Baymon、AIマーケティングプラットフォーム「simon」β版をリリース - AI技術で広告媒体選定を効率化

Baymon株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:松井直樹)が、2025年5月1日(木)にAIマーケティングプラットフォーム「simon」のβ版をリリースしました。このプラットフォームは、マーケティング業務の重要工程である「広告媒体選定」を起点として従来のマーケティング業務を革新するAIエージェントを搭載しています。β版では、広告媒体選定と広告コピー生成の2つの主要機能が先行リリースされています。

「simon」は、広告運用を簡単に支援するツールを提供し、特に無料プランから始められる手軽さが特徴です。AIによる広告最適化やターゲットに合わせた柔軟な広告運用を実現し、企業が自社でマーケティング戦略を構築できるよう支援します。

simon画面イメージ

「simon」β版の主要機能

①広告媒体選定

企業が広告キャンペーンを最適化するために必要な広告媒体(SNS、Google広告、YouTubeなど)をAIが分析し、ターゲットオーディエンスに最適な媒体を自動で選定します。これにより、広告主はどの広告媒体に投資すべきかを迅速かつ効果的に判断できるようになります。

②広告コピー生成

AIが自動で広告文やバナーコピーを生成し、効果的なメッセージを短時間で作成します。この機能により、広告の制作時間を大幅に短縮し、コスト削減を実現することが可能になります。クリエイティブな作業の効率化によって、マーケティング部門の生産性向上につながります。

simon機能イメージ

「simon」β版の特徴

①簡単に導入できる

広告運用を簡単に支援できるツールを提供し、企業がAIを効果的に活用できるようサポートします。特に無料プランから始められることにより、手軽に導入できる点が大きな強みです。広告代理店に依存せず、自社でマーケティング戦略を構築したい企業にとって非常に魅力的なソリューションとなっています。

②AIによる広告最適化

AI技術を活用して広告キャンペーンの最適化を行います。これにより、広告主はデータに基づいた最適な意思決定を迅速に行うことができ、ROIを最大化することが可能になります。AIの精度は今後さらに強化されていく予定であり、より高精度な結果の提供を目指しています。

③ターゲットに合わせた柔軟な広告運用

ユーザーのニーズに合わせた広告媒体選定、コピー作成を実現し、競合と差別化されたマーケティング活動をサポートします。個別のビジネスニーズに合わせたカスタマイズが可能であるため、業種や製品特性に応じた最適なマーケティング戦略を構築できます。

④簡単な導入と柔軟なプラン

β版では、無料プラン(Personal Free)を提供し、手軽に導入できる環境が整えられています。有料プラン(Personal)は今後のアップデートで準備される予定です。β版のためAI精度をはじめとする改善点は多くありますが、ユーザーのフィードバックを反映しながら継続的に進化していく方針です。

「simon」は、従来のマーケティングソリューションには属さず、エコシステム形成のプラットフォームとして、広告媒体そのものを再定義することを目指しています。これまで培ったマーケティング業務ナレッジを言語化し、独自AIを実装することで、広告したい商材/サービスの属性情報や狙いたい層などを選択するだけで、わずか1分で最適な広告媒体とその効果予測を定量的に出力します。

日本企業の約20%程度しかマーケティング業務の専任部署を持っていないとされていますが、本来営業活動と並行して行う必要がある業務でありながら、多くの企業が広告代理店に依存している実態があります。Baymon株式会社はこの課題をAIエージェントと独自データによって解決し、広告主が効率的なマーケティング業務を実現できる環境を提供しています。同社のビジョンは、マーケティングの主役が消費者であることを重視し、単なるマーケティングの民主化ではなく、消費者自身の意思決定の最適化を目指しています。

今後の展開

今回β版がリリースされ、ユーザーからのフィードバックを取り入れた改良版を2025年12月25日に商用版としてリリースする予定とのことです。広告媒体選定の機能はより精度を高めながらも無償のまま提供される予定で、有償版では自社データのインポートによる媒体選定の個別適正化や数値予測、専任コンサルタントによる媒体選定後の詳細な支援などが提供される見込みです。

また、AIエージェントとしての機能を拡充し、広告媒体の選定に至るまでの戦略工程やクリエイティブの生成、広告運用においても期待に応える機能が順次追加される予定です。Baymon株式会社は「simon」をマーケティング業務の伴走者として位置づけ、継続的な価値提供を約束しています。

先行β版利用者コメント 広告プランに向けた工数等40%削減

渋谷区のEC事業者の取締役からは以下のようなコメントが寄せられています。

「「simon」β版相当を実際に二ヶ月ほど導入しました。長年広告代理店に頼り切りであったのは事実ですが、それ以上に担当者により内容にムラがあることが顕著になり抜本的な改善が必要だと考えていたところです。simonの主機能である広告媒体の選定は利用者側でもわかりやすい画面で選択するだけで完結するので学習コストが不要ですし、予算や期間だけでなく、いわゆるSTP戦略の一環としても利用ができます。

また、広告代理店よりも低額なコンサルティングサービスの応対、提案品質も満足いくものです。商用版がようやく年末リリースされるとのことで、「simon」と一緒に取り組むマーケティング業務を再設計しているところです。皆さんにもこの価値を実感いただけると思います。」

Baymon株式会社について

社名:Baymon株式会社
本社所在地:東京都渋谷区神宮前1-5-8 神宮前タワービルディング
代表取締役:松井直樹
VISION:マーケティングの民主化の先にある全ての消費者が平等な意思決定を目指して
設立: 2024年12月25日

Baymon社ロゴ

出典元:Baymon株式会社 プレスリリース

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