アンドブースター、店頭POPにQRコードから閲覧できるストーリーズ・縦型ショート動画活用サービス「Stories/Shorts for POP」をリリース

アンドブースター株式会社(東京都渋谷区、代表取締役 栁瀬 敦)は、店頭の販促活動にストーリーズや縦型ショート動画を活用できるサービス「Stories/Shorts for POP」を正式にリリースしたことを発表しました。

同サービスは、店頭POPなどに設置されたQRコードを通じて、InstagramやTikTokのようなUI/UXで商品・サービスの魅力を伝えるストーリーズや縦型ショート動画コンテンツに直接アクセスすることができる仕組みを提供します。これにより、消費者は新しい購買体験を得ることが可能になるとのことです。

SNS型のUI/UXで旧来の販促手法では届かない時代へ対応

従来の商品説明ページやキャンペーンページは、テキストや静止画が中心であり、特にモバイル端末での閲覧時には読みづらく、ユーザーが離脱してしまう原因となっていました。

「Stories/Shorts for POP」は、現代のユーザーが日常的に慣れ親しんでいるストーリーズやショート動画形式でコンテンツを提供することで、商品の理解や購買意欲を高めることができるとされています。これにより、「見られない販促」から「タップして見たくなる販促」へと進化させることが可能とのことです。

Stories/Shorts for POPとは

「Stories/Shorts for POP」は、スマートフォンでの閲覧に特化したストーリーズ・縦型ショート動画コンテンツを制作・管理できるWebサービスです。

企業や店舗が設置したPOPのQRコードから、消費者のスマートフォン上でスムーズに動画コンテンツが再生され、商品理解や購買意欲を直感的に促進する仕組みとなっています。

Stories/Shorts for POPのベネフィット

事業者にとってのベネフィット

  • 動画で「商品の良さ」が伝わるから、売場での"最後の一押し"ができる
    ショート動画によって、パッケージだけでは伝えきれない特長やストーリーを補完することができます。これにより、購買の決定率が高まるという効果が期待できるとしています。
  • SNSコンテンツの"販促資産"として利活用できる
    既存のSNS投稿(Instagramのストーリーズやリール、TikTokやYouTube Shortの縦型ショート動画)やクリエイティブを店頭用に再活用することが可能です。これにより、新たな制作コストを抑え、スピーディに展開できるメリットがあるとのことです。
  • 店頭データが可視化されるから、売場施策の意思決定が変わる
    従来の店頭POPでは取得できなかった「見られた・再生された・離脱した」などのデータを基に、改善と最適化が可能になると説明しています。
  • エンゲージメントや調査データなどが簡単に取れる
    コンテンツ内にアンケートやクイズ、レビューなどのインタラクティブな要素を追加することができます。これによりエンゲージメントを向上させるとともに、簡易的なアンケート調査も実施可能とのことです。
  • 消費者の検索を防ぎ購買機会の損失を抑制できる
    従来であれば、消費者は検索して商品を探すプロセスで、競合商品に興味が移り購買機会を失うことがありました。QRコードからダイレクトに自社情報を提供することで、このような機会損失を抑制する効果が期待できるとしています。

消費者にとってのベネフィット

  • 「見ればわかる」から、商品選びのストレスが減る
    細かな違いが動画で可視化されることで、比較・検討がスムーズになります。これにより購入までの心理的ハードルが下がる効果があるとのことです。
  • 商品との"接点"が深まり、納得して選べるようになる
    使い方や活用例、こだわりなどを映像で体験することができます。自分に合った商品かどうかをその場で判断できるようになると説明しています。
  • スマホで完結するから、気になる情報を即座にキャッチできる
    アプリのインストールが不要でQRコードから即時再生が可能です。買い物中でも手を止めずに情報取得ができ、快適な購買体験を生み出します。直感的な操作性により老若男女問わず使いやすく、検索しなくても目当ての情報を簡単に得ることができるとしています。

Stories/Shorts for POPの活用例

小売業での活用シーン

業種 活用例
ドラッグストア/化粧品 使用方法やビフォーアフターを動画で紹介し、購入前の不安を解消
家電量販店 家電製品の魅力や活用術など商品理解やニーズを高めるポイントをショート動画で解説
スーパーマーケット 食品の調理例・レシピ動画で購買意欲を喚起。産地や製造工程の紹介も可能。アプリのクーポンなどへ誘導
ホームセンター/ディスカウントショップ DIYツールや収納用品の活用ハックを短尺動画で直感的に紹介

メーカーでの活用シーン(店頭連携)

業種 活用例
食品メーカー レシピ動画・アレンジメニューなどの活用アイディアや生活提案で差別化。自社製品に対する理解を促進
飲料メーカー テレビCMや連動したキャンペーンの告知、認知。体験型のキャンペーンや応募ページやSNSへの誘導
消費財・日用品メーカー 商品の使い方や比較ポイントを店頭POP連携で動画化し、特徴を視覚的に伝える
化粧品・ヘルスケアメーカー 契約タレント・インフルエンサーによる商品紹介や使用実演などで信頼感を構築
アパレル・雑貨 着こなしや組み合わせ提案、商品の素材感やディテールの動画訴求に有効

会社概要:アンドブースター株式会社

設立年月:2023年8月

所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F-C

代表者:栁瀬 敦(代表取締役)

事業内容:マーケティング支援、海外テクノロジーツールの販売・導入支援など。特にSNS運用や、SNSで人気のコンテンツフォーマット(縦型ショート動画・ウェブストーリー・ライブ配信など)の活用支援に強みを持っているとのことです。

今回リリースされた「Stories/Shorts for POP」は、InstagramやTikTokのようなUI/UXを店頭販促に活用することで、消費者の購買体験を向上させるだけでなく、企業側にとっても効果的な販促活動が可能になるサービスとなっています。既存のSNSコンテンツを店頭販促に活用できる点や、データの可視化による売場施策の最適化が可能になる点など、デジタルとリアル店舗をつなげる新しい販促手法として注目されています。

特に若年層を中心に浸透しているストーリーズやショート動画のフォーマットを活用することで、従来の静的なPOPや商品説明では伝えきれなかった商品の魅力や使用感を直感的に伝えることができます。また、購入前の不安解消や商品比較の手助けとなるコンテンツを提供することで、消費者の購買意欲を高める効果も期待できるようです。

アンドブースター株式会社は、この「Stories/Shorts for POP」を通じて、店頭販促のデジタル化を推進し、より効果的なマーケティング活動を支援していくとしています。

出典元:アンドブースター株式会社 プレスリリース

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