
SPRASANN合同会社(本社:東京都中央区、代表:齊藤則広)は、スマートフォン使用時の手の不調や既存スマホアクセサリーの満足度について、500名を対象とした調査を実施しました。その結果、89.6%の回答者が「スマホ使用による痛み・疲れ」を感じており、特に30代では54.5%が「頻繁に痛みを感じている」ことが明らかになりました。また、従来のスマホリングやバンドに対しては満足していないという回答も多く、「快適性」を求める未充足ニーズが浮き彫りとなっています。
この記事の目次
- 1 【調査ハイライト】
- 2 【調査結果について】
- 2.1 1日のスマホ時間、全体の76%が2時間以上! 10%は6時間以上!
- 2.2 スマホ利用で手に不調、約9割が自覚 現代人の"スマホ疲れ"が深刻化
- 2.3 "手指酷使時代"が到来…指の痛みはスマホユーザーの約6割! 手首の痛みは5割超!
- 2.4 "手指酷使世代"は30代!半数以上が手の不調について「よくある」と回答。 深刻な状況が浮き彫りに。
- 2.5 スマホリング/バンド経験者8割も、そのうち6割は使用を止めている
- 2.6 既存商品では"疲れ"、そして"痛い"…だから使い続けられない!
- 2.7 手が疲れないスマホバンドに興味津々な人は、85.4%
- 2.8 特に"手指酷使世代"の30代は、手が疲れないスマホバンドに興味アリ!
- 2.9 【まとめ】
- 3 【専門家コメント】
- 4 【製品紹介:特許スマホバンド『ハンモッ君』について】
- 5 【SPRASANN合同会社について】
【調査ハイライト】
- 全世代の89.6%がスマホ使用による「手の疲れ・痛み」を実感
- 30代の約半数(54.5%)が「よく痛くなる」と回答。最も不調を感じている層
- 痛み・疲れの部位は「指」「手首」に集中
- スマホリング・バンド使用経験者のうち、60.3%が「今は使っていない」=不満を抱えたまま使用を断念
- 85.4%が「負担軽減できるバンド」に興味あり。特に痛みの多い30代で高関心
【調査概要】
調査対象:10代以上の男女
調査期間:2025年5月11~12日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(男性259人/女性238人/未回答3人)
回答者の年代:10代 0.8%/20代 14.8%/30代 42.2%/40代 28.0%/50代以上 14.2%
回答者全体の1日のスマホ使用時間:1時間未満 4.8%/1~2時間 19.2%/2~4時間 48.6%/4~6時間 17.0%/6時間以上 10.4%
【調査結果について】
現代人のスマートフォン使用時間は年々増加しており、博報堂メディア環境研究所「メディア定点調査2025」の統計データによれば、1日のスマホ接触時間は過去最高を記録しています。私たちの生活に深く根付いたスマートフォンですが、その利便性の陰で、端末の大型化・重量化に伴う身体への負担、特に「手」への影響が見過ごされてきた側面があります。
SPRASANN合同会社では、このような現状を踏まえ、「スマホ使用時の手の不調や、既存スマホアクセサリーの満足度についての調査」を実施しました。この調査は、スマホ操作による手指や手首の痛み・疲れに注目したオープンデータが極めて少ない現状を受け、社会的にも意義のある取り組みとして位置づけられています。実際に、調査結果からは多くのユーザーが「指が痛い」「手首が疲れる」といった身体的不調を日常的に感じている実態が明らかになりました。
同社のスマホバンド開発は、こうした問題意識に端を発しています。開発担当者自身もかつて、長時間のスマホ使用による手の痛みに悩まされ、その経験をきっかけに、「負担を軽減しながらも快適に使える」スマホアクセサリーの必要性を実感したとのことです。従来品に感じていた不満を洗い出しながら、機能性・装着感・デザインのすべてにこだわった製品開発に取り組んでいるそうです。

