株式会社アスタリスク(本社:大阪市、代表取締役社長:鈴木規之、以下「アスタリスク」)は、電波の漏れを防ぐ特殊筐体にRFIDアンテナを内蔵した「Reading Tub」の技術に関しまして、米国における特許査定を受領したことおよび、先の海外展示会出展において同製品に関する肯定的なフィードバックが得られたことを受け、今回、改めて同製品を海外市場を視野に含め本格的に販売をすることを発表します。

株式会社RESTA様「#古着de行こか。」店での「Reading Tub」ご利用の様子株式会社RESTA様「#古着de行こか。」店での「Reading Tub」ご利用の様子

 従来、お客様のニーズに基づいた受注生産として販売していた「Reading Tub」ですが、サイズを固定して、日本国内に加え、アメリカ、ヨーロッパ、中国を中心とした一般販売に移行します。

 これにより、店舗様では、什器を「Reading Tub」に合わせた形でご用意いただくことにより、RFIDレジの利用が可能となり、効率的な業務運営が実現します。

「Reading Tub」の実装例「Reading Tub」の実装例

  • 電波技術に関する特許について

 「Reading Tub」の基本となる電波技術は、当社が開発した技術ではありますが、現在は株式会社NIP(本社:滋賀県守山市、代表取締役社長:美馬規良、以下「NIP」)に基本となる特許を譲渡しております。このたび、当社が本格的販売をするにあたり、この基本特許に関して、NIPが当社に対して独占的通常実施権を許諾する契約を締結することとなりました。

 また、米国において本技術に関してアスタリスクとして特許査定を受領いたしましたので、権利化に向けて手続きを進めております。

 中国においてはすでに本技術に関する実用新案が認められており、また欧州におきましては、現在、本技術に関する特許取得に向けて活動中です。今後も引き続き本技術に関する知的財産権の確保のための取り組みを進めるとともに、ワールドワイドでの利用促進を図り、国際展開も視野に入れていきます。

「RFID Reading Tub」詳細ページ https://asreader.jp/rfidreadingtub/

「Reading Tub」の特許技術のイメージ「Reading Tub」の特許技術のイメージ

  • 連携済みのPOSレジについて

 現在、すでに実装済みのレジに関しましては、次との連携は完了しております。

 ・グローバルネットワークサービス株式会社のPOSレジシステム「Flavius」(※1)

 ・株式会社スマレジの高機能クラウドPOSレジ「スマレジ」(※2)

 ・株式会社RESTAの無人店舗での利用に特化したセルフレジシステム(※3)

 なお、今後は様々なメーカー様への提供も想定しております。

  • デモルームのご案内

 現在下記の場所でデモをご覧いただけます。

 ・研究所兼大阪事業所

 〒532-0013 大阪市淀川区木川西2丁目2-1 AsTech Osaka Building

 ・東京事業所

 〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目35−7 水天宮HSビル2F

 ・AsReader Base

 〒520-3024 滋賀県栗東市小柿7丁目9-11 滋賀中央ビル4F

 ※1:POSレジシステム「Flavius」詳細 >> http://www.flavius.jp/

 ※2:高機能クラウドPOSレジ「スマレジ」詳細 >> https://smaregi.jp/

 ※3:株式会社RESTAは、セルフレジの開発とともに、無人のアパレルショップ「#古着de行こか。」の運営も行っています。同社の店舗形態が無人店舗という特徴から、会計に限らず在庫管理や防犯面でもRFIDの技術の活用を進めており、アスタリスクもそれらの開発に関わっています。

詳細 >> https://resta-inc.com/

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