Metaは米国時間2025年4月30日、2025年第1四半期(1月〜3月)の業績ハイライトを発表しました。広告事業の堅調な成長により、売上高は前年同期比で16%増加し、423億1,400万ドルに達しました。

利用者数も順調に拡大

Metaが提供するFacebook、Instagram、Messenger、WhatsAppなどの主要プラットフォームにおいては、デイリーアクティブ利用者数(DAP)が34億3,000万人となり、前年同月比6%増と着実な成長を記録しています。

また、テキスト共有アプリ「Threads」の月間アクティブアカウント数(MAA)は3億5,000万に達し、急速に存在感を高めています。

広告売上が成長の主軸に

Meta全体の売上高423億1,400万ドルのうち、広告事業による売上は413億9,200万ドルで、こちらも前年比16%の増加となりました。特に、アジア太平洋地域においては12%の成長率を記録しており、新興国市場でのプレゼンス強化が進んでいます。

Reality Labsは減収傾向続く

一方、AR・MR領域を担うReality Labs(RL)部門の売上高は4億1,200万ドルで、前年同期比6%の減少となりました。メタバース構想の要として期待されているRLですが、依然として商業的な立ち上がりには時間を要している状況です。

プラットフォーム事業も安定推移

Metaが提供する各種SNSプラットフォーム事業全体の売上は、**419億200万ドル(前年比16%増)**となり、全社業績において中核的な役割を担い続けています。

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