家賃支払いをクレジットカード払いに変更できるアプリ「RentEase」を提供しているPropTech Japan株式会社(本社:東京都港区、取締役:伊藤 幹人)が、現代のキャッシュレス決済普及状況における家賃支払いの実態とニーズを調査するため、全国の20歳~59歳で賃貸住宅に居住し自身で家賃を支払っている男女1026名を対象とした「家賃支払い方法に関するアンケート調査」を実施し、その結果を発表しました。

調査総括

今回の調査により、賃貸居住者の約9割が家賃のクレジットカード払いを希望している一方で、実際には口座振替が約半数、クレジットカード払いはわずか4人に1人程度にとどまるという、支払い方法における希望と現実の大きなギャップが明らかになりました。特に注目すべきは「ポイントやマイルが貯まる」ことへの期待が8割を超える高さを示し、家賃のような高額固定費でのポイント獲得に約86%が魅力を感じていることです。また、約6割の回答者が物件選びの際にクレジットカード払いの可否を重視すると回答しており、家賃の支払い方法が住まい選択の重要な判断基準になりつつあることが示されています。これらの結果は、キャッシュレス化が進む現代において、家賃をクレジットカードで支払うことによる利便性や経済的メリットへのニーズの高さを明確に示しています。

主な調査結果

結果①:家賃支払い、口座振替が約半数(49.1%)。クレカ払いは4人に1人(25.2%)に留まる。

結果②:物件選びの新基準? 約6割(61.3%)が「家賃のクレカ払い可否」を重視!

結果③:「クレカ払いできるなら利用したい!」クレカ払い未対応物件に住まわれている回答者の約9割(87.7%)が強い利用意向を示す。

結果④:クレカ払いの魅力No.1は「ポイ活」!8割超(80.4%)がポイント・マイル獲得に期待。

結果⑤:高額な固定費だからこそ!約86%(86.1%)が家賃でのポイント獲得に強い魅力を感じると回答。

調査結果詳細

結果①:家賃支払い、口座振替が約半数(49.1%)。クレカ払いは4人に1人(25.2%)に留まる。

現在の家賃支払い方法に関する質問では、「口座振替」が49.1%と最も多く、約半数を占める結果となりました。次いで「クレジットカード」(25.2%)、「銀行振込」(21.9%)となり、「現金支払い」も2.4%存在することが判明しています。

日常の買い物など様々な場面でキャッシュレス決済が一般化している一方で、毎月発生する家賃支払いにおいては、依然として口座振替や銀行振込といった従来の方法が主流であることが浮き彫りになりました。家賃支払いにおけるキャッシュレス化の浸透はまだ途上段階といえるでしょう。

結果②:物件選びの新基準? 約6割が「家賃のクレカ払い可否」を重視!

賃貸物件選択の際に家賃をクレジットカードで支払えるかどうかをどの程度重視するかという質問では、「とても重視する」(22.4%)、「やや重視する」(38.9%)を合わせると、全体の61.3%の人が重視していると回答しています。

これは単なる支払い方法の選択肢にとどまらず、ポイント獲得や支払い管理の利便性といったメリットを得られるかどうかが、住まい選びにおける重要な判断材料の一つになりつつあることを示唆しています。特にキャッシュレス決済に慣れ親しんだ層にとっては、見過ごせない要素となっている可能性があります。

結果③:「クレカ払いできるなら利用したい!」クレカ払い未対応物件に住まわれている回答者の約9割(87.7%)が強い利用意向を示す。

現在、家賃をクレジットカードで支払っていない、または支払い可能か不明な人(n=620)に対し、もし家賃をクレジットカードで支払えるようになったら利用したいと思うか尋ねたところ、「とても利用したい」が51.5%、「やや利用したい」が36.3%となり、合計で87.7%もの人が強い利用意向を示していることが判明しました。

一方で、これらの回答者のうち、現在住んでいる物件でクレジットカード払いが「不可能」と回答した人は52.0%に上ります。つまり、半数以上の人が「クレジットカードで払いたいのに、払えない」状況にあると考えられ、家賃支払いにおける大きな機会損失と、サービス提供側の課題が浮き彫りになったといえるでしょう。

結果④:クレカ払いの魅力No.1は「ポイ活」!8割超(80.4%)がポイント・マイル獲得に期待。

家賃をクレジットカードで支払うことのメリットだと思う点(複数回答可)を尋ねたところ、「ポイントやマイルが貯まる」が80.4%と圧倒的な支持を獲得し、他の選択肢を大きく引き離す結果となりました。

