フタバ株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:市川隆史)は、今年のお年玉に関するアンケート調査を実施しました。

【調査概要】
調査期間:2023年11月17日~12月01日
調査機関:クラウドワークス
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査対象:10代以上の男女
有効回答人数:200名

今年の漢字が「税」となったように、増税や物価高騰などお金にまつわる話題が絶えなかった2023年ですが、年末年始になるとさらなる出費が予想されます。
特に、年末年始のお金にまつわる出費としてお年玉を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、増税や物価高騰による影響がないとも言い切れません。

そこで、今回は、今年のお年玉に関するアンケート調査を実施しました。
増税や物価高の影響がお年玉にも影響を与えるのか、みんなのお年玉事情を紹介するのでぜひご覧ください。

  • ほとんどの方が今年の物価高騰を実感している!

(N=200名、単一回答。2023年11月17日~12月01日に実施したインターネット調査による)
(N=200名、単一回答。2023年11月17日~12月01日に実施したインターネット調査による)


今回アンケートに回答していただいた方を対象として、物価高を感じる機会があったかどうかをお伺いしたところ、全体の99%の方が「実感した」と答えました。
やはり物価高を実感している方は多く、意識的に節約志向に切り替えている方もいるのではないでしょうか。
年末年始に差し掛かりさらなる出費が見込まれるなか、正月にまつわる代表的な出費として挙げられるお年玉にも物価高の影響があるのか、下記で解説していきます。

  • 物価高を実感しつつもお年玉の総額は例年と『変わらない』

(N=200名、単一回答。2023年11月17日~12月01日に実施したインターネット調査による)
(N=200名、単一回答。2023年11月17日~12月01日に実施したインターネット調査による)


「今年のお年玉の総額は例年に比べて変化はありますか?」という設問に対して、「変わらない」と回答した方が多い結果となりました。
このように、お年玉に関しては増税や物価高の影響は少ないようです。
では、なぜこのように回答したのか理由を聞いてみました。

【変わらないと回答した方】
毎年同じ金額、今更下げられないし上げるのも難しい(40代女性)
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毎年楽しみにしているお年玉の金額を減らしてしまうと子どもたちがかわいそうだからです。(30代女性)
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いきなり、金額を低くしたら不自然。帰った後に何か言われそう。(40代女性)
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【高くなると回答した方】
渡す子どもの年齢が上がったので金額も増やした方がいいかなと思います。(40代女性)
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甥っ子が中学生なので、高校に上がるまでに千円ずつお年玉を増やそうと思っているため。(40代女性)
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【低くなると回答した方】
全体的な収入が減ったのと物価の値上がりで家計が厳しいからです。(30代女性)
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ただでさえ年末年始は出費が多くなりがちなのに、物価高も合わさって家計がだいぶ苦しいので今年は例年よりも少なくします。(20代女性)
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変わらないと回答した方は、今更金額を変えられないという方が多い印象でした。
一方、高くなると回答した方は、子どもの年齢が上がったため高くするという方がほとんどでした。
また、低くなると回答した方は全体で見ると少ない結果でしたが、多くの方はやはり物価高の影響によりお年玉を低くせざるをえない状況にあるようです。

  • みなさんの例年のお年玉にかかる出費は1万円程度!

(N=200名、単一回答。2023年11月17日~12月01日に実施したインターネット調査による)
(N=200名、単一回答。2023年11月17日~12月01日に実施したインターネット調査による)


例年お年玉にかける総額について質問したところ、今回お答えいただいた方のなかでは1万円ほどお年玉にかけている方が多い結果でした。
先ほどの、変わらないと回答した方が多い結果と照らし合わせると、物価高の影響は感じているが1万円程度の出費であれば、子どものことなども考えて金額を変えない方が多いようです。

  • お年玉の総額と渡す人数の関係性


では、お年玉を渡す人数との関係性はどのようになっているのでしょうか。

(N=200名、単一回答。2023年11月17日~12月01日に実施したインターネット調査による)
(N=200名、単一回答。2023年11月17日~12月01日に実施したインターネット調査による)


結果としては、2人に渡す方が一番多く、分布も1~5人程度の方が大半を占めていると言えます。
単純に渡す人数の増減によってお年玉の総額は変わりますが、1~5人に総額で数千円~3万円程度のお年玉を渡すことは大きな負担とまでは言えないため、例年と比べてもお年玉の総額を変えない方が多いのではないでしょうか。

  • お年玉の総額は例年と『変わらない』が正直お年玉の出費は痛い

(N=200名、単一回答。2023年11月17日~12月01日に実施したインターネット調査による)
(N=200名、単一回答。2023年11月17日~12月01日に実施したインターネット調査による)


「物価高騰によって例年よりお年玉の出費を苦に感じますか? 」という設問に対して、お年玉の出費が痛いと回答した方は53%にのぼります。
このように回答した理由は以下の通りです。

【はいと回答した方】
収入は増えないのに物価高で様々な面で出費が増えているため(20代女性)
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毎月の生活費の支払いだけでも精一杯なので、クリスマスに続きお年玉の出費は家計に大きく響きます。(20代女性)
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可愛い甥っ子と姪っ子なので、仕方ないなと思いつつもやっぱり現実問題としては苦しいなと感じます。(30代女性)
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【いいえと回答した方】
お年玉は必要経費だと思っているし、返ってくる分もあるので。年に1度の事で大切にしたい行事だと思っている為。(40代女性)
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お年玉は普段の出費とは別と考えて確保するようにしているので、特に苦に感じる事はありませんでした。(30代女性)
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物価の高騰は確かにひしひしと感じますし、生活は苦しいです。でも、自分が節約して貯めておけばよいだけの話なので、苦には感じないです。(30代女性)
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例年と比べて総額は変わらないと回答した方が非常に多い結果であったにもかかわらず、やはり出費そのものは物価高の現状において厳しいと感じているようです。
しかし、子どものことを想うとなるべくいつも通りに振る舞い、お年玉を例年と変わらずあげる方が多いのではないでしょうか。

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