ベクトルグループのオフショアカンパニー、AIタレント動画生成「AvaMo」で新たな運用型広告市場を創出

株式会社オフショアカンパニーは、日本初となるAIタレント動画生成サービス「AvaMo(アバモ)」において、従来のタレント動画広告の制作プロセスを変革する「AIタレント運用型広告」の提供を開始すると発表したことが分かりました。これにより、日本国内に新たな「AIタレント運用型広告」市場が誕生することになります。

従来の動画広告制作では、企画からキャスティング、撮影、編集、納品、効果検証といった工程が分断されており、クリエイティブの改善には多大なコストと時間がかかる非効率な構造が課題となっていました。「AvaMo」は、AIタレントを用いることで動画広告のPDCAを高速で実施できる、全く新しい広告運用モデルを実現するとのことです。

広告市場の背景:動画クリエイティブも運用型の時代へ

2024年の日本国内動画広告市場は前年比23%増の8,439億円に達し、インターネット広告費全体の28.5%を占めるまでに成長しています。特にスマートフォン向けの縦型動画広告が急増しており、TikTokやInstagramリールなどを中心としたモバイル動画市場は、2029年までにモバイル経由での広告収益が83%に達すると見込まれています。

しかし、マーケティング専門サイトによると視聴者の約65%が広告開始3秒以内にスキップを判断している現状があります。従来型のタレントを用いた広告制作フローでは改善に数週間〜数ヶ月を要し、高速PDCAが求められる市場のニーズに応えきれていないという課題があったようです。

新たな市場を創出する「AIタレント運用型広告」とは

「AvaMo」は、人物の表情や動きをリアルに再現するAIタレント、用途別に整理されたテンプレート、テキストから瞬時にナレーションを生成するTTS機能を備えています。これにより、動画制作に不慣れなユーザーでも制作期間と費用を最大98%削減し、大幅な業務効率化を実現していると同社は説明しています。

この「AvaMo」の機能を活用した「AIタレント運用型広告」は、広告主企業がAIタレントを自由に自社の広告素材として活用できるサービスです。セリフや表情を台本から自動生成し、従来の動画広告制作のように撮影や外注を必要とせず、広告主企業自ら数時間以内に複数の動画を完成させることができるとされています。さらに、完成した複数の動画を瞬時に配信し、そのパフォーマンスを分析しながら改善を重ねることで、従来の広告運用に比べ、圧倒的なスピードでクリエイティブの最適化が可能になるとのことです。

広告主企業は以下のような広告運用を実現できると同社は説明しています:

  • 台本変更によるパターン動画の大量生成(数十〜数百パターン)
  • 通常のA/Bテストに止まらない数十パターンのクリエイティブ生成と即日配信
  • 高CVR動画の「勝ちパターン」の検証が可能

これらの運用により、動画広告が「作って終わり」ではなく、「改善して進化する運用資産」へと変わることで、CTR(クリック率)やCVR(コンバージョン率)の最大化を広告主自らが主導できるようになるとしています。

PR会社ならではの"運用改善視点"

PRの知見を武器に、広告運用の民主化を実現

本サービスは、広告制作を目的としないPR会社発だからこそ生まれた発想だということです。企業の広報・IR・SNS運用を支援してきた実績に加え、縦型動画をはじめとするモバイルファーストのコンテンツ戦略、話題化を前提としたPR視点の企画力、そして「AvaMo」という動画生成をワンストップで行えるインフラ基盤を有することで、単なる映像制作にとどまらず、"運用改善"までを見据えた広告ソリューションの提供が可能になったと同社は説明しています。

従来の「見せる広告」から、効果に責任を持つ「成果を出す広告」への移行を、AIタレントという新しい出演手法を通じて実現するとのことです。「AvaMo」では、タレントの撮影・スケジュール調整といった人的制約から解放されることで、広告主自身がスピーディに改善と最適化を繰り返し、自社のマーケティング活動を自走・成長させていく体制を整えることが可能になるとしています。また、大手飲料メーカーや人材派遣企業などでの導入も進んでおり、「AvaMo」は幅広い業種・業界での実用性を高めているようです。

また、「AvaMo」で使用されるAIタレントもオフショアカンパニーが自社開発・管理しており、肖像権・著作権を含む法的許諾やコンプライアンス体制も整備されています。企業が安心して長期運用できる環境を提供し、今後は各企業専用のAIタレント開発やカスタマイズにも対応していく予定だということです。

