株式会社レコチョク(東京都渋谷区、代表取締役社長:板橋徹)は、音楽業界向けのワンストップECソリューション「murket(ミューケット)」に新しい機能として「デジタル整理券システム」を追加しました。このシステムは、ビクターエンタテインメント株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:植田勝教)が運営する「VICTOR ONLINE STORE」において、2024年11月4日に開催予定の「高嶺のなでしこ」購入者イベントで初めて導入されます。

【「デジタル整理券システム」の開発背景及び課題】
「VICTOR ONLINE STORE」は2022年7月に「murket」を導入し、新たにリニューアルオープンしました。このストアの目的は、アーティストの新作を迅速かつ直接届けることにあり、またユニークな商品や作品の販売にも注力しています。さらに、ファンとアーティストの新しいコミュニケーションの場を提供するため、特典イベントの開催も行っています。しかし、特典付き商品の取扱いが増える中で、入場管理業務が増加し、持続可能な対策が求められるようになりました。

このような背景から、レコチョクは「デジタル整理券システム」を開発しました。このシステムにより、イベント特典付き商品を購入したユーザーに対し、「VICTOR ONLINE STORE」内のマイページにイベント受付用バーコードが発行されます。イベント当日は、このバーコードを提示することでスムーズに入場でき、運営側は管理画面からリアルタイムで入場状況を把握することが可能になります。
これにより、イベント特典付き商品の購入から入場までが「VICTOR ONLINE STORE」の中で完了することが可能となります。

【「デジタル整理券システム」を利用することで得られるメリット】
本システムの導入により、以下のようなメリットが提供されます。
■購入者のメリット
・イベント入場時に身分証と受付コードの提示のみで、スムーズな入場が可能です。
・商品の購入から入場までの流れを「VICTOR ONLINE STORE」で完結させることができます。
■イベント運営者のメリット
・イベント受付バーコードを読み取ることで、購入者の確認や受付業務が迅速に行えます。
・マイページに表示されたバーコードを使用することで、当日に商品を購入した場合でも利用可能です。
レコチョクでは、murketを使用する企業に対して、オンライン抽選特典機能を導入し、デジタル整理券システムを順次提供する計画があります。今後もmurketを利用する企業へのデジタルサポートを継続し、効率的で便利なソリューションを提供していく考えです。
レコチョクは「音楽市場の最大活性化」を目指し、日本の音楽業界に対してデジタルソリューションを提供し続けます。
【「murket」について】
「murket」(ミューケット)は、レコチョクが20年以上にわたるレコード会社との連携や多様な音楽配信サービスをもとに、音楽業界やコンテンツホルダー向けにオンラインストアの開設とデジタルコンテンツの販売支援を行うワンストップECソリューションです。ストア運営に必要な販売コンテンツ登録、顧客データ分析、CRM機能、権利処理、販促支援等を行い、これまでに30以上の直販ストアの立ち上げをサポートしてきました。
音源に画像、映像に楽譜を組み合わせたデジタルコンテンツの販売や、ストア独自の高付加価値コンテンツ配信が可能であり、CD、DVD、Blu-ray、グッズ、チケット、NFTなどの販売も行えます。また、購入者向けのオンライン抽選特典機能も導入されており、アーティストとファンの多様な体験をサポートしています。

出典元: 株式会社レコチョク