株式会社Eストアー、2025年7月よりBASEグループ傘下で新経営体制へ移行 - 山村兼司氏が新CEOに就任

ECサイト構築・運営のトータルサポート企業として知られる株式会社Eストアー(本社:東京都港区)が、このたびBASE株式会社グループの一員となることを受け、2025年7月1日より新たな経営体制へ移行することを発表しました。同社は、この体制刷新により、ますます多様化するEC市場のニーズに対応するとともに、顧客の事業成功を後押しするサービスの拡充と提供価値の向上を目指していくとのことです。

近年、EC市場は急速な拡大と変化を続けており、事業者のニーズも多様化しています。株式会社Eストアーはこうした変化に対応するため、BASE株式会社グループとの連携を強化し、新たな経営陣のもとで事業展開を加速させる方針を示しています。

新体制の詳細

【新役員体制 2025年7月1日~】

株式会社Eストアーは2025年7月1日より、BASE株式会社から山村兼司氏を迎え、新たな経営体制をスタートさせる予定です。山村氏はこれまでBASE株式会社でCOOとして同社の成長を牽引してきた実績を持ち、EC業界での豊富な経験と知見を活かして、Eストアーの新たな成長戦略を推進していくことが期待されています。

新体制では、ECサイト構築から運営、マーケティングまでをカバーする総合的なサポート体制をさらに強化し、小規模から大規模まで様々な事業者のニーズに応える柔軟なサービス展開を目指すとのことです。特に、BASE株式会社グループのリソースとの連携によって、より多角的な支援が可能になると見込まれています。

新CEOのプロフィール

【代表取締役CEO 山村兼司の略歴】

山村兼司(やまむらけんじ)

1978年生まれ。立命館大学を卒業後、食品メーカーにて営業職を経験。2004年に株式会社リクルートへ入社し、学び事業やネットビジネス本部を中心に活躍しました。ライフスタイル領域における既存・新規事業において、営業、商品企画、事業企画、CS推進、マネジメントなど幅広い業務を担当してきたとのことです。

2017年1月にはBASE株式会社へ入社。ネットショップ作成サービス「BASE」の事業推進と組織体制の強化を主導し、同社の成長に大きく貢献しました。その実績が認められ、2018年6月には同社COOに就任。そして2025年6月、株式会社Eストアーの代表取締役CEOに就任することが決定しています。

山村氏はEC業界での豊富な経験と、組織マネジメントの実績を活かし、Eストアーの新たな成長戦略を牽引することが期待されています。特に、BASEでの経験を活かしたユーザーフレンドリーなサービス開発や、組織体制の強化に注力する方針とのことです。

今後の事業展開について

株式会社Eストアーは新体制のもと、以下の取り組みを強化していく予定です。

  1. EC構築・運営のワンストップサービスの拡充
    小規模から大規模まで、幅広い事業者のニーズに対応するECプラットフォームの機能強化と、運営サポートの充実を図ります。
  2. 専門コンサルティング体制の強化
    EC事業者の成長をサポートするための専門知識を持つコンサルタントチームを拡充し、より高度な支援体制を構築します。
  3. マーケティング支援の高度化
    データ分析や最新のマーケティング手法を取り入れ、EC事業者の売上向上を支援するサービスを強化します。
  4. BASEグループとのシナジー創出
    BASE株式会社グループのリソースやノウハウを活用し、新たなサービス開発や既存サービスの拡充を進めます。

これらの取り組みにより、Eストアーはより多くのEC事業者の成長と成功をサポートし、日本のEC市場の発展に貢献していくことを目指しているとのことです。

株式会社Eストアーについて

株式会社Eストアーは1999年より、専門店スタイル(D2C)のEC事業を軸として事業を展開してきました。小規模から大規模まで幅広いEC事業者に対して、高性能で安全なECシステムの提供にとどまらず、24時間365日の監視とサポート体制、専任のコンサルティングチーム、効果的なマーケティング支援など、ECに関わるすべての領域においてサービスを提供しています。

同社の特徴は、単なるシステム提供にとどまらない総合的なサポート体制にあります。EC事業の立ち上げから成長、安定運営までをトータルでサポートすることで、多くの事業者から高い評価を得ているとのことです。特に、安定したシステム基盤と専門知識を持ったスタッフによる手厚いサポートは、同社の強みとなっています。

また、EC市場の変化に合わせて常にサービスを進化させ、最新のトレンドや技術を取り入れることで、利用事業者の競争力向上に貢献しています。D2C(Direct to Consumer)やOMO(Online Merges with Offline)など、最新のEC戦略にも対応したソリューションを提供しており、事業者のビジネスモデル構築から実践までをサポートしています。

EC市場の動向と今後の展望

近年のEC市場は、コロナ禍を経て急速に拡大し、消費者の購買行動も大きく変化しています。特に、SNSと連携したソーシャルコマースの台頭や、実店舗とオンラインを融合させたOMO戦略の重要性が高まるなど、EC事業者に求められるスキルや知識も多様化しています。

このような環境の中、Eストアーは新体制のもとで、より柔軟かつ革新的なサービス提供を目指すとしています。特に、BASEグループとの連携により、小規模事業者から大規模企業まで、幅広いニーズに対応できる総合的なECプラットフォームとしての価値をさらに高めていく方針です。

山村新CEOは「ECの世界は日々変化しており、事業者の皆様が成功するためには、単なるシステム提供だけでなく、戦略立案からマーケティング、運営のすべての面でのサポートが必要です。Eストアーはこれまで培ってきたノウハウとBASEグループのリソースを組み合わせることで、より多くの事業者様の成功をサポートしていきたい」とコメントしています。

今回の新体制への移行は、日本のEC市場のさらなる成長と発展に向けた、Eストアーの新たな挑戦の始まりとなりそうです。

まとめ

株式会社Eストアーは2025年7月1日より、BASE株式会社グループの一員として新たな経営体制へと移行します。山村兼司氏が新代表取締役CEOに就任し、多様化するEC市場のニーズに対応するとともに、顧客の成功を後押しするサービスの拡充と提供価値の向上に努めていくとのことです。

1999年からEC事業支援を行ってきた同社は、BASEグループとの連携によって、さらに総合的かつ革新的なECソリューションを提供していくことが期待されています。今後の展開に注目が集まります。

出典元:株式会社Eストアー プレスリリース

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