【調査結果】デジタルギフト贈答経験者は増加傾向、LINEギフトとAmazonが人気―マイボイスコム調査

マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、2回目となる『デジタルギフト(eギフト)』に関するインターネット調査を2025年4月1日から7日にかけて実施し、その結果を発表しました。調査では、デジタルギフトの利用状況や今後の利用意向などについて詳しく調査されています。その結果をご紹介します。

<< 調査ハイライト >>

直近1年間にデジタルギフトを贈った人は全体の1割強。一方、もらった経験のある人は4割弱で、2022年調査と比較して増加傾向。贈る側としてデジタルギフトを利用したい人は約25%に

デジタルギフト贈答時に利用されたサービスでは、「LINEギフト」が4割強、「Amazonギフトカード」が4割弱、「giftee」が1割強という結果に

【調査概要】

・調査対象:MyVoiceのアンケートモニター

・調査方法:インターネット調査

・調査期間:2025年4月1日~4月7日

・回答者数:9,063名

1. デジタルギフトの贈答経験について

調査によると、直近1年間にデジタルギフトを贈った経験のある人は、「もらったことも、贈ったこともある」「贈ったことはあるが、もらったことはない」を合わせて全体の1割強となっています。特に女性10~30代では3割弱と比較的高い割合を示しています。

一方、デジタルギフトをもらった経験のある人(「もらったことも、贈ったこともある」「もらったことはあるが、贈ったことはない」の合計)は全体の4割弱となり、2022年に実施された前回調査と比較して増加傾向が見られます。特に男性10・20代や女性10~30代では5割前後と高い割合を示しており、若年層を中心にデジタルギフトの受け取り経験が広がっていることがわかります。

2. デジタルギフト贈答時に利用したサービス

直近1年間にデジタルギフトを贈った経験のある人が利用したサービスについては(複数回答可)、「LINEギフト」が最も多く43.3%、次いで「Amazonギフトカード」が37.4%、「giftee」が10.8%という結果になりました。

サービス利用の特徴としては、「LINEギフト」は女性で約55%と男性よりも利用率が高く、特に女性10~50代で高い傾向が見られます。

一方「Amazonギフトカード」は男性の高年代層で利用率が高く、特に男性60~70代では5割前後となっています。また「giftee」は男性30代で他の層より高い利用率を示しています。

※グラフの続きなど、より詳しいデータは調査結果詳細ページでご覧いただけます。

3. 贈受したデジタルギフトの内容

直近1年間にデジタルギフトを贈った人が選んだギフトの内容(複数回答可)としては、「飲食店、コーヒーショップ、テイクアウトサービスなどで使えるチケット・引換券」が最も多く39.1%、次いで「デジタルギフト券」が31.1%となっています。

また、「コンビニの電子ギフト券、コンビニエンスストアの商品と交換できる」「食品、菓子・デザート類、飲料、お酒など」といった選択肢は、特に10・20代の若年層で高い割合を示しています。

一方、デジタルギフトをもらった人が受け取ったギフトの内容(複数回答可)としては、「デジタルギフト券」が最も多く54.4%となっています。続いて「飲食店、コーヒーショップ、テイクアウトサービスなどで使えるチケット・引換券」「ポイント、電子マネー」「コンビニの電子ギフト券、コンビニエンスストアの商品と交換できる」がそれぞれ20%台となっています。

4. デジタルギフトの今後の利用意向(贈る側として)

今後、贈る側としてデジタルギフトを利用したいと考えている人は、「利用したい」「まあ利用したい」を合わせて全体の約25%という結果になりました。

特に女性10・20代では6割強、女性30代では5割強と高い利用意向を示しています。また、直近1年間にデジタルギフトを贈った経験のある人では8割弱、もらった経験のある人でも4割強と高い利用意向が見られました。

一方、利用したくないと考えている人(「利用したくない」「あまり利用したくない」の合計)は全体の3割強となっています。

5. デジタルギフトを贈りたい場面

デジタルギフトの利用意向がある人が考える贈りたい場面(複数回答可)としては、「お返し、ちょっとしたお礼」「誕生日や記念日」が各50%台と高く、「お祝い事」が32.4%、「直接会って渡せない」「気軽に贈りたい」がそれぞれ2割強となっています。

特徴的な傾向としては、「お返し、ちょっとしたお礼」「気軽に贈りたい」「直接会って渡せない」は女性の方が男性より選択率が高く、明確な男女差が見られました。また「誕生日や記念日」は10~30代の若年・中年層で高い割合を示しています。

回答者のコメント

デジタルギフトを利用したい理由、利用したくない理由(全5,327件より抜粋)

利用したい なかなか会えない人にさっと送ることが出来るのが良いと思います。物だと送料とか気になるし、そういうのがないのも良いと思います。(女性39歳)
利用したい 住所を聞いたり、包装を考えたりしなくてよく、手軽に贈れるので。(女性33歳)
利用したい 相手が欲しいものを選ぶことができて、自分も相手もWin-Winだと感じるから。(男性19歳)
利用したくない 自分が使用しにくいので先方もそうだと思ったらいやだから。(女性53歳)
利用したくない 贈られた人の交換の手間と受け取るまでの時間を考えると、贈り物の価値が無い。(女性77歳)
利用したくない もらったらギフト券に有効期限があったので、使いきれなかったので、相手には贈らない。(女性45歳)
どちらともいえない 本人にとって喜ばれるものであるのか疑問に感じるのと、値段がばれてしまっているので、金額によっては相手にがっかり感を与える可能性があるので難しいため。(男性37歳)
どちらともいえない 相手がそういうのに慣れていればいいが、そうでないとかなり支障がありそう。(女性55歳)
どちらともいえない きちんと利用されたか、確認できれば良いと思う。(女性71歳)

マイボイスコム株式会社 会社概要

【代表者】 代表取締役 高井和久

【設 立】 1999年7月

【資本金】 1億6,183万円(資本準備金含む)

【事 業】 インターネット調査、オフライン調査、テキストマイニング、アンケートデータベース、AI分析サービス

【所在地】 東京都千代田区神田錦町3-17-11 榮葉ビル5階

出典元: マイボイスコム株式会社 プレスリリース

コマースピックLINE公式アカウント

コマースピックメルマガ