「AvaMo」AIタレント運用型広告プラン概要

  • サービス提供開始日:2025年7月10日(木)
  • 料金体系:広告出稿費+「AvaMo」利用料+広告運用手数料

動画クリエイティブ制作から広告運用・効果測定までトータルサポート

新プラン「AIタレント運用型広告」では、「AvaMo」での動画生成のみならず、広告運用・効果測定においても専門性の高いチームがプロジェクトをサポートするとのことです。

効果測定においては、広告管理画面を活用したKPIの可視化や、Webサイト上の行動データをもとにしたCVR・離脱率改善、さらにROAS(広告費用対効果)およびLTV(顧客生涯価値)を踏まえた収益性評価まで対応可能としています。さらに、「AvaMo」ではダイレクト訴求型の短尺動画からブランド訴求型の表現まで、目的に応じた最適なクリエイターをアサイン。広告運用のパフォーマンスを分析し、最適な動画を生成するとのことです。動画クリエイティブと広告運用の両軸から、成果の最大化に向けて支援する体制を整えているようです。

※1 2025年4月時点、オフショアカンパニー調べ。主要動画生成AIサービス10社を対象(同社選定)におけるWeb調査に基づき、日本語UI・日本人アバター・日本語音声にすべて対応した商用動画生成サービスはオフショアカンパニーが初。

※2 「AIタレント運用型広告」とは、AIタレントを活用し、広告主企業自らが台本作成・編集・動画生成までを自ら完結できる広告制作手法を指します。特徴は、AIタレントを活用することで、撮影や日程調整といった従来の動画制作に伴う煩雑なプロセスを排除しつつ、スピーディに複数の動画パターンを自社内で生成できる点にあります。AIタレント生成でのみならず、"AIタレント動画を広告主が自ら生成できる"という制作主体の転換を両立した仕組みであり、国内主要AIサービスにおいて同様のモデルを体系化して提供している事例は2025年7月時点では確認されていないとのことです(オフショアカンパニー調べ)。

ISMS認証取得によるセキュアな体制

オフショアカンパニーは、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS:Information Security Management System)の国際規格「ISMS (ISO27001)」の認証を取得しています。そのため、適切なデータ管理および、万全のセキュリティ体制の下、企業が安心して委託できるセキュリティ管理体制を構築していると説明しています。

株式会社オフショアカンパニー 会社概要

オフショアカンパニーは、AI事業やシステム開発などのTech領域を担うソリューションカンパニーです。野呂氏が代表を務め、大手金融業界を中心とした開発経験が豊富なPMをはじめ、国内外に1,000名以上のエンジニア人材を有しており、高品質でありながらコストパフォーマンスに優れたソリューション提供を実現、企業の開発全般の課題解決に貢献しているとのことです。

また、自社でのAIモデルの開発ノウハウをもとに、最先端テクノロジーを活用した「AI動画翻訳くん」や「AI縦型動画」などのAIサービスをはじめ、2025年5月には日本市場初のAIアバター動画生成サービス「AvaMo」の提供を開始し、クライアント企業のビジネス機会の創出を支援しているとしています。

  • 社名 :株式会社 オフショアカンパニー
  • 代表者:代表取締役 野呂 健太
  • 設立 :2024年3月
  • 所在地:東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ17F

代表プロフィール

国立大学大学院(理工系)を修了後、NTTドコモにてdポイント関連サービスなどの新規事業立ち上げに携わったとされています。2017年よりSOMPOホールディングス(損保ジャパン)にてデジタル戦略部門を担当し、「LINEによる保険金請求サービス」など複数のプロダクト開発を主導。AIを活用した業務効率化や保険業務のDX推進にも貢献してきたようです。内閣府「デジタルを活用した経済活性化検討会」では、有識者として登壇した実績を持つとのことです。

2020年にオプトグループへ参画し、株式会社オプトデジタルを設立。代表取締役CEOとして2つのSaaS事業を立ち上げたほか、2021年からはグループ内にて開発事業の統括責任者を務め、100社以上の企業に対するシステム開発支援を行い、年間15億円規模の事業成長を実現したと説明されています。

2024年より、株式会社オフショアカンパニー 代表取締役に就任。AIを活用した新規プロダクトの開発・リリースを推進しています。自身もサービス設計に深く関わり、これまでに7件の開発特許を取得。大手企業での豊富なデジタル推進経験とプロダクト開発の実績をもとに、テック戦略を牽引しているとのことです。

出典元:株式会社オフショアカンパニー プレスリリース

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