
株式会社アイル(本社所在地:大阪府大阪市北区、東京都港区。代表取締役社長:岩本哲夫。東証プライム:3854)は、複数ネットショップを一元管理するためのクラウドサービス「CROSS MALL」が、世界最大規模のオンラインマーケットプレイス「eBay(イーベイ)」が2024年12月13日より開始する「SSP Program(※)」の最初の認定サービスに選ばれたことを発表しました。このプログラムは、日本のセラーを越境EC(海外販売)に導くために展開されます。
※「SSP Program」とは、Selected Service Provider Programの略です。
「SSP Program」は法人向けの越境EC参入を支援する公式な認定制度であり、実績のあるベンダーのみが対象です。この制度により、企業の信頼性が向上します。
2020年から2023年にかけて、日本のeBayでの販売額は2倍に成長し、4年連続で成長率1位を記録、国内の越境EC市場が急速に拡大していることを示しています。一方、日本企業は市場参入に際し、初期投資やリソース不足、売上予測の難しさなどの課題に直面しており、特に法人は戦略的支援が必要となります。
越境ECを検討している法人のお客様や、すでに始めているが運営に悩む企業には、「CROSS MALL」を利用することで、効果的かつ効率的な越境EC市場への進出が可能です。
この記事の目次
「eBay」連携運用の概念

すでに「eBay」に出店しているネットショップを展開する企業にとって、「CROSS MALL」により注文情報の一元管理が可能になります。在庫数は常時更新され、「eBay」とのデータ共有により、在庫管理が一元化されます。
この機能により、売上過剰のリスクを回避すると共に、残在庫リスクを軽減した商品出品が実現でき、業務効率を向上させることで販売促進にも貢献します。また、越境ECを検討する企業は、「eBay」への出店を通じて、新たな販路を手間なく開拓できます。
※「eBay」での注文金額は、為替レートに基づき日本円で計算され「CROSS MALL」にインポートされます。
「eBay」×「CROSS MALL」の対談動画
「CROSS MALL」を利用するお客様から「eBay」や越境ECに関する多くの相談を受けてきたことから、2024年10月に「イーベイ・ジャパン」の篠原氏と「CROSS MALL」の本守(もともり)の対談イベントを実施しました。この対談では、越境ECのメリットや市場動向、連携内容について深堀した内容となっています。
動画では詳細な情報が視聴可能です。
「eBay Inc.」 「イーベイ・ジャパン」に関する情報
「eBay Inc.」は、価値ある商品やユニークな商品を見つけられる世界最大級のオンラインマーケットプレイス「eBay」を運営。世界中の人々をつなぎコミュニティ形成を通じ、eコマースのリーダーとして全ての人の生活を豊かにしています。190以上の国と地域で数百万人のセラーとバイヤーを結びつけ、成長や成功の機会を創出、2023年の取引高は730億ドルを超えました。
「イーベイ・ジャパン」はeBay Inc.の日本法人として、日本のセラーの越境ECを支援しています。
「CROSS MALL」についての説明
「CROSS MALL」は、複数ネットショップの商品、在庫、受注、発注、仕入れを一元管理できるクラウドサービスです。お客様のニーズに合ったバックヤードの運用をサポートし、さらに「BACKYARD FES.」などのイベントや「BACKYARD AWARD」などの関連活動を展開しています。
当社はネットショップ運営をバックヤードから支える様々な取り組みを進めており、特化型メディア「B.Y」を通じてその活動を広めています。
会社の概要
・社名 : 株式会社アイル(東証プライム:3854)
・代表者 : 岩本哲夫
・設立 : 1991年
・資本金 : 3億54百万円(2024年7月末時点)
・社員数 : 938人[連結](2024年7月末時点)
・売上高 : 175億8百万円[連結](2024年7月期実績)
・本社 : 大阪府大阪市北区 / 東京都港区
・ウェブサイト: https://www.ill.co.jp/
出典元: 株式会社アイル プレスリリース