
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、10回目となる『インテリア』に関するインターネット調査を2025年6月1日~7日に実施したことが発表されました。この調査ではインテリアの重視点や購入状況、サブスクリプションサービスの利用意向などについての結果がまとめられています。
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■インテリアに関して重視することは「使いやすく、機能的である」「見た目がすっきりしている」が各30%台。自宅のインテリアの満足度、女性では満足していない人の比率高い
■家具・インテリアのサブスク利用意向者は約9%、若年層で比率高い
【調査対象】MyVoiceのアンケートモニター 【調査方法】インターネット調査 【調査時期】2025年6月1日~6月7日 【回答者数】11,669名 |
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この記事の目次
1. インテリアの重視点について
今回の調査によると、インテリアに関して重視する点(複数回答)としては、「使いやすく、機能的である」と「見た目がすっきりしている」がそれぞれ30%台で上位に挙げられています。これに次いで「シンプルで飽きがこない」が29.7%となっています。
特筆すべき点として、インテリアにこだわりがある層や、自宅のインテリアに非常に満足している層では、重視点の傾向が異なり、「部屋全体のテイストに統一感がある」「くつろぎ・癒しの空間となり、居心地がよい」が上位2位となっていることが明らかになっています。
2. 自宅のインテリアの満足度
自宅のインテリアに対する満足度については、「非常に満足している」「まあ満足している」を合わせて全体の4割弱の方が満足していると回答しています。注目すべきは、インテリアに非常にこだわりがある層では満足度が大幅に高まり、8割にも達しているということです。
一方で、「まったく満足していない」「あまり満足していない」と回答した満足していない層は全体の2割強となっています。性別による差も見られ、女性では不満足層が3割弱に達し、男性(約16%)と比較して高い傾向が見られました。この結果からは、女性の方がインテリアに対する期待値や要求水準が高い可能性が示唆されています。

3. 家具・インテリアの購入場所
家具・インテリアの購入場所として(複数回答)、「家具店」が63.8%と最も高い割合を示し、次いで「ホームセンター」が37.9%、「インターネットショップ」が27.2%という結果になっています。
年代や性別による購入場所の傾向の違いも見られました。「インテリアショップ・インテリア用品店」や「大型生活雑貨店」は女性の30~50代でやや高い割合を示しています。また、「インターネットショップ」の利用は全体的に女性で高い傾向が見られています。
さらに、「100円ショップ」は女性の若年層での利用率が高く、「ホームセンター」は男性の高年代層で高い傾向が確認されています。これらの結果は、性別や年代によってインテリア・家具の購入行動に違いがあることを示しています。
4. 家具・インテリアをインターネットショップで購入する場面
インターネットショップで家具・インテリアを購入した経験のある回答者に対して、どのような場面でオンラインショッピングを利用するかを尋ねた結果(複数回答)、「配送してもらいたい」が38.3%で最も多く、次いで「たまたま欲しいものを見つけた」が33.0%、「価格を比較して安いものを選びたい」が32.3%となっています。
年代別の特徴としては、「条件や目的にあうものを、効率よく探したい」という回答が女性の高年代層で高い割合を示しています。このことから、年配の女性ほど目的を持って効率的にオンラインショッピングを活用している傾向が読み取れます。
また、インテリアに非常にこだわりがある層では、「近くの店に売っていない、店頭にはない」「たまたま欲しいものを見つけた」が上位2位となっており、こだわりの強い層ほど店舗では見つけられない特別なアイテムをオンラインで探す傾向があることが示唆されています。
5. 家具・インテリアのサブスク利用意向
近年注目を集めている家具・インテリアのサブスクリプションサービスについての利用意向も調査されました。「利用したい」「まあ利用したい」と回答した利用意向者は全体の約9%にとどまる結果となっています。
しかし、年代や性別による差が見られ、男性の10~30代や女性の10・20代、そしてインテリアにこだわりがある層では利用意向が高くなる傾向が確認されています。これは若年層や、インテリアへの関心が高い層ほど新しいサービス形態に対する受容性が高いことを示唆しています。

回答者のコメント
おうち時間を快適に過ごすために、インテリアで工夫していること(全3,668件)
・ほとんど家にはいないので、ぐっすり寝れる環境ならなんでもいい。(男性27歳) |
・子供時代から使用している机を現在も活用しているため、卓上台を設置して良い姿勢で作業ができるように工夫をしている。(男性32歳) |
・夜は間接照明で生活している。薄暗いほうが心が落ち着き、入眠にもスムーズに入れる。(男性40歳) |
・自分の意志好みで買ってきましたが年を取るとともに女房や子供の好みのものにしています。(口出ししないように)(男性76歳) |
・白で統一して時代のはやりに左右されないこと。(女性27歳) |
・実家暮らしなので"インテリア"と言えるほどのものを自分で買うことはないが、推しのグッズを見えるところに置いたり、お香をすぐ使えるところに置いたり癒やしを意識している。(女性28歳) |
・よく使うものはすぐ使えるところに置く。物をしまう場所を決めておく。(女性34歳) |
・家具はシンプルで壁紙に色味のあるものを使う。(女性59歳) |
会社概要
マイボイスコム株式会社
【代表者】 代表取締役 高井和久
【設 立】 1999年7月
【資本金】 1億6,183万円(資本準備金含む)
【事 業】 インターネット調査、オフライン調査、テキストマイニング、アンケートデータベース、AI分析サービス
【所在地】 東京都千代田区神田錦町3-17-11 榮葉ビル5階
出典元: マイボイスコム株式会社 プレスリリース