• 150を超える製品アップデートが、ビジネスオーナーからのフィードバックを基に開発され、運営の向上を目指し、顧客体験をより良く提供します。
  • 事業者が顧客アカウントの拡張機能を全面的に管理できるようになり、統一感のあるシームレスな顧客体験が実現します。
  • 在庫管理や返品、マーケティングにおいてのワークフローが簡素化され、業務効率が大きく向上します。

日本市場におけるグローバルコマースを先導するShopify Japan株式会社(所在地:東京都渋谷区)は、年二回実施する「Boring Editions」の最新アップデートを発表しました。この更新は、目新しい機能追加ではなく、既存機能の分析と改善に重点を置いています。150以上のアップデートは、事業者からのフィードバックを反映したものであり、小売業者がこれまで以上にスムーズにビジネスを運営できるよう設計されています。これにより、Shopifyを利用する事業者は、自身のニーズに応じた進化を続けるプラットフォームへのアクセスが可能になります。

「Winter '25 Edition」では、Shopifyの既存機能がさらなる向上を遂げ、「退屈(Boring)」という概念の意味を再定義しています。このアップデートは、事業者の実用的なニーズに焦点をあて、より効率的で迅速なプラットフォームを提供します。最新版では、注文・返品管理を全てサポートする新しいツールや業務自動化機能、読み込み速度を最大50%向上させる最適化されたカートインフラが含まれます。

今回のリリースでは、オンライン・オフラインの販売状況を統合し、オムニチャネルなショッピング体験の向上が図られています。日本国内でのShopifyの店頭POS取引は、ブラックフライデーからサイバーマンデーにかけて前年比36%増加しており、機能強化は非常にタイムリーです。Shopify POSのバンドル機能や分割画面検索、カスタマイズ可能なチャネルのアップデートにより、小売業者はより柔軟かつ個別化されたサービスを顧客に提供し、どの環境でも顧客の期待に応えられるようになります。

Shopify Japanの暫定カントリーマネージャーは、「Winter '25 Editionは、プラットフォームの継続的な改善を象徴し、小売業者に最適な機能を提供するという我が社のコミットメントを示しています。複雑さを増さずに、Shopifyのコア機能を改善に努めてきました。私たちは常に提供される内容を見直し、小売業者からのフィードバックに耳を傾け、彼らが真に必要とするアップデートをお届けしています。小売業者の成功こそが我々の成功であり、彼らの成長を全力でサポートしてまいります。」とコメントしています。

顧客のアカウント体験の進歩管理

  • シームレスな注文と返品管理:パスワードなしでログインできる機能により、顧客は統一されたアカウントで全ての注文や返品を管理できるようになります。
  • 顧客関係の強化:Zigpollなどのアプリを活用してフィードバックを集約し、単一の顧客記録に保存することで、エンゲージメントをより効果的に結びつけます。
  • 顧客体験の個別化:コードを書くことなく顧客アカウントページに個別化された体験を数分で作成可能です。その結果、シームレスでブランドに基づいた体験を提供し、顧客のストレスを減少させ、売上の増加が期待されます。
  • B2B機能の強化:Shopifyはデフォルトで多数のB2B機能を提供していますが、シームレスなB2B顧客アカウントはこれまでの課題でした。顧客アカウントの拡張機能を用いることで、見積もりや請求書の発行、一括注文、B2B専用のストアフロント等のセルフサービス機能を簡単にカスタマイズできます。

反復作業を排除するワークフロー改善

Shopify Flowは、在庫管理やロイヤリティプログラム、割引設定といった反復作業を排除するためのカスタムワークフローを設定可能です。具体的な改善された機能は以下の通りです。

  • 返品と交換: 返品管理専用の新たなトリガーとアクションを提供し、返品ワークフローの自動化が可能になり、商品が返送されない場合には返品をキャンセルできます。
  • マーケティング自動化: Shopify FlowのマーケティングテンプレートがFlowライブラリから簡単にアクセスでき、カゴ落ちメールやウェルカムメール等のキャンペーンを迅速に設定できます。
  • セグメントトリガー:事業者は、顧客が参加または離脱するタイミングで業務ワークフローや重要なマーケティングの瞬間を自動化できるようになりました。

個別化されたShopifyチェックアウト

最適化されたカートインフラにより、ロード速度が最大50%向上し、全プランでチェックアウトブロックが利用可能となり、購入完了ページをカスタマイズできるようになりました。加えて、以下の機能が強化されました。

  • チェックアウトの個別化:発注チェックアウトにカスタマイズが必要な場合、チェックアウト拡張機能にアップグレード可能です。
  • B2B用バンドルオプション:複数の商品を結合してセット販売するバンドル注文が可能になり、事業者は顧客のニーズに応じた商品構成および購入選択肢をカスタマイズできます。
  • サポート機能: Shopify Functionsを活用し、見積もり注文でも支払い・配送のカスタマイズが実行可能です。

Shopify POSでのスムーズな対面販売の改善

コマースの未来はオンラインだけでなくオフラインにも及んでいます。最近のブラックフライデーやサイバーマンデーの期間中、日本におけるShopify POSの売上は前年比36%増加しました。以下は最新のPOSアップデートの一部です。

  • Shopify POSのバンドル機能:事業者はShopify POSを通じてバンドル商品を直接管理・販売できるようになりました。
  • 販売を分割画面で表示:POSの検索結果が分割画面で表示され、カートが常に表示されるようになりました。
  • POSのメタフィールド:小売業者は顧客データ収集のためにカスタマイズ可能なチャネルを提供し、POSでも商品や顧客情報を追加するメタフィールドが利用可能で、販売者は収集したデータを活用し、効率的なマーケティング施策を実現できるようになります。

多様なニーズに応じた配送オプション

発送や配送設定がより多くのShopifyの注文ソースに適用可能になりました。具体例として、FacebookやAmazonなどのサードパーティチャンネル、見積注文の請求書、定期購入注文、さらには注文の編集が含まれます。

これまで、事業者が設定した注文ルーティングはオンラインチェックアウト注文のみに適用されていましたが、現在は一度だけ発送ルジングを設定することで、時間の節約や過剰販売の防止、エラーの発生を軽減することが可能です。

出典元:Shopify Japan株式会社 プレスリリース

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