
W2株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役:山田大樹、以下「W2」)は、株式会社OneAI(所在地:福岡県福岡市、代表取締役:石川真也、以下「OneAI」)との業務提携を発表しました。W2は最先端のECプラットフォームを展開しており、OneAIは広告クリエイティブを自動生成するAIプラットフォーム「OneDesign」を展開しています。この提携により、AIを駆使したクリエイティブ生成の自動化が進められ、制作の迅速化やコスト削減に寄与し、効率的なターゲティング広告の展開が見込まれます。
■業務提携の背景と目的
2025年以降のEC市場の成長が予測される中、消費者ニーズの多様化、選択肢の増加、広告コストの上昇、さらに広告クリエイティブ制作の効率低下といった課題が同時に浮上しています。
特に、個別化された広告クリエイティブを迅速に提供する必要が高まっており、従来のアナログな手法ではこれに応じるのが難しくなっています。
W2とOneAIの提携により、AIを活用したクリエイティブ生成の自動化が進むことで、制作時間の短縮とコスト削減が実現し、広告のターゲティング精度の向上が期待できます。この結果、企業は競争力を向上させ、より効果的なマーケティングが可能となるでしょう。
■業務提携の具体的内容
W2はOneAIによる広告クリエイティブ生成プラットフォーム「OneDesign」をEC事業者に提供し、クリエイティブ制作の時間を大幅に短縮することに成功しました。具体的には、商品紹介の文や特徴を入力することで、OneAI独自のCVR推論を駆使した最適化されたクリエイティブが生成され、効果を最大限に引き出します。
また、W2が提供するECプラットフォーム「W2 Unified」と「W2 Repeat」の管理画面において、「OneDesign」をAPI経由で利用可能にする連携を計画しています。

OneDesignの特長

「OneDesign」は、生成AIを活用して広告クリエイティブ作成の効率化を図り、コンバージョンレート(CVR)の最大化を目指すプラットフォームです。広告制作の時間を大幅に短縮し、企業の業績向上をサポートすることが期待されています。
<OneDesignの特長>
高パフォーマンスのCVR推論
CVR推論により、成功率の高いクリエイティブの生成を実現しています。
10秒で生成可能な高スピード
商品情報の入力と画像データのアップロードだけで、即座にバナーを制作します。
PSDファイル形式でのダウンロードに対応(業界初)
ブランドの重視観点から、詳細な修正が必要な場合にはPSD(Adobe Photoshop)形式でのダウンロードが可能です。
株式会社OneAIの企業概要
株式会社OneAIは、マーケティングクリエイティブ生成AIを基盤として「AIと人間の共生によって無限の可能性を創出する」を企業ビジョンとして掲げています。2015年の設立から数多くの企業のデジタルトランスフォーメーションを支援し、日本、台湾、香港、シンガポールにてサービスを提供、多くの企業に利用されています。2023年3月には、独自に開発したチャットマーケティング祖ことに特化したクリエイティブ生成AIについて、日本と台湾で特許を取得しました。
その技術を活かし、2024年7月にはクリエイティブ生成AI「OneDesign」の正式リリースを予定しています。

W2株式会社の企業概要
W2株式会社は、EC事業の成功を追求するシステム開発会社です。エンジニアが70%以上を占めており、すべての開発を社内で行い、「営業→導入→カスタマーサクセス」の各工程を完全に内製しています。さらに、グループ企業では「コンサルティング(IT・DX・マーケティング)」「デザイン制作」「EC運用代行」などを通じて、EC事業全般を包括的にサポートしています。サービスラインナップには、OMO/オムニチャネル対応の総合ECプラットフォーム「W2 Unified」や、サブスクリプション型のECプラットフォーム「W2 Repeat」が含まれます。
「コマースを前へ、生活を前へ、世界を前へ」という理念のもと、急成長が見込まれるEC市場において、時代をリードする製品やサービスの開発に邁進しています。また、社名「W2」は、「Win-Win」の理念が込められています。2005年に設立され、2024年9月には創業20周年を迎える予定です。
出典元: W2株式会社 プレスリリース