
株式会社楽一番は、国際物流における正式な提携契約を、中国のEC大手・京東集団が運営する京東物流(JINGDONG Logistics/JD Logistics)と締結したことを発表しました。
この提携により、日中間のロジスティックサービスの最適化を図り、サービスの向上に努めていくとしています。
■提携の背景と期待される効果
楽一番は、2012年の創業以来、国際物流業界で幅広いビジネスに従事し、10年以上の経験を積んできました。
国際転送事業やクロスボーダーショッピングを進化させ、同社の「楽一番/Rakufun」事業に繋げることができたとしています。
京東物流との提携によって、日中間の物流におけるリードタイムの短縮やコストの最適化、多様な選択肢を提供することが期待されており、これにより同社の事業はさらに発展する見込みです。
また、競争力のある国際物流を提案し、顧客の利便性向上にも貢献できると考えられています。
■京東物流の展開
京東物流は2024年12月26日に、日本国内に初の自社運営物流センターを千葉県に開設しました。
同物流センターは、東アジア地域のお客様に対し、高品質で迅速な物流サービスの提供を目指しています。
さらに、グローバルな物流および空輸ネットワークを活用して、各地域や業界の多様なニーズに応えていく方針です。
京東物流の国内初の自営物流センターの開所式の様子




■株式会社楽一番について
株式会社楽一番は、国際転送および代理購入サービスにおいて、10年以上の経験を有し、日本の商品を世界中に届けるリーダー企業です。
「楽一番/Rakufun」プラットフォームは、日本のECサイトの商品を海外のユーザーに代わって購入・配送するサービスを提供しており、その会員数は120万人を突破しました。
同社はTMALLやJD、得物(POIZON)、抖音(中国版TIKTOK)など、さまざまな越境販売事業を展開しており、物流支援や出店支援を行っています。
出典元:株式会社楽一番