<< TOPICS >>
■特定保健用食品が「どのようなものかわかる」は約46%、2015年調査以降減少傾向
■特定保健用食品購入者のうち、トクホの効用を意識して選ぶ人は3割強。意識して購入したトクホの効用は「コレステロールが高めの方に適する」「食後の血糖値の上昇を緩やかにする」が各4割弱、「お腹の調子を整える、便通改善」「食後の血中中性脂肪が上昇しにくいまたは身体に脂肪がつきにくい」が各3割強
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、7回目となる『特定保健用食品の利用』に関するインターネット調査を2024年4月1日~7日に実施しました。
特定保健用食品の利用状況や意向などについて聞いています。調査結果をお知らせします。
【調査対象】MyVoiceのアンケートモニター 【調査方法】インターネット調査 【調査時期】2024年4月1日~4月7日 【回答者数】9,351名 【調査結果詳細】 https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=30903 |
---|
この記事の目次
1.特定保健用食品の認知
特定保健用食品の認知率は、「どのようなものかわかる」「名前を聞いたことはあるが、どのようなものかわからない」を合わせて約95%です。
「どのようなものかわかる」は45.7%、2015年調査以降減少傾向です。

2.直近1年間に購入した特定保健用食品
直近1年間に特定保健用食品を購入した人は4割強です。
購入した商品は(複数回答)、飲料では「お茶系飲料」が26.4%、「清涼飲料」「炭酸飲料」「乳酸菌入り飲料」が約7~8%です。食品では「ヨーグルト、飲むヨーグルト」が8.9%となっています。
3.特定保健用食品の効用を意識する度合い
特定保健用食品購入者のうち、トクホの効用を意識して選ぶ人は32.9%です。
女性10・20代では「効用までは意識しないが、トクホを優先して選ぶ」が他の層より高く、「効用を意識して選ぶ」が低くなっています。

4.効用を意識して購入した特定保健用食品の効用
特定保健用食品の効用を意識して選ぶ人に、意識して購入したトクホの効用を聞きました(複数回答)。
「コレステロールが高めの方に適する」「食後の血糖値の上昇を緩やかにする」が各4割弱、「お腹の調子を整える、便通改善」「食後の血中中性脂肪が上昇しにくいまたは身体に脂肪がつきにくい」が各3割強です。
「血圧が高めの方に適する」は男性高年代層、「お腹の調子を整える、便通改善」は10~30代で高くなっています。

5.特定保健用食品の効用の実感
特定保健用食品購入者のうち、効用を感じた人は「効用を感じた」「やや効用を感じた」を合わせて1割強です。男性10~30代や女性10・20代で比率が高くなっています。
効用を感じない人(「効用を感じない」「あまり効用を感じない」の合計)は約47%です。
6.特定保健用健康食品の購入意向
特定保健用食品の購入意向者(「購入したい」「まあ購入したい」の合計)は約25%です。直近1年間にトクホを購入した人では5割強、購入未経験者では約5%となっています。
<< 回答者のコメント >>
☆特定保健用健康食品を購入したい理由、購入したくない理由(全6,229件)
<購入したい>飲むようになってからコレステロールが正常値になっている。(男性76歳) |
<購入したい>審査に通っていて機能的に体にプラスになる物だと思うので、食生活が乱れている私としては、そのような物に頼りたいから。(男性41歳) |
<購入したい>特保は、臨床結果に基づいているから。国のお墨付き。(女性66歳) |
<購入したくない>値段も高いし、特に何の効力もあるのかよくわからないので、買わない。(女性54歳) |
<購入したくない>トクホに頼るのではなく、普段の食生活で何となると思っている。(男性65歳) |
<購入したくない>トクホのお茶を買ったことがあるのだが、高いうえに苦みが強すぎて再度買いたいとは思わなかった。トクホ=美味しくない商品だというイメージがあるから。(女性27歳) |