
自律型AIエージェント「JAPAN AI AGENT」の一部として、株式会社ジーニー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤 智昭、以下「ジーニー」)が新しいAIエージェント「データ分析コンシェルジュ」の提供を開始したことが発表されました。
■「データ分析コンシェルジュ」AIエージェントの概要
「データ分析コンシェルジュ」は、Excelや他の表計算ソフトからデータをインプットすることで、分析の提案を行うAIエージェントです。提案に基づきグラフを作成したり、未来の予測値を算出することもできます。データがあるものの分析方法がわからない方や、将来の予測に必要な数式が不明な方に向けて、簡単な指示を出すことで容易に分析が進む仕組みが整っています。データ処理にはプログラミング言語Pythonが用いられています。
想定される利用シーン
企業における数値分析に広く活用できる可能性があります。
【使用例(一部抜粋)】
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市場調査のデータ分析
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店舗における売上の予測
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損益分岐点の分析
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在庫管理や出荷状況の予測
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退職リスク要因分析
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需要予測の実施
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製品の寿命に関する分析
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リスク分析の実施
などが考慮されています。
■「データ分析コンシェルジュ」の使用法
①ExcelデータやCSVデータを供給し、分析方針を提案させる
「データ分析コンシェルジュ」にExcelやCSVデータを送ることで、それに基づいた分析案が提示されます。

②グラフ作成や将来予測の算出
提案された分析案または他の分析を指示すると、「データ分析コンシェルジュ」がその分析を実行し、グラフを生成します。過去データの動向に基づき、AIが最適と判断した計算式を用いて将来の予測値も算出します。

③異なる予測モデルによる算出の比較
二つ以上の計算式を使用して得られた予測結果を比較することも可能です。

■今後の展望
今後は、分析関連のAIエージェントをさらに拡充し、ビジネスやマーケティング戦略の策定を支援することを目指しています。また、分析結果の資料作成を自動化し、業務効率の改善を促進する計画です。
■JAPAN AIのサービス概要
JAPAN AI AGENT
設定した目標に基づき、AIが自発的に思考し、特定の業務を実行するシステムであり、日常業務の自動化が可能です。
URL:https://japan-ai.co.jp/agent/
JAPAN AI CHAT
最新の言語モデルを活用した法人向け生成AIプラットフォームです。通常のChatGPTとしての利用に加え、データの連携や独自の高精度RAGの導入により、社内データの検索やそれに基づいた回答生成が可能です。
URL:https://japan-ai.co.jp/chat/
JAPAN AI SPEECH
議事録を自動生成するAIサービスで、業界特有の用語への対応や話者の分離機能に加え、文字起こし内容を様々な形で要約・編集することができます。
URL:https://japan-ai.co.jp/speech/
■ジーニーについて
ジーニーは「誰もがマーケティングで成功できる世界を創る」という理念のもと、企業の収益向上や生産性問題の解決に向けたソリューションを提供するマーケティングテクノロジー企業です。
出典元:株式会社ジーニー プレスリリース