ウエルシア薬局、新規出店の売上予測にAIサービス「SalesSensor」を導入へ

株式会社True Data(トゥルーデータ、東京・港区、代表取締役社長:米倉 裕之、証券コード:4416、以下True Data)は、ウエルシアホールディングス株式会社(以下ウエルシア)と提携し、データとAIを駆使したリテールDXサービスを展開している。第二弾として、ウエルシアグループのウエルシア薬局株式会社(以下ウエルシア薬局)が、新規出店時の売上予測を行うAIサービス「SalesSensor(セールスセンサー)」の導入を決定した。

導入の背景

小売業界では、新規出店に際して対象物件周辺の商圏や既存店舗の売上データを分析し、売上予測を行う必要がある。ウエルシアもこの売上予測を独自に実施していたが、高精度な予測を行うには専門知識を持つ店舗担当者が不可欠だった。ウエルシアは毎年数百件の新店舗候補の精査を行っており、予測精度の向上と担当者の作業負担軽減が課題となっていた。

その解決策として、2025年度までにウエルシア薬局において、AIを活用した新規出店時の売上予測精度向上と作業自動化を目指し、「SalesSensor」が導入されることになった。これにより、物販と調剤の両面での売上予測が行われる。

ウエルシアは経営においてデータ活用を重視し、デジタル技術を駆使したデータドリブン経営の推進を全社で行っている。True Dataもウエルシアで使用されているデータ分析ツール「Shopping Scan」と共に、2025年度に導入予定の「販促AIソリューション」など、リテールDXサービスを通じてデータドリブン経営を支援している。

SalesSensorイメージ画面
↑SalesSensorイメージ画面

SalesSensor(セールスセンサー)について

「SalesSensor」は、True Dataが展開するデータマーケティングサービスの一環であり、幅広い分野でアルゴリズムを構築する株式会社DATAFLUCT(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:久米村 隼人、URL:https://datafluct.com/、以下DATAFLUCT)との提携により開発された新規店舗の売上予測サービスである。小売業が持つ店舗の売上データや設備情報に加え、新店舗周囲の商圏や人流、競合情報といった外部データもAIが分析し、地域特性を考慮した売上予測を可能にする。このため、データサイエンティストを社内に抱えない小売業でも高精度な売上予測ができ、新店舗の売上最大化を実現し、店舗の減損を最小限に抑えることができる。

出典元:株式会社True Data プレスリリース

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