
株式会社ジーニー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤 智昭)は、株式会社アト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:奈須田 洋平)が運営するWeb上のポスティングおよび新聞折込広告発注サービス「ADX(アドエックス)」に、DSP広告の発注機能の提供を開始したことを発表しました。これにより、広告主はポスティングなどのオフライン広告とオンライン広告の発注をワンストップで行えるようになります。
この記事の目次
今回の取り組みについて
今回実現した取り組みは、アト社が提供している広告発注プラットフォーム「ADX」から、ジーニー社の「GENIEE DSP」を利用したオンライン広告配信の発注が可能になるというものです。
従来、アト社の「ADX」におけるポスティングサービスでは、広告主がWeb上でエリアを指定することで、そのエリアでのポスティングを発注することができました。今回の連携により、郵便番号単位までのきめ細かいターゲティングが可能な「GENIEE DSP」がAPI連携されることで、広告主はポスティングを実施するエリアに対してオンライン広告の配信も同時に発注できるようになります。
オフライン・オンライン両方での認知・集客支援を実現へ
今回の取り組みの背景には、アト社がポスティングサービスを利用する広告主に対して、既存で実施しているオフラインの認知や集客サービスに加え、オンラインでも認知・集客サービスを実現するソリューションを提供したいというニーズがあったとのことです。

この課題に対し、ジーニー社は広告主がポスティングを発注するフロー内でオンライン広告の配信も発注可能にするスキームを提案しました。具体的には、アト社のポスティングサービスと同じくエリア単位でターゲティング可能な「GENIEE DSP」とのAPI連携を実現したとのことです。
この連携により、広告主はアト社が保有するポスティングのネットワークとジーニー社が保有するオンライン広告のネットワークをワンストップで利用できるようになり、オフライン・オンライン両方での認知・集客支援が実現します。広告主はより効率的かつ効果的な広告展開が可能になるでしょう。
株式会社アト 取締役CMO 大越 猛 氏/ADX開発責任者 榎木薗 広基 氏 コメント
「アナログ広告/デジタル広告をワンプラットフォームで発注できるようなWebアプリケーションの開発を描いていた当社代表の奈須田の想いをジーニー様に汲み取っていただき、本システムが実現いたしました。今後も機能をより強化し、ユーザビリティの高いシステムの実現を目指してまいります。」とコメントされています。
今後の展望
ジーニー社のグループ会社であるJAPAN AI株式会社では、AIを活用したプロダクト開発・販売を行っており、現在はバナー入稿の手間を最大限自動化できるよう取り組みを進めているとのことです。具体的には、AIを活用したバナー生成機能を開発中で、今後「ADX」の追加機能として実装される予定です。
この機能が実装されれば、広告主はバナー制作の工数を削減しながら、オンライン広告の出稿がさらに容易になることが期待されます。
株式会社アトについて
所在地:東京都千代田区麹町6-6-2番町麹町ビルディング5F We Work麹町
代表取締役社長CEO:奈須田 洋平
事業内容:ポスティング・DTP・WEBデザイン・印刷等SP事業全般
設立:2003年6月
広告効果の最大化を実現するアドプラットフォーム「GENIEE DSP」
「GENIEE DSP」は広告主の利益を最大化するための広告買い付けプラットフォームです。国内最大規模の広告在庫を保有する「GENIEE SSP」と連携することで、多様な買付手法やフォーマットで広告のパフォーマンスを最大化できることが特徴です。
この「GENIEE DSP」は、エリアターゲティングが重要なポスティング広告とも相性が良く、郵便番号単位までの細かいターゲティングが可能となっています。広告主は、特定のエリアに対してポスティングとオンライン広告を組み合わせることで、より効果的な広告キャンペーンを展開できるようになります。
出典元: 株式会社ジーニー プレスリリース