次いで、「クレジットカードの利用履歴が残る」(34.9%)、「支払い管理の一元化」(27.0%)、「引き落としタイミングの調整が可能」(16.1%)などが挙げられており、ポイント獲得という経済的なメリットに加え、支払い管理の効率化や透明性といった利便性向上へのニーズも確認できました。クレジットカードが持つ様々な利点を、家賃支払いという毎月のルーティンにおいても最大限活用したいという意向の表れといえるでしょう。

結果⑤:高額な固定費だからこそ!約86%(86.1%)が家賃でのポイント獲得に強い魅力を感じると回答。

家賃のような、毎月比較的高額な固定費の支払いでポイントが貯まることについて、どの程度魅力を感じるかという質問に対し、「とても魅力を感じる」が45.3%、「やや魅力を感じる」が40.7%となり、合計で86.1%もの人が強い魅力を感じていることが明らかになりました。

日々の小さな支出だけでなく、家賃という高額な金額の支払いで効率的にポイントを貯められる、いわゆる「ポイ活」への関心の高さを反映する結果となっています。物価上昇などを背景とした節約志向の高まりも、こうした固定費でのポイント獲得への魅力度を押し上げている要因の一つかもしれません。

家賃支払いアプリ「RentEase」担当者コメント

同社の担当者は「今回の調査結果から、現代の賃貸居住者の皆様が、家賃支払いにおいてもキャッシュレス決済の利便性、特にポイント獲得というメリットを強く求めていることが明確になりました。しかし、実際には半数近くの方が口座振替を利用しており、また、お住まいの物件がクレジットカード払いに対応していないために、その恩恵を受けられていない方が非常に多いという実態も明らかになりました。これは、入居者様にとっては不便さや機会損失であり、我々不動産テック企業にとっては解決すべき課題だと認識しております。」とコメントしています。

さらに「『RentEase』は、まさにこのギャップを埋めるために開発されたサービスです。居住者様は大家さんや管理会社様がクレジットカード決済システムを導入していなくても、RentEaseを介することで、入居者様はお手持ちのクレジットカードで簡単に家賃をお支払いいただけます。これにより、毎月の家賃支払いで着実にポイントを貯めることが可能になるほか、支払い忘れの防止や、支出管理の簡便化にも繋がります。一方、大家さんや管理会社様は、費用のご負担や決済代行会社との契約をすることなく、最短で即日からRentEaseを導入いただけます。」と説明しています。

最後に「私たちはRentEaseを通じて、家賃支払いを単なる義務ではなく、よりスムーズで、お得で、価値ある体験へと変えていきたいと考えております。今後もユーザー様の声に耳を傾け、より良いサービスを提供できるよう努めてまいります。」と述べています。

調査概要

調査名称:家賃支払い方法に関するアンケート調査

調査期間:2025年3月27日~29日

調査対象:全国の20歳~59歳男女、賃貸住宅に居住し家賃を自己負担、普段クレジットカードを利用している方

調査人数:1026名

調査手法:インターネット調査

PropTech Japan株式会社について

PropTech Japan株式会社は、「すべての人々にスマートで快適な暮らしを届ける」を企業理念に掲げ、不動産テック領域での革新的なサービスを創出している企業です。同社は、人々の生活基盤である「衣・食・住」をさらに「遊・休・美・X」へと広げることで、賃貸管理をはじめとする不動産の可能性を最大限に引き出すことを目指しています。

テクノロジーと人間性を融合させることで、入居者様には安心で便利な暮らしを、オーナー様には安定した賃貸経営を、管理会社様には業務効率化とリスク軽減を提供し、関わるすべての人々の生活をより豊かにするサービスの開発に取り組んでいます。同社は、お客様の期待を超えるソリューションを提供し続けることを目標としています。

会社概要

社名:PropTech Japan株式会社(PropTech Japan Co., Ltd.)

本社所在地:東京都港区東麻布1-12-5 ACN東麻布ビル 6階

取締役:伊藤 幹人

事業内容:

・不動産テック事業

・賃貸向けアプリの開発及び提供

・不動産管理会社向けソフトの開発及び提供

設立: 2024年2月

出典元:PropTech Japan株式会社 プレスリリース

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