プラウドシンク株式会社、クレームを売上UPに変えるサービス「ProudUp」をリニューアルし本格展開を開始

プラウドシンク株式会社(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:吉野創太郎)は2025年7月29日(火)、クレームを売上UPに変えるサービス「ProudUp」の本格展開を開始したことを発表しました。実証実験の結果を踏まえてサービス内容をリニューアルし、お問い合わせ対応の効率化とマーケティング活用を実現する新たな機能を提供するとのことです。

「ProudUp」はお問い合わせ対応を大幅に効率化するだけでなく、マーケティングやお問い合わせに隠れた潜在的ニーズを発見し、サービス改善までをトータルでサポートするソリューションだということです。

ProudUpのイメージ画像

ProudUp 開発の背景

企業の多くは、お客様からの声に向き合う現場において常にさまざまな課題を抱えています。現場担当者は日々の対応に追われ、効率的な処理に重点を置きがちですが、実は「クレーム」や「問い合わせ」こそが顧客とのエンゲージメントを深め、ビジネスを成長させる貴重な機会となります。

不満や疑問を持つ顧客に対して迅速かつ誠実に対応することにより、マイナスの感情をプラスに転換し、ブランドへの信頼や愛着(顧客ロイヤルティ)を高めることが可能です。この「ピンチをチャンスに変える」という発想の転換こそが、ProudUp開発の原点となっているとのことです。

お問い合わせで顧客満足度を上げる方法

多くの企業が顧客満足度向上のために、オペレーターの丁寧な言葉遣いや共感力といった「対応の質」の向上に注力しています。しかし、それだけでは顧客の不満が完全に解消されないケースも少なくありません。なぜなら、顧客が問い合わせ時に感じるストレスの原因には「電話が繋がるまでの待ち時間」や「返信の遅さ」も大きな要因だからです。

一方で、「速さ」を追求した従来の自己解決手段にも限界があります。例えば、従来型のチャットボットや「よくある問い合わせ(FAQ)」は顧客を待たせない利点がありますが、個別具体的な疑問には対応しきれないという課題があります。つまり、真の顧客満足度向上を実現するためには、以下の2つの要素を両立させることが不可欠です。

① すぐに繋がり、待たされないという「即時性」

② 自分の疑問が的確に解消されるという「問題解決力」

同社によると、ProudUpでは、企業から事前に登録されたナレッジをもとに生成AIが自動で判断し、即座に問題解決まで導くことでこれらの課題を解決するとのことです。

ProudUpによるお問い合わせの革新

お問い合わせをAIが対応するメリットは、単に業務効率化やコスト削減だけではありません。カスタマーハラスメント(カスハラ)対策まで可能になります。カスハラの多くは電話で発生しますが、ProudUpによって文面上でお問い合わせを完結させることで、カスハラを未然に防ぐことができます。

カスハラ対策は2026年に義務付けられる見込みであり、早期の対応が求められています。ProudUpでは、お問い合わせ対応をAIの力によって大幅に効率化するとともに、より早く正確に解決することで顧客満足度を大幅に向上させることが可能です。

お問い合わせの中の顧客の「生の声」を業務改善に

お問い合わせが多い項目は、顧客がつまずくポイントであることを示しています。例えば、料金に関するお問い合わせが多い場合、料金表や料金を提示するタイミングに改善の余地があることが考えられます。ProudUpでは顧客のお問い合わせから事業の改善点を自動分析し、業務改善に活かすことができるとのことです。

顧客への販促ルートの追加

従来のチャットボットや「よくある問い合わせ」では、お問い合わせを解決した後、顧客がWebサイトを去ることで顧客との接点が失われてしまいます。同社のProudUpでは原則として公式LINE上で顧客のお問い合わせに対応するため、問題解決後も顧客に対して個別に情報発信を行うことができ、効果的なマーケティング活動を実現できるとしています。

ProudUpで実現するカスタマーサポートの未来

同社によると、カスタマーサポートの変革を実現することで、以下のようなメリットが期待できるとのことです。

・顧客満足度が向上し、リピート率が劇的に改善します

・人力での対応が減少し、カスタマーサポートの人手不足問題を解決できます

・社員の労働環境が改善され、カスハラ対策が可能になります

・顧客の生の声を事業改善に直接活かすことができます

・お問い合わせ対応が新たな販路として機能します

ProudUpは、カスタマーサポート業務を単なるお問い合わせ対応という位置づけから、売上を強力に伸ばすチャンスへと変革します。企業のカスタマーサポート部門は、コストセンターからプロフィットセンターへと進化することが可能になるとしています。

AIを活用したお問い合わせ対応は、単に応答速度を向上させるだけでなく、顧客データの蓄積と分析によって、より効果的なマーケティング戦略や製品開発にも貢献します。カスタマーサポートの質的向上と業務効率化を同時に実現することで、企業全体の競争力強化につながるでしょう。

また、ProudUpによって得られる顧客の声は、製品やサービスの改善点を明確に示すだけでなく、新たなビジネスチャンスの発見にもつながります。顧客の潜在的なニーズを把握し、それに応える形で事業展開を行うことで、企業の持続的な成長が期待できます。

カスタマーサポートは単なる問題解決の場ではなく、顧客との関係構築やブランド価値向上の重要な接点です。ProudUpを導入することで、この接点をより効果的に活用し、企業と顧客双方にとって価値のある関係を築くことができるでしょう。

会社概要

会社名:プラウドシンク株式会社

所在地:埼玉県 さいたま市中央区 本町東2丁目16-16

代表者:吉野 創太郎

資本金:1,210万円(資本準備金含む)

出典元: プラウドシンク株式会社 プレスリリース

コマースピックLINE公式アカウント

コマースピックメルマガ