株式会社AppBrew(本社所在地:東京都文京区、代表取締役:深澤雄太)が運営する美容プラットフォーム「LIPS(リップス)」は、2023年12月4日(月)に『BEAUTY流行語大賞2023』を発表いたしました。

「中顔面短縮メイク」など、2023年を象徴する美容・コスメに関連するバズった「言葉」をピックアップ。特設ページ( https://lipscosme.com/beauty_trend_word/2023/allyear )では、Project LIPSメンバーからのコメントも紹介しております。

また、2023年12月1日に発表されたばかりの『LIPSベストコスメ2023』に関連した、さまざまなキャンペーンなどを実施中です。

  • 『BEAUTY流行語大賞2023』とは

LIPSはもちろんさまざまなSNSやメディアや媒体、サービスで目にふれ、耳に入り、

ユーザーにより投稿で使用された「言葉」を表彰いたします。

■「BEAUTY流行語大賞2023」とは

美容プラットフォームLIPSで検索された、フリーワード・ハッシュタグなどの「言葉」を独自のロジックで算出。

さらに、ユーザーアンケートの調査も加味して、BEAUTY流行語大賞として選出。

■「BEAUTY流行語大賞2023」アンケート調査について
調査方法:LIPS内アンケート
調査期間:2023年11月8日(水)〜11月12日(日)
調査対象:LIPSユーザーである10代〜50代の男女
対象者数:750人

  • ピックアップワードのご紹介

パーソナルカラーが定着する中、イエベ・ブルベのどちらもしっくりこない中間タイプの「グリベ(グリーンベース)が注目されたり、イエベ・ブルベのどちらでも使える「ニュートラルカラー」を配色したアイテムが発売されることが多くなった。パーソナルカラーに縛られずカラーを選びたいという需要が生まれたこと、メイクのトレンドとして肌なじみのいい色が人気だったことで「全べ」が使えるカラーが注目を浴びた。

(画像:https://lipscosme.com/posts/5576086 )

SNSを中心にオタク用語として誕生した「バブみ」は、母性を感じる・赤ちゃんのように可愛いといった意で使用されることが多い。美容領域では「ピュア」で「透明感」がありながらも、「あざとさ」も感じさせるメイクを指すことが多く、「赤ちゃん」「天使」「美少女」などの言葉とあわせて使用されることも(例:天使のようなバブみリップ)。全顔メイクはもちろん、涙袋・チーク・リップといったパーツごとのクチコミも多く投稿された。

(画像:https://lipscosme.com/posts/5614347

2023年、理想の顔の条件として目の上から鼻の下までの「中顔面」が短いことが挙げられました。中顔面を短くすることで幼い愛され顔になれる、という印象もSNSを通じて広く認知されたように思います。「中顔面短縮メイク」は、眉毛の印象は淡く・下まつげを描くなどアイメイクは下重心・幅広のチークを入れる・鼻の印象をなくすようにシェーディングを入れる忘れ鼻テクニック・人中を短く見せるオーバーリップなどがポイントに。

(画像:https://lipscosme.com/posts/5164872

上半期に話題になった中国発メイク「水蜜桃(スイミツトウ)メイク」などをはじめ、「桃」がついたキーワードをよく目にした2023年。万能に使えるピーチ系カラーが、ピュアさや幼い愛され顔になりたいというユーザーインサイトともマッチし、多くのクチコミやSNSで話題になりました。彩度や明度が高く、白みを感じさせる「ピーチコーラル」や生感のある粘膜色の「ピーチピンク」などが特に人気だったように感じます。

(画像:https://lipscosme.com/posts/5624302

「ピリピリ」「チクチク」と言ったオノマトペをよく目にした2023年。唇をふっくらとボリュームアップするプランプ効果のあるリップや、美容医療にも似たニードルなどを配合したスキンケアアイテムなど、「痛いコスメ」が話題に。思わず誰かに伝えたくなるような、ちょっとだけ痛い新感覚のアイテムは、SNSでもパッと目をひくキャッチーな存在でした。

(画像:https://lipscosme.com/posts/5094356

毛穴ケアのニーズがまだまだ高いこともありますが、全顔メイクが戻り”落とす”ケアが再度フィーチャーされた1年。中でも洗顔料は、クレイ・スクラブ・ジェルなどさまざまな形状が発売されました。肌がスッキリしたような実感をすぐ得られるのも、嬉しいポイントだったのかもしれません。機能面はもちろんのこと、即実感できる肌体験というスキンケアのエンタメ化が進んだとも言えるのではないでしょうか。

(画像:https://lipscosme.com/posts/5373823

うねりケアやカラーダメージケアなど、なりたい仕上がりや髪悩みごとに訴求されることが多かったヘアケア領域に新潮流。スキンケアで培った成分認知の傾向が、ヘアケア領域にも広がりました。コラーゲン・カシミヤシルク・アミノ酸など一度は聞いたことがある成分がヘアケアアイテムにも配合され、それを全面に押し出した訴求がされていたのも大きな要因に。ユーザーもどんな成分が配合されているかで商品を選ぶようになりました。

(画像:https://lipscosme.com/posts/5024528

シャンプーやトリートメントといったインバスケアだけでなく、ブラシやタオルなどヘアケアグッズはもちろん頭皮ケアなど、ヘアケア全般で投資がグッと増えたのも、今年の特徴。中でもブラシへの関心度は高く「ブラシでこんなに変わるとは」という驚きの声が多くのユーザーから挙がりました。高価格帯のものだからよいのではなく、タイパが求められているのも、今年のヘアケアの大きなポイントかもしれません。

(画像:https://lipscosme.com/posts/5649233

■『BEAUTY流行語大賞2023』特設ページはこちら
https://lipscosme.com/beauty_trend_word/2023/allyear

  • 2023年のビューティートピックを振り返り

素の美しさを作ることが求められた2023年


美容業界にとって、コロナ禍は大きな分岐点でした。

おうち時間が充実したことで「メイクの練習をした」「スキンケアの成分を勉強した」という方が多かったように思います。そしてそれらをLIPSやSNSで発信するまでが、一連の流れでした。そんなこともあり、この数年で知識・技術・発信力を持ち合わせた美容偏差値の高いユーザーがグッと増えたように思います。

美容偏差値の高いユーザーたちが、2023年に求めたのは素肌が整っている、素髪が美しい、素が整っているように魅せ、ピュアな印象なのに盛れていること


透明感のある肌、淡色の肌なじみのいいアイシャドウでも印象的な目元、ふっくらとした唇、クセのないツヤのある髪。まるでそれらがもとから備わっているかのように、メイクやスキンケア、ヘアケアで作り上げる。

数mm単位のメイクテクニック、配合成分への高い理解度がそれらを作りあげる基礎になっているのは間違いありません。

■総評
株式会社AppBrew
コンテンツ企画チーム マネージャー
有江さとみ

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