ABITOKYOが支える地方再生プロジェクトの成功事例

株式会社Sホールディングスは、「ABITOKYO×地方再生プロジェクト」活用の第二弾として、7月29日と30日の2日間、宮城県からライブ配信「燕チャンネル」により、地元の企業が取り組む食品販売を実施したことを発表しました。その結果、両日合計で2,461セット、15,239点の商品が瞬く間に完売し、売上は1,800万円を達成しました。このプロジェクトでは、地元企業が中心となって食品販売が展開され、実に早い段階で売り切れとなりました。

今年5月に福岡・山口からの配信に続くこの取り組みは、地域の産品と視聴者との距離を縮め、地方と都市を繋ぐ新しい経済循環の実現を狙っています。また、地方の商品を全国に届ける新しい販路も見出されました。

地元企業が自信をもって提供した商品が瞬時に売り切れ!

地元企業である「にしき食品」「牛たん利久」「お茶の井ヶ田」「アルパジョン」「ささ圭」「鮮冷」の6社が参加したライブコマースでは、2日間で合計2,460点の商品が販売され、全て即完売に至りました。売上は1800万円に上りました。視聴者とのリアルタイムの双方向コミュニケーションや、現地からの臨場感あふれる配信が商品の魅力を直接伝える素晴らしい場を創出しました。

TikTokを通じて「共感」と「熱気」を届ける

「燕チャンネル」は、特にSNS世代に人気のライブコマース配信チャンネルです。今回の配信では、宮城県からの生中継を通じて単なる商品説明にとどまらず、その背景や生産者の思いを“ライブ”でお届けすることができました。

地方再生プロジェクト in 宮城

地元企業のコメント:震災を乗り越え、全国へ向けた挑戦

「にしき食品」の社長、菊池洋一氏は次のようにコメントされました:

「これまであまり知られていなかった宮城の美味しい食品が全国の皆様に認識されるきっかけになりました。このライブコマースは、当社の商品を広めていくための一つの重要な手段となると感じています。」

また、益野製菓の取締役、益野広夢氏は次のように述べられました:

「14年前の東日本大震災で、私の祖父母が津波で被害を受けました。その悲しみの中で起業するのは簡単ではありませんでしたが、周囲からの支援もあり、店を再開し、祖父母の意思を受け継いで今も運営を続けています。今回のライブ配信で、アルパジョンの商品を全国に届けることができたことが一番嬉しいです。」

代表コメント:復興の思いを、今だからこそ全国へ届けたい

「地方再生とは、地域の魅力を再発見し、再度流通させることです。震災から時間が経った今だからこそ、「宮城の今」を全国に発信したいと考えています。ライブコマースを通じて、現地に来ることができない人々とも地域を結びつける手立てとなります。私たちは今後も、売り手・買い手・地域の三者が共存できる持続可能な仕組みを更に広げていくつもりです。」と強く思いを伝えられました。

今後の展開:ライブ産直で日本各地を巡る

「地方再生プロジェクト」は今後も続いていきます。既に三重や北海道でのライブ配信の準備も進めており、地域の文化や四季に寄り添った“体験型通販”を展開する予定です。

出典元: 株式会社Sホールディングス プレスリリース

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