
クラウドサービスの活用によって企業のデジタル化を支援する株式会社CloudFit(本社:東京都品川区、代表取締役:瀬沼 裕樹)は、Google Analytics 4のECデータをAIが自動分析し、包括的なレポートを無料でメール送信するサービス「GA4 AI Analytics」β版の提供を開始したことを発表しました。
【サービスサイトURL】https://ga4-ai-analytics.cloudfit.co.jp/
この記事の目次
GA4 AI Analyticsを提供する背景
株式会社CloudFitは2020年の創業以来、SaaSを中心としたクラウドサービスを軸に、様々な業種・業界における企業のデジタル化支援を行ってきました。
近年では、「AIFit」サービスを通じて、生成AIを活用した業務効率化に取り組んでいるとのことです。
そうした活動の中で、同社には多くのEC事業者から「Google Analytics 4(GA4)のデータは蓄積されているが、その複雑性から十分に活用できていない」という声が数多く寄せられていたそうです。特に、専門知識を持つ分析担当者がいないEC事業者では、データの解釈や改善施策の立案に苦慮しているケースが頻繁に見られるとのことです。
株式会社CloudFitは、AIの力でこれらの課題を解決し、すべてのEC事業者が高品質なEC分析レポートを無料で入手できる環境を実現することで、データドリブンな経営判断を支援し、EC業界全体の成長に貢献することを目指しています。
GA4 AI Analyticsの主機能 AIによる分析レポート自動生成
本サービスでは、Google Analytics 4から前月のデータをAPIにより自動取得し、AIが包括的な分析を実行します。訪問者数、売上、コンバージョン率などの主要指標から、流入経路分析、ユーザー行動分析まで、EC事業に必要な情報を網羅的にレポート化し、改善施策の提案までを一気通貫で行います。
レポートに含まれる分析内容:ECサイトの成果を5つの観点から自動で分析
- レポートサマリー - 対象期間と重要ポイントのサマリー
- 主要KPIツリー - 訪問者数、売上、注文単価等の基本数値と前年同月比
- チャネル別セッション・CVR - Google検索、SNS、広告等の流入元別効果測定
- ファネル分析 - 購入プロセスにおける離脱ポイントの特定
- 改善提案 - 今すぐ実行できる具体的なアクションプラン
レポートサマリー
主要KPIツリー

チャネル別セッション・CVR

ファネル分析

改善提案

簡単3ステップでレポート作成
レポート作成までに複雑な操作は必要なく、3ステップの簡単な操作で利用できるとのことです。
- Googleアカウントの連携
- 対象となるGoogle Analyticsアカウントの選択
- ユーザー情報の入力・フォーム送信

フォーム送信後、登録いただいたメールアドレス宛に、HTML形式のレポートが送信されます。メールで受け取ったレポートはブラウザで閲覧可能で、必要に応じて関係者と共有することも簡単です。

完全無料での提供
現時点ではβ版として、すべての機能を完全無料で利用できます。 より多くのEC事業者の方々にウェブ分析の価値を体験していただき、データドリブンな経営判断の支援を行うことを目的としているとのことです。
GA4のデータ活用に課題を感じているEC事業者や、分析リソースが限られている企業にとって、このサービスは大きな助けとなるでしょう。無料で高品質な分析レポートを定期的に受け取ることで、サイト改善の方向性が明確になり、売上向上につながる可能性があります。
ご興味のある方は以下のURLからサービスをご利用いただけます。
https://ga4-ai-analytics.cloudfit.co.jp
株式会社CloudFit 会社概要
株式会社CloudFitはクラウドサービスや生成AIの最新テクノロジーを活用して企業の成長を支援しています。クラウドネイティブな時代のビジネスの創り方を探求し、「ビジネスとテクノロジーの融合」というビジョンを実現していくことを目指しています。
会社名 : 株式会社CloudFit
代表取締役 : 瀬沼 裕樹(せぬま ゆうき)
設立 : 2020年4月
企業サイト : https://cloudfit.co.jp
GA4 AI Analyticsは、EC事業者がGoogle Analytics 4のデータを最大限に活用できるよう設計されています。AIによる自動分析により、データ分析の専門知識がなくても、高品質な分析レポートを受け取ることができます。ユーザーフレンドリーな操作性と無料という価格設定により、多くのEC事業者にとって有用なツールとなることが期待されます。
データ活用の壁を取り払い、すべてのEC事業者がデータドリブンな意思決定を行える環境を提供することで、株式会社CloudFitはEC業界全体の成長に貢献することを目指しています。β版の提供を通じて得られるフィードバックをもとに、さらに機能を拡充していくことが予想されます。
出典元:株式会社CloudFit プレスリリース