1日のスマホ時間、全体の76%が2時間以上! 10%は6時間以上!
このグラフは、本調査の回答者における、年代別の1日あたりのスマートフォン使用時間を示したものです。20代から40代にかけては「2〜4時間」の利用が最も多く、特に30代は過半数(64.5%)がこの層に該当しており、家事に仕事にと忙しい中でも、スマートフォンを使い込んでいることがわかります。また、「4〜6時間」以上の長時間利用者は、20代でやや多いものの、より上の年代では比較的少なく抑えられています。総じて、年代が下がるほどスマートフォンの使用時間が長くなる傾向が読み取れます。

スマホ利用で手に不調、約9割が自覚 現代人の"スマホ疲れ"が深刻化
このグラフは、スマートフォンの使用によって手が痛くなったり疲れたりする経験についての回答を示しています。「よくある(37.2%)」と「たまにある(52.4%)」を合わせると、実に89.6%もの人が何らかの形で手に不調を感じていることがわかります。一方で、「あまりない(9.6%)」や「全くない(0.8%)」と答えた人はごく少数にとどまっており、スマホ利用が手の疲労や痛みの一因になっていることが明確に示されています。これは、日常的にスマートフォンを使用する現代人にとって、無視できない身体的負担があることを意味しています。

"手指酷使時代"が到来…指の痛みはスマホユーザーの約6割! 手首の痛みは5割超!
このグラフは、スマートフォンの使用により痛みや疲れを感じる身体の部位を複数選択で聞いた結果を示しています。最も多かったのは「指」(307件)で、次いで「手首」(278件)と、圧倒的に手に関連する部位に集中していることがわかります。スマホ操作において指と手首に負担がかかっている現状が如実に表れており、長時間の使用による慢性的な負荷が懸念されます。さらに「首」や「肩」にも一定数の不調が報告されており、スマホ姿勢による全身への影響が無視できません。こうした結果から、手や姿勢への配慮が求められていると言えます。


"手指酷使世代"は30代!半数以上が手の不調について「よくある」と回答。 深刻な状況が浮き彫りに。
このグラフは、年代別にスマートフォン使用時に感じる手の痛みや疲れの頻度を示しています。特に注目すべきは30代で、「よくある」と回答した割合が他の年代と比べて最も高く、スマホ使用による手の不調を最も自覚している世代であることがわかります。仮説として、10代から長時間かつ長期間スマホに接してきた現30代に、その影響が蓄積として現れている可能性が考えられます。
また、20代と40代では「たまにある」との回答が多く、一定の負担は感じているものの、30代ほど深刻ではない様子がうかがえます。50代以上では「あまりない」「全くない」の比率がやや高く、使用頻度や操作スタイルの違いが影響している可能性があります。全体としては、ほとんどの年代で手の不調を感じている人が多数を占めており、対策の必要性が浮き彫りになっています。

スマホリング/バンド経験者8割も、そのうち6割は使用を止めている
このグラフは、スマホリングやスマホバンドの使用経験についての調査結果を示しています。「現在使っている」(31.8%)、「以前使っていたがやめた」(25.8%)、「試したことはある」(22.4%)を合計すると、全体の80.0%が何らかの形でスマホリングやスマホバンドを使用した経験があると答えています。一方、「一度も使ったことがない」と答えた人はわずか20.0%にとどまり、スマホアクセサリーとして非常に高い普及率を示しています。ただし、使用を継続しているのはそのうちの約4割にとどまり、多くの人が途中で使用をやめていることから、製品の使い心地や耐久性、デザインへの満足度に課題がある可能性が考えられます。

既存商品では"疲れ"、そして"痛い"…だから使い続けられない!
このグラフは、スマホリングやスマホバンドに対する不満点を複数選択で尋ねた結果です。「長時間使うと疲れる」(213件)、「指が痛くなる」(149件)が突出して多く、使用による身体的負担が最も大きな不満であることが明らかです。次いで「ケースと干渉して使いにくい」(104件)、「粘着剤が残る」(83件)、「耐久性がない」(70件)など、使い勝手や品質に関する不満も多く挙げられています。一方で、「特に不満はない」と答えた人も一定数(68件)おり、満足して使っている層も存在します。全体としては、快適性と使いやすさを両立した製品へのニーズが高いことがうかがえます。

