クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)は、クラウド型在庫管理システムのリーディングカンパニーであるロジザード株式会社(東京都中央区:代表取締役社長 金澤 茂則、以下「ロジザード」)の提供するクラウド倉庫管理システム(WMS)「ロジザードZERO」との連携を開始いたします。物流の需要が拡大し続ける中、倉庫作業の品質担保や生産性を向上させ、消費者や荷主の顧客満足度向上にも寄与いたします。

■システム連携の背景について
電子商取引(EC)市場の拡大や物量の増加に伴い、倉庫内の作業量が増える中、多様化する消費者ニーズに対応するべく、複雑な倉庫内作業や流通加工、高い物流品質が求められています。一方で、商品到着後の消費者からの問い合わせ件数や種類も増え、確認や対応の時間も付随して増えてきました。
出荷検品や梱包のミスなどにより、商品違いや数量間違い等は実際に起きることもあれば、例えば「注文通り3点届いているが『2点しか届いていない』とクレームを上げ、もう1点多く得よう」とする「EC万引き」という不正なケースも存在します。作業ミスの有無確認や原因追求・対策に時間をかけるべきところ、問い合わせ対応に追われ、作業時間を圧迫している・事実確認に時間を取れないという実態もあります。
■システム連携の概要について
セーフィーは、映像データを防犯用途だけでなく、遠隔での状況確認や映像解析による業務効率化・異常検知など様々なソリューションとして提供し、物流・小売・流通業界(※2)での現場のDXを推進してまいりました。昨年10月に、カメラ映像と倉庫管理システム(WMS)の連携サービス(※3)を提供開始したことを機に、より多くのお客様の倉庫作業の効率化に貢献できるよう、今回、クラウド録画サービス「Safie」とクラウドWMS「ロジザードZERO」をシステム連携する運びとなりました。
今後「Safie」と「ロジザードZERO」の連携により、例えば、消費者から問い合わせが入った際に、該当商品に関わる出荷検品・梱包作業の様子を1クリックですぐに動画で振り返り、該当作業が正確に行われていたかを確認することが可能です。また、実際に作業上のミスやトラブルがあった場合、作業内容の動画を元にミスやトラブルの原因分析や対策を行うことができます。結果、問い合わせ対応の大幅な時間短縮が可能となるだけでなく、倉庫作業の振り返りや品質担保、ひいては消費者や荷主の顧客満足度向上にも寄与することができます。

セーフィーは、今後とも物流業務の時間短縮や庫内生産性、顧客満足度向上まで、さらなる“現場DX”を支援してまいります。
(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2022)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(56.4%)
(※2)導入事例
「チョコ停の原因を突き止めろ!巨大物流施設におけるポータブルクラウドカメラ活用術」(2021年10月3日公開):https://safie.jp/casestudy/monotaro-kasama/
「『止めない物流』の実現から新規ビジネス開発まで Safieカメラで遠隔管理システムを高度化」(2023年1月18日公開):https://safie.jp/casestudy/tksl/
(※3)プレスリリース「セーフィー、カメラ映像と倉庫管理システム(WMS)の連携サービス提供開始」(2023年10月18日発表):https://safie.co.jp/news/2873/
▼サービスページURL
https://safie.jp/solution/wms/
■クラウド倉庫管理システム「ロジザードZERO」とは
20年以上のサービス運用実績を誇るクラウド倉庫管理システムです。
顧客に寄り添い1社1社丁寧に導入支援を行う「サービス会社」としての姿勢が評価され、既存ユーザー及び業界周辺企業による紹介・口コミを中心に実績を伸ばしてきました。
BtoC物流はもちろん、BtoB物流など幅広い業態・商材を管理できる柔軟性があり、周辺システムとの豊富な連携実績、導入まで最短1か月のスピード感、365日電話対応のサポート体制でご好評いただいています。
国内外のメーカー様・通販事業者様・3PL事業者様にご利用いただいており、1,600を超える物流現場で現在稼働中。WMS業界において圧倒的な実績でトップシェアを誇ります。