

ブロックや除外も個別設定可能

自社IP、調査bot、競合などの条件を個別に指定し、アクセスのブロックや配信フィルターを設定できます。Squad beyondの独自機能により、他社が模倣しにくい仕組みを設計しております(特許出願中)。

どの媒体にも対応可能

Google、Meta、LINEなど、あらゆる媒体に対して除外設計が可能な普遍的なソリューションであり、全ての媒体で無駄な配信の削減が実現可能です。

例えば、特定媒体からの不正アクセスを検知し、それに基づいてGoogleやYahooなど他媒体に反映することが可能です。

驚愕の月額固定で無制限・使い放題のアドフラウド対策

従来の配信ブロック・除外サービスは従量課金が主流でしたが、Squad beyondでは配信やクリックに関わらず月額固定の無制限・使い放題サービスを提供しております。

検証データとインパクト

当社では、直近2週間の広告配信データを分析した結果、不正と判断されるデータをもとに、以下の成果を得ることができました。

これは、推定7,000億円規模の国内ネット広告市場の約4分の1以上で使用されているデータでございます。

  • 自社検証:広告LPアクセスのおよそ2%が“不正トラフィック”
    配信実績を解析した結果、期間中のアクセスの約2%が無駄な配信に該当しました。

この期間中、把握できる不正アクセス数は2.07%であり、データの集積期間が長くなるほど効果が増し期待でき、2%以上の削減効果が見込まれます。

  • 業界全体に適用した場合、推定で536億円の削減効果が見込まれます。
  • 個別に導入された企業様には、月間広告費が250万円以上であれば、5万円以上のコスト削減が期待されます。

ムダ配信ゼロを目指して

国内最大規模のプラットフォームであるSquad beyondでは、無視できない数の不審なアクセスが見えてきております。広告クリックを減少させるために、自社のIPアドレスに配信しないように制限をかける試みが行われていますが、顧客になりえないユーザーアクセスは完全には防げないとの見解を持っております。

新しいアプローチを試行する中で、LP制作、分析、配信など、個別機能だけでなく、包括的なプラットフォームとしての機能を持っているからこそこの機能を実現できたと思っております。

ムダ広告ストップ(MKS)は、2つの機能を連携させることで、大きな効果を期待しております。既存機能であるレポート除外機能と合わせて、広告の真正な実力と結果を可視化し、接点、入り口、分析の3つの視点からアプローチし、無駄配信をゼロに近づけることが可能です。

月額固定の料金で、配信数やクリック数に関わらない無制限使用を実現するのは、Squad beyondならではの特徴でございます。

もう1つの視点。アドフラウド対応

最近の広告業界ではアドフラウド対策が重要な課題とされています。アドフラウドとは、ネット広告における不正行為を指し、広告の表示回数やクリック数を不正に増加させたり、規制に反しながら情報収集を行ったりすることが含まれます。

弊社のMKSリリースが、この世界的な課題に対して構造的な対応を行い、業界全体の健全化や広告パフォーマンスの精度向上に寄与することを目指している所存です。

Squad beyondからのコメント

「広告費が実際に『無駄に消えている』現実を我々は目の当たりにしてきました。自社で広告運用を行っている中で、アクセス状況や予算消化状況に疑問を感じることも多く、『この不審なアクセスは誰も止められていないのでは?』という危機感を持っておりました。

このような状態において、AI最適化の時代には、人間が気が付かない無駄を構造的に防ぐ仕組みが必要でございます。これまでプラットフォームとして活動してきた結果、気づくことができたのです。」(Squad beyondカスタマーサクセス、ムダ広告ストップ発案者:リサ)

最後に、今回導入される機能は、業界標準を引き上げる“勝負の機能”として設計されています。

出典元: 株式会社Squad プレスリリース

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