アートトレーディング、地方企業向け「EC事業部丸ごとサービス」を7月3日リリース - 人材不足でもEC販路拡大を実現

2025年7月3日 2025年7月3日

コマースピック編集部　プレス配信チーム

アートトレーディング株式会社（本社：東京都豊島区、代表取締役：藤井玲）は、7月3日(木)に新サービス「EC事業部丸ごとサービス」をリリースすることを発表しました。このサービスは、労働人口減少や地元消費の縮小といった課題を抱える地方企業に向けて開発されたもので、EC制作から運営、発送代行までをワンストップで支援するアウトソーシング型の新プランとなっています。

慢性的な人材不足の状況下でも、販路拡大を実現することを目的としており、EC事業の立ち上げや拡大に必要な業務を一括で担うことで、地方企業の成長をサポートする内容となっています。

この記事の目次

1 新プランリリースの背景
2 『EC事業部丸ごとサービス』の詳細
3 アートトレーディング株式会社について
- 3.1 アートトレーディング株式会社代表取締役　藤井玲

新プランリリースの背景

近年、地方では人口減少の影響により働き手が不足し、地域の商店街や小売店では購買客の減少も深刻化しています。内閣府の「地域の経済2023」によると、労働力人口は「南関東」「近畿」では増加傾向が継続する一方、それ以外の地域では2019年頃をピークに横ばい、もしくは減少傾向が続いており、地方部では今後さらに消費市場の縮小が進むと見込まれています。

こうした状況の中、企業の販路拡大にはECの活用が不可欠であるにもかかわらず、人手やノウハウの不足により、本格的なEC事業への参入が難しいという声が多く寄せられていたとのことです。

アートトレーディング株式会社はこのような地方企業の課題を解決するため、ECサイトの制作から運営、物流・発送までを一括で請け負う新サービス『EC事業部丸ごとサービス』を立ち上げました。同社によると、限られた人員でもスムーズにEC展開を始められる体制を提供することで、地域経済の新たな販路開拓と持続的な成長を後押しする取り組みだということです。

『EC事業部丸ごとサービス』の詳細

サービス開始は、7月3日(木)より。

ECの立ち上げから日々の運営、物流、カスタマーサポート、さらに売上拡大まで、EC事業に必要なすべての業務を一括して請け負うトータルアウトソーシング型支援プランです。提供サービスは以下の通り。

ECサイト制作/ECサイト運営代行/受注管理/カスタマーサポート/物流/在庫管理/梱包業務

データ分析/広告運用/売上拡大施策の立案/多店舗展開支援/成長戦略の構築・実行

単なる業務代行にとどまらず、アートトレーディング株式会社が企業の"EC事業部"として伴走しながら、売上成長にコミットするとしています。

同社がゼロから戦略を設計し、地域ならではの魅力や商品特性を活かした「新たな売上チャネル」を創出します。人手やノウハウが不足していても、確かな成果につながるEC展開を実現できる点が特徴とのことです。

アートトレーディング株式会社について

アートトレーディング株式会社は、ECサイトの構築から運営、コンサルティング、フルフィルメント、在庫管理システム「mylogi」の開発までECに関するトータルサポートを提供しています。「もっと、売れる体験を。」をミッションとして、お客様が自らの力で売れ続ける体験ができるようサポートしている企業です。

同社では、EC事業は生半可な気持ちで成功できるものではないという考えのもと、企業と二人三脚で本気の運営を行うことで、初めて成果を出すことができると考えているとのことです。そのため、「本気でEC運営に取り組みたい」というお客様のみ全力でサポートする姿勢を示しています。

アートトレーディング株式会社代表取締役　藤井玲

1978年7月29日生まれ、東京都渋谷区出身。

2002年、父親が経営する輸入家具の小売事業の傍らとして始めた楽天市場への出店をきっかけに、EC支援サービスの提供をスタートしました。2020年頃から新型コロナウィルスの影響で、ECサイトを出店する事業者が急増したものの、そのほとんどが正しく運用できず成果を出せていないことを課題に感じ、2022年に会社のミッションをECで「もっと、売れる体験を。」提供する会社として再定義したといいます。

今後は「世界一売れるバイブル企業に。」をビジョンに、まずは日本のEC業界において、同社の支援を必要としている皆さまに売れる体験を届けるためYouTubeやXでEC情報を発信中とのことです。