
株式会社オークファン(本社:東京都品川区、代表取締役:武永修一)は、先月末のTikTok Shop正式リリースに伴い、ライバーやインフルエンサー向けのオリジナル商品生産支援サービスの受付を開始したことを発表しました。このサービスは、独自のオリジナル商品をプロデュースすることでファンとの繋がりを深め、新たな収益モデルの構築を支援するものです。
ライバー・インフルエンサー向けOEM商品生産支援サービスの概要
オークファングループでは、これまでBtoBプラットフォームの運営を通じて、累計数百億円規模の業者間取引をサポートしてきたとのことです。近年では売れ筋商品の傾向や価格設計のノウハウ、各販路における販売特性に関する知見を蓄積されています。さらに、中国を中心とした優良工場とのネットワークを活かし、OEM生産の支援に注力しているそうです。
このたび、日本国内でのTikTok Shop正式リリースのタイミングに合わせ、ライバーやインフルエンサー、およびその所属事務所を対象とした「オリジナル商品生産支援サービス」の受付が開始されました。
選べる支援モデル
ライバーやインフルエンサーの活動スタイルやリソースに合わせて、以下3つの支援モデルが用意されています。
■共同開発/監修モデル
オークファンと共同で企画した商品をオークファンが販売し、売上に応じた報酬が支払われる形式です。
■生産支援モデル(自社販売型)
要望に沿った商材・仕様の商品をオークファンの提携工場で生産し、指定の場所まで納品するサービスです。
■販売までの一気通貫支援モデル
生産から貿易、国内物流、EC運営までをワンストップで提供するトータルサポートプランです。
対応可能ジャンル
本サービスでは以下のような幅広いジャンルの商品開発に対応しているとのことです:
アパレル、バッグ類全般、インテリア雑貨、日用品、文具、寝具、アクリルスタンド、缶バッチ、クッション、トラベルグッズ、スポーツ用品 など
※家電、コスメ、食品については、現在新規受付を停止しているとのことです。
サービスの特徴
オークファンは、義烏マーケットを運営する浙江中国小商品城集团股份有限公司と提携関係を結んでおり、多数の提携工場の中から、予算や商品仕様に応じた最適なOEM生産を実現可能としています。
また、工場の選定から貿易・物流まで、煩雑な業務はすべてオークファンが代行するとのことです。さらに、同社自身が生産、輸入、販売までを一貫して手がけている実績を活かし、企画段階から販売後の展開までトータルでサポートできることも大きな強みとなっています。
ライバーやインフルエンサーの方々、事務所担当者は専用のお問い合わせ窓口からサービスについて相談することができます。

オークファングループについて
オークファングループは、社会の様々な「RE」を統合した独自の流通インフラを構築する「RE-INFRA COMPANY」として事業を展開しています。国内で約300兆円規模、海外を含めると数千兆円規模と推定されるBtoB取引市場において、新たな仕組みやサービスの創出に取り組んでいます。
特に、大きな可能性を秘めた海外市場を重要な戦略エリアと位置づけ、グローバルな視点での事業展開を加速させているとのことです。中国をはじめとする商品供給力を強みとして、ライブコマース事業にも積極的に取り組んでいるようです。
オークファングループは、国内外における事業基盤をさらに強化し、BtoB取引市場のリーディングカンパニーを目指していくとしています。
会社概要
会社名:株式会社オークファン
代表者:代表取締役 武永 修一
設立 :2007年6月
資本金:9億7,368万円 (2024年9月末現在)
従業員:186名 (2024年9月末現在 ※連結)
所在地:〒141-0001 東京都品川区北品川5-1-18 住友不動産大崎ツインビル東館7F
まとめ
このサービスは、TikTok Shopの正式リリースという大きな市場変化に対応したもので、ライバーやインフルエンサーがファンとの関係を深めながら新たなビジネスモデルを確立できる点が注目されます。オリジナル商品の企画から生産、販売までをトータルでサポートするサービスとして、今後のライブコマース市場の発展に寄与することが期待されています。
オークファングループのBtoB取引市場における豊富な経験と、中国を中心とした優良工場とのネットワークを活かしたこのサービスは、ライバーやインフルエンサーのビジネス展開に大きな可能性をもたらすでしょう。さまざまな支援モデルを用意することで、ユーザーのニーズや状況に合わせた柔軟なサポートを提供している点も特徴的です。
ライブコマース市場は今後も拡大が見込まれており、このようなオリジナル商品の開発・販売支援サービスの重要性はますます高まっていくものと考えられます。オークファンの新サービスが、ライバーやインフルエンサーのビジネス展開にどのような影響をもたらすのか、今後の動向が注目されます。
出典元: 株式会社オークファン プレスリリース