株式会社Shirofune(本社:東京都中央区、代表:菊池満長)は、AIを活用したデジタルプロモーションの内製化支援を行う株式会社リチカ(本社:東京都渋谷区 / 代表取締役:松尾幸治)と業務提携したことを発表しました。両社の技術連携により、デジタルマーケティングの広告運用に関わるすべての業務をワンストップで行えるようになります。

この提携によって、リチカのクリエイティブ自動作成技術とShirofuneの広告運用自動化ツールが連携し、企業のデジタルマーケティング業務の効率化と成果向上を実現します。ペルソナ設定からクリエイティブ制作、広告運用にかかる工数を最大92%削減、自動運用により広告運用費の63%削減を可能にするとのことです。

Shirofuneとリチカの業務提携イメージ

業務提携の背景

近年のデジタルマーケティング市場では、広告費が新聞・雑誌・ラジオ・テレビといった従来のメディア広告費を上回り、さらに右肩上がりに成長を続けています。一方で、多くの企業では広告運用業務の属人化や優秀な人材の流出が大きな課題となっています。

こうした背景のもと、リチカとShirofuneの業務提携が実現しました。この提携により、経験の浅い担当者でも一定レベルのクリエイティブ制作と広告運用が可能となり、レポート機能によって広告ごとの成果を可視化し、改善まで一貫して行うことができるようになります。

さらに、ペルソナの設定からクリエイティブの制作、広告運用にかかる工数を最大92%削減し、自動運用により広告運用費の63%削減を実現するとのことです。これにより、人員の少ない企業でも効率的なデジタルマーケティングの実施が可能になります。

両社は今後も協力を深め、より良いデジタルマーケティングツールの開発に取り組んでいくとしています。

業務提携による効果

企画から広告運用までワンストップ

この業務提携によって、ペルソナの作成、そのペルソナをもとにしたクリエイティブの作成、初期設定、予算管理、入札の最適化、レポート作成、レポート分析、運用改善までを一気通貫で運用することが可能になります。デジタルマーケティングに必要なプロセスをシームレスに連携させることで、効率的な業務フローを実現します。

広告実績へのダイレクトな影響

従来は属人的だった作業の大半を自動化することで、広告効果改善に集中的にリソースを投入できる業務環境を構築します。実際に両社のソリューションを併用した企業では、CPAが200%改善したケースやCVが3倍になったケースなど、目覚ましい広告効果の改善実績が多数確認されているそうです。自動化によって人的リソースを戦略的な部分に集中させることができるため、より高い成果を上げることが可能になります。

クリエイティブ改善の高速化

広告運用の現場において最も負荷の高い業務の一つである広告レベルのパフォーマンス分析が、改善案(表現・構成)とともに自動で出力されるようになります。また、その改善案に沿ったクリエイティブをリチカクラウドで作成することで、クリエイティブにおけるPDCAサイクルを高速で実行することが可能になります。これにより、広告効果の継続的な向上を実現します。

Shirofuneとリチカの業務提携による効果

各社コメント

株式会社リチカ COO 中川 雄大

「このたびShirofune社と業務提携ができたことを大変嬉しく思います。リチカのクリエイティブ自動生成技術と、Shirofune社の広告運用の自動最適化のノウハウを掛け合わせることで、これまで属人化からの脱却が難しかった広告運用のプロセスを、誰もが再現可能な "可視化" されたフローに進化させられると確信しています。今後もお客様のマーケティング成果最大化に向け、両社一体となってサポートを強化してまいります。」とコメントしています。

株式会社Shirofune 取締役 竹下 智視

「リチカ社との協業により、広告運用の自動化領域でさらなる付加価値を提供できることを大変心強く感じています。Shirofuneの広告運用の自動最適化における技術とリチカのクリエイティブ自動化プラットフォームがシームレスに連携することで、媒体横断した予算ポートフォリオや入札・ターゲティングなどの広告運用面の最適化に加え、クリエイティブの改善を同時に実現していきます。これまでブラックボックスだった運用プロセスを可視化し、お客さまのインハウス化支援にも貢献できるサービスを、一人でも多くの企業にお届けしたいと思います。」と述べています。

株式会社リチカについて

「Switch to The RICH. クリエイティブで、世界を豊かに。」

会社名 : 株式会社リチカ
代表取締役: 松尾幸治
本  社: 東京都渋谷区代々木1-6-12 MFビル3F
設立日 : 2014年10月14日
事業内容: 「リチカ クラウドスタジオ」の開発、情報のDX支援、コンサルティング

広告運用自動化ツール「Shirofune」について

広告運用自動化ツール「Shirofune」

Shirofuneは「1日10分でプロ品質の広告運用」を実現する、広告運用自動化ツールです。広告運用が未経験の方でも、簡単操作で広告の出稿から最適化まで、ワンストップで実現できます。運用領域に加え、AIを活用したクリエイティブ(動画/静止画)の分析から改善も可能になっています。

また、CRM/ECプラットフォームなどのデータを統合しLTV(顧客生涯価値)をベースにした広告運用を可能にするなど、運用に精通した人がさらに高度な広告運用を行うための機能も提供しています。運用に関わる各種業務を自動化することで、広告業務に関わる生産性の大幅な改善を実現します。

現在13,000を超えるアカウントがShirofuneを通じて運用が自動化されており、上場企業から成長企業の広告主様の自社運用の支援をはじめ、大手広告代理店様の社内運用業務の基幹システムとしての採用など、幅広く活用されているとのことです。

2023年2月からは海外展開も開始し、北米をはじめオーストラリアなどでもShirofuneを導入する企業が増加しています。2025年4月には全米広告主協会主催の『2025 ANA Marketing Technology Innovator of the Year Awards』でShirofune代表の菊池氏が年間最優秀賞となる「GOLD」を受賞したことも発表されています。

株式会社Shirofuneの会社概要

代表: 菊池満長
事業内容: 広告運用自動化ツール「Shirofune」の開発・提供
設立: 2014年10月
所在地: 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1-8-13 日本橋滄浪閣ビル4F東

出典元: 株式会社Shirofune プレスリリース

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