フィードフォース、オムニチャネルアプリ「Omni Hub」と決済端末「Square」の連携を発表

株式会社フィードフォース(本社:東京都港区、代表取締役 塚田耕司、以下「フィードフォース」)は、オムニチャネル会員連携アプリ「Omni Hub」と、米国ブロック社が提供するグローバル決済端末「Square」との連携を開始したことを発表しました。

この新たな連携により、店舗POSとして「Square」を使用している事業者は、店舗とEC(電子商取引)の顧客情報をオンラインストア上で一元的に管理できるようになります。これによって、オフラインとオンラインをシームレスに結ぶ顧客体験を提供可能にします。

「Square」連携の背景

オムニチャネル会員連携アプリ「Omni Hub」は、2021年4月にサービスを開始し、世界最大級の多チャネルコマースプラットフォーム「Shopify」とクラウドPOSレジ「スマレジ」間で会員情報の連携を実現しました。このアプリは、オムニチャネル化を迅速かつ容易に、そして低コストで可能にします。

新型コロナウイルスの影響を受け、消費者はオフラインとオンラインの間を柔軟に行き来しながら販売場所を利用することが一般的になりました。それに対応する形で、小売業界において店舗とECを融合させたシームレスな購買体験を提供する「オムニチャネル」戦略は、欠かせないものとなっています。

また、Omni Hubはサービス提供開始後の3年半で、Shopifyとスマレジを併用する事業者のオムニチャネル化を多く支援してきました。2024年12月時点で、2,500以上の実店舗がOmni Hubを通じて会員情報の統合を実施しています。

利用者からは「Omni Hubが存在することで、お客様の行動がより詳細に可視化され、施策の解像度が高まった」との声が寄せられています。Omni Hubのミッションである「店舗とECを繋ぎ、顧客体験を進化させる」が実現されています。

一方、連携可能なECプラットフォームやPOSシステムの限界から、他のプラットフォームを使っている事業者から「Omni Hubを使って会員情報を統合したい」というリクエストが多く寄せられていました。これを受けて、Omni Hubはより多くの小売業者のオムニチャネル化を支援するために、スマレジに続き「Square」への対応を決定しました。

「Square」連携で「Omni Hub」が実現できること

「Shopify」でオンラインストアを運営し、店舗で「Square」を使用する事業者は、次の機能を「Omni Hub」を導入することで利用可能になります。

  • オンラインストアに登録した会員情報をSquareに自動的に登録することができます。
  • オンラインストアの会員マイページに、Squareで使用可能な会員バーコードが表示されます。

さらに、現在「スマレジ」向けに提供されている機能を参考にし、新機能の追加も計画しています。Omni Hubの機能詳細については、サポートページをご確認ください。

今後について

Omni Hubでは、オムニチャネル店舗運営に貢献するため、以下の機能追加を計画しています。

  • 対応POSシステムの拡充
  • Square向けの店舗とECのポイント共通化など、機能の拡大
  • スマレジ向けの機能拡張

今後もOmni Hubは、事業者やユーザーの要望を反映した機能アップデートを行い、より多くの事業者が利便性のある購買体験を提供できるよう努めていきます。希望される機能についてのリクエストがあれば、サポート窓口までお知らせください。

オムニチャネル会員連携アプリ「Omni Hub」について

「Omni Hub」は、「店舗とECを連結し、購買体験を進化させる」というミッションを掲げ、オムニチャネルの顧客体験向上を目的としているアプリです。初期費用ゼロで、開発不要のため、Shopifyで開設したオンラインストアとスマレジ・Squareで運営する店舗間の顧客情報を一元的に管理することが可能です。これにより、共通でのポイント施策やメッセージ配信などを行い、顧客体験の向上による売上増を支援しています。

2024年12月時点で、Omni Hubの導入店舗数は2,500を超え、連携された会員数は700万人を超えました。

このアプリは、Shopify Expertsに認定されている株式会社フィードフォースによって提供されています。

出典元:株式会社フィードフォース プレスリリース

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