手が疲れないスマホバンドに興味津々な人は、85.4%
このグラフは、手の負担を軽減できるスマホバンドがある場合の興味の有無を尋ねた結果を示しています。「とても興味がある」(29.4%)と「興味はある」(56.0%)を合わせた"興味がある層"は全体の85.4%に達しており、非常に高い関心が示されています。一方で「あまり興味はない」(12.4%)や「全く興味はない」(2.2%)は少数派にとどまっています。この結果から、スマホ使用による手の疲労や痛みといった課題が広く認識されており、それを解決する商品へのニーズが極めて高いことがわかります。

特に"手指酷使世代"の30代は、手が疲れないスマホバンドに興味アリ!
このグラフは、手の負担を軽減できるスマホバンドに対する期待度を年代別に示したものです。特に30代では「とても興味がある」の割合が他年代よりも高く、負担軽減型バンドへの関心が最も強い世代であることがわかります。20代と40代も「興味はある」が過半数を超えており、幅広い世代で関心が高いことが読み取れます。一方、50代以上では「あまり興味はない」「全く興味はない」と回答する人の割合がやや増加しており、若年層ほど機能性への期待が高い傾向が見られます。
【まとめ】
スマホ使用で手に痛みや不満多数、30代を中心に高まる負担軽減バンドへの期待
今回の調査から、スマートフォンの長時間使用によって手に痛みや疲れを感じる人が非常に多いことが明らかになりました。特に30代では「手がよく痛くなる」と答えた割合が他の年代よりも高く、スマホ使用による身体的負担を最も強く自覚している世代と言えます。また、「指」「手首」といった部位に不調を感じる人が多数を占めており、スマホの持ち方や操作の影響が集中していることがわかります。
一方で、スマホリングやスマホバンドの使用経験者は全体の8割にのぼるものの、「長時間使うと疲れる」「指が痛くなる」といった不満が多数挙がっており、既存製品では負担軽減が十分に実現されていないのが現状です。
そうした中、「手の負担を軽減できるスマホバンド」への関心は非常に高く、全体の85.4%が興味を示しました。中でも30代は「とても興味がある」の割合が最多で、まさにスマホバンドの改良版が求められている世代です。これらの結果から、快適性・負担軽減を追求した新しいスマホバンドには大きな市場ニーズが存在すると言えるでしょう。
【専門家コメント】
「スマホの長時間・頻回使用により、手や指の腱鞘炎や変形性関節症による痛みをきたすことがある。今回の調査では調査対象の約9割がスマホ使用による「手指の疲れ・痛み」を経験しており、30歳代の半数以上が手指の疲れ・痛みを頻回に自覚しているという実態が明らかになった。スマホを支える手指への負荷を軽減する観点から、本製品が普及することは意義があることと思われる。」
上原浩介(埼玉医大 整形外科 講師)
専門科目:手と肘の外科/整形外科
資格:日本手外科学会専門医・指導医・代議員
日本肘関節学会評議員
日本整形外科学会専門医・指導医

【製品紹介:特許スマホバンド『ハンモッ君』について】
目指したのはハンモックに包まれる心地よさ。スマホを持つ手を締め付けない、"もちもちフィット"。長時間使っても手が疲れない特許スマホバンド『ハンモッ君』


2024年11月に発売された「ハンモッ君」は、スマホを長時間使っても指や手首が痛くなりにくい、特許技術を採用したスマホバンドです。バンド形状が自然に手を支え、圧迫感なしにホールドできる構造が特徴です。デニム・本革などファッション性にもこだわり、ビジネスにもカジュアルにもマッチします。また、サイズとデザインのバリエーションを現在開発中とのことです。
【SPRASANN合同会社について】
SPRASANN(スプラサン)合同会社は日常生活の中で、ちょっとした幸せを感じられるアイテムの開発を目的に設立され、サンスクリット語で幸せを意味する「PRASANN(プラサン)」に、Smallの「S」を冠し、社名としています。
今後も特許技術採用のスマホバンド『ハンモッ君』を中心に製品開発を進めていくとのことです。
本社:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-11-12-7F
代表者:齊藤則広
設立:2024年1月
事業内容:
・日用雑貨の輸入販売
・スマホグッズの企画・製造・販売
出典元: SPRASANN合同会社