売れるネット広告社グループが子会社「売れるAIマーケティング社」設立を発表、AI時代の新たなマーケティング支援事業を展開

売れるネット広告社グループ株式会社は、2025年6月28日開催の取締役会において、AIマーケティング支援事業を行う子会社「売れるAIマーケティング社株式会社」の設立を決議したことを発表しました。この新会社は、AI時代のマーケティングを再定義する新たな事業展開を目指しています。

設立の背景と目的

今回の発表は単なる新会社設立ではなく、売れるネット広告社グループ"AI時代の絶対的王者"となることを宣言する未来への宣戦布告だということです。新会社は、「売るAI・買うAI」という革命的コンセプトを軸に、AIマーケティング支援、SaaS提供、AIコンサルティングを通じて、あらゆる企業の課題を"根絶"し、"利益を永久に生み出し続ける"異次元のソリューションを提供していくとのことです。

2023年以降、生成AI技術の進化により、消費者の購買行動は「自ら探す」時代から「AIが見つけ、選び、決済する」時代へと、"不可逆的"かつ"指数関数的"に変化しています。この歴史的大転換により、既存のマーケティング手法は"すべて"過去の遺物と化したと同社は分析しています。

同社はこの潮流を"買うAI・売るAI時代"と定義し、この新時代を完全に支配するため、マーケティング成果の"爆発"にコミットする新会社を設立することになりました。AIによって「誰に」「何を」「どのように」届けるかを"ナノ秒"で最適化し、企業を蝕む顧客獲得コストの高騰やLTVの低下といった構造的欠陥を、同社のAIが"永久に根絶"することを目指しているそうです。

新たな事業の概要

(1)新たな事業の内容

AIマーケティング支援事業

(2)設立する子会社の概要

(3)新たな事業のために特別に支出する予定額の合計額

新たな事業を行う新会社設立にあたり、18百万円の資本金を支出する予定であることが発表されています。

日程

代表取締役の経歴

福本朋哉氏の写真

福本朋哉(ふくもと ともや)

1977年7月7日生まれ、東京都出身。
2002年早稲田大学教育学部卒業後、映像・Web制作のキャリアを経て2012年売れるネット広告社入社。「売れるD2Cつくーる」の開発責任者、コンサルティング責任者、セールス/マーケティング責任者として、執行役員COO・取締役CFO・CTOを歴任。2024年7月よりデータ・AI関連事業責任者(CAIO)。

売れるAIマーケティング社は、企業理念「AIでマーケティングをあたらしく、世をおもしろく」の下、マーケティングをAIで再発明し、関わる全ての企業に成功のドラマを生み出すことを目指していくとのことです。

同社は"売るAI・買うAI元年"から始まる10年100倍成長ストーリーを実現し、株主に圧倒的なキャピタルゲインをお届けする所存であるとしています。投資家におかれては、同社の中長期的な成長戦略の一環として、本取り組みに期待していただければ幸いであるとのことです。

今後の事業展開と成長戦略

『売れるAIマーケティング社』は、以下のプロダクト・サービス群を軸に、利益が"雪だるま式"に積み上がり続ける、SaaSによるストック型の収益モデルを構築していく方針とのことです。詳細については、今後開示予定の「事業計画及び成長可能性に関する事項」で説明されるそうです。

●売れるAIカスタマーアシスタント
●売れるAI最適化 for ChatGPTショッピング
●売れるD2C AIリスキリング研修
●売れるAIショート動画生成 など

今後は、売れるネット広告社グループの豊富なD2C/EC支援実績と巨大な顧客基盤をフル活用し、日本のマーケティング基盤を"同社のAI"で独占することを目指すとしています。

投資家向け「時価総額1兆円ビジョン」の具体的な道筋

この新会社設立は、売れるネット広告社グループが「時価総額1兆円」という頂を目指すための、具体的な第一歩であると位置づけられています。その道筋とロジックについて、以下のように説明されています。

  1. 20兆円の巨大成長市場
    同社が挑むのは単一の市場ではなく、IDC Japanによれば、2025年の国内IT市場規模は26兆円を超えると予測されています。同社はこの巨大市場の中で、AIマーケティング、DX支援、SaaSといった最も成長性の高い領域を束ね、実質的に20兆円を超える広大な事業領域の覇権獲得を目指しているとのことです。
  2. 目標ARR100億円という"最初の関門"
    この巨大市場の覇権を獲るべく、新会社『売れるAIマーケティング社』は、事業開始から3年でARR(年間経常収益)100億円の達成を最初の経営マイルストーンとして設定しています。

    ※ARRとは売上高及び営業外収益となります。

  3. 時価総額へのロジック(計算式)
    SaaSビジネスの時価総額は、『時価総額 = ARR × マルチプル(企業価値評価倍率)』という計算式で算出されるのが世界の常識だと同社は説明しています。「ARR100億円」という目標は、この方程式におけるARRを確定させにいくための、極めて重要かつ具体的な布石だそうです。例えば、同社の成長性が市場から高く評価され、「ARRの30倍」というマルチプルが付けば、ARR100億円の達成は時価総額3,000億円を意味します。同社は、ARRをさらに指数関数的に成長させることで、時価総額1兆円という頂を目指すとしています。

同社は時価総額「1兆円」は夢物語ではなく、巨大市場を背景に、具体的なKPI(ARR)と、世界標準の評価モデル(計算式)に基づいた、実現可能なビジョンであると強調しています。なお、時価総額の目標値については、「事業計画及び成長可能性に関する事項」で改めて説明される予定とのことです。

【注釈】
※:IDC Japan「国内IT市場 産業分野別/従業員規模別予測、2024年~2028年」(2025年1月発表)の2025年の市場規模予測(26兆6,412億円)を指します。同社は、この巨大なIT市場におけるAIマーケティング、DX支援、SaaSといった高成長領域を、実質的な事業領域と捉えています。

今後の見通し

本件による2025年7月期の同社連結業績に与える影響は軽微と考えられているそうです。具体的な事業の内容やその開始時期については、今後の進捗状況等により開示すべき事項が決定次第発表される予定です。

会社概要

会社ロゴ

社名 :売れるネット広告社グループ株式会社(東証グロース市場:証券コード9235)

代表者:代表取締役社長CEO 加藤公一レオ
設立日:2010年1月20日

出典元:売れるネット広告社グループ株式会社 プレスリリース

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