楽天グループ株式会社(以下「楽天」)は、本日、広告主向けに新たなAIソリューション「未来購買予測」の提供を開始したことを発表しました。このソリューションは、同社が蓄積した豊富なデータと広告主が保有するデータをAIが分析・予測し、高いコンバージョンの可能性を持つユーザーを特定するものです。

 「未来購買予測」は、楽天が運営する70以上のサービスで蓄積された属性データや購買データ、さらに広告主が保有するコンバージョンデータを組み合わせて、コンバージョンユーザーと非コンバージョンユーザーの特徴をAIが多角的に分析します。この分析により、人間では捉えきれないコンバージョンの兆候を明確にし、生活者の需要にスコアを付けて予測する機能が提供されます。また、楽天グループのプレミアム枠に掲載される運用型広告「RMP - Unified Ads」を活用することで、「未来購買予測」によって特定された高いコンバージョンの可能性を持つターゲットに向けて広告を効果的に配信することが可能です。

現在のデジタル広告市場では、サードパーティクッキーに対する規制が進行しているため、ファーストパーティクッキーの重要性が増しています。「未来購買予測」は、楽天グループのファーストパーティクッキーに基づく「RMP - Unified Ads」との組み合わせにより、より高精度な広告配信を実現します。AIは「分析」「スコアリング」「最適な広告配信ユーザーを提案する」という一連のプロセスにおいて、効率的に学習を進め、段階的に精度を向上させつつ、購買の可能性が高いユーザー層の特定と的確な広告配信を可能にします。

楽天は今後も、膨大なデータとAIを駆使した「未来購買予測」をはじめとする様々なソリューションを通じて、企業の持続的なマーケティング活動を支援していくことを目指しています。

出典元: 楽天グループ プレスリリース

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