全薬工業株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役 橋本弘一 以下、全薬工業)は、20〜49歳の男性会社員412名を対象に、男性の夏の肌悩みとスキンケアについての調査を実施しましたので、お知らせいたします。
■調査サマリー

■調査概要
調査タイトル:男性の夏の肌悩みとスキンケアについての調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間: 2023年6月2日〜同年6月4日
有効回答:20〜49歳の男性会社員412名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計は100%になりません。
出典元:「レアリ・ド・ジュレリッチ」URL:https://www.geleerich.jp/reali/
- ■75.2%が「この夏、マスクを外す機会が増える」と回答
Q1.「これからの夏の日常生活において、これまでの夏よりもマスクを外す機会が増えそうですか。」と質問したところ、「はい」が75.2%、「いいえ」が16.3%という回答となりました。 (n=412)
調査を実施した6月時点で、すでに7割以上が脱マスクの機会増加を予想しています。「はい」と回答した人に世代間の差は少なく、年代に限らずマスクを外す機会が増えると推測できます。


- ■約6割が「マスクを外す機会の増加で、肌の悩みが気になる」と回答
Q1で「はい」と回答した方に、
Q2.「『マスクを外す機会の増加』は、これまでの夏のマスク着用時に比べ、自身の肌悩みが気になりますか。」と質問したところ、「非常にそう思う」が21.9%、「ややそう思う」が37.1%という回答となりました。 (n=310)
全体の半数以上が肌悩みが気になると回答した中で、30〜40代の比率がやや高く、30代以上の方が肌悩みを気にする傾向があると推測できます。


- ■夏の肌悩みは「日焼け」が38.6%で最多、「テカリ・ベタつき」は34.0%
Q3.「これまでの『夏の肌悩み』として、どのような悩みの経験があるかを教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「日焼け」が38.6%、「テカリ・ベタつき」が34.0%、「ニキビ・吹き出物」が23.1%という回答となりました。 (n=412)
20代は「テカリ・ベタつき」などの皮脂悩みと、「乾燥」の悩みの比率がそれぞれ高い傾向にあり、30代は「ニキビ・吹き出物」や「ひげそり負け」などの悩みの回答が目立ちました。全年代を通して、夏場に何かしらの肌悩みを抱える人が多いことがわかりました。


- ■夏の肌悩みの原因、「紫外線」が46.4%、「汗や皮脂」が44.3%
Q3で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、
Q4.「これまでの『夏の肌悩み』の原因は、何だと思いますか。(複数回答)」と質問したところ、「紫外線」が46.4%、「汗や皮脂」が44.3%、「スキンケア不足」が29.4%という回答となりました。 (n=323)
「紫外線」「汗や皮脂」の回答が多数である一方で、「スキンケア不足」を自覚している回答も約3割あり、自身の洗顔や保湿ケアが十分ではないと考えている人も一定数存在しました。
今回の調査では、特に30代が様々な肌悩みの原因を抱える傾向があることもわかりました。


- ■夏の肌悩みへの対策・対処、「日焼け止めを塗った」が36.5%で最多
Q3で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、
Q5.「これまでの『夏の肌悩み』に、どのような対策・対処をしたことがありますか。(複数回答)」と質問したところ、「日焼け止めを塗った」が36.5%、「洗顔料を変えた」が24.8%、「化粧水・美容液を変えた」が23.2%という回答となりました。 (n=323)
日焼け止めは回答者の3人に1人が使用経験があるほか、洗顔料または化粧水・美容液などの基本のスキンケアを見直すという回答もありました。


Q5で「何もしなかった」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、
Q6.「Q5で回答した以外に、これまでの『夏の肌悩み』に対策・対処をしたことがあれば自由に教えてください。(自由回答)」と質問したところ、「肌荒れの薬を塗った」や「水分をしっかりとる」など153の回答を得られました。 (n=259)
<自由回答・一部抜粋>
・25歳:肌荒れの薬を塗った。
・44歳:オールインワンの化粧品を使う。
・41歳:水分をしっかりとる。保湿も。
・34歳:ひげそりの頻度を少なくする。シェーバーを変える。化粧水を変える。
・37歳:朝日を浴びる。
・26歳:できるだけマスクを外した。
・27歳:食事に気をつける。
- ■実施した夏の肌悩みへの対策・対処、7割以上が「効果あり」
Q5で「何もしなかった」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、
Q7.「Q5とQ6で回答した対策・対処はこれまでの『夏の肌悩み』に効果がありましたか?」と質問したところ、「とてもあった」が17.0%、「少しあった」が56.4%という回答となりました。 (n=259)
7割以上の回答が一定の効果を感じている一方で、「あまりなかった」「全くなかった」という回答が約2割あり、肌悩みへの対策・対処に試行錯誤していることが推測できます。


- ■夏に試したいメンズ美容、「日焼け・シミ対策」が33.7%、「汗・皮脂対策」が30.8%
Q8.「これからの『夏に試したいメンズ美容』として、興味があることを教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「日焼け・シミ対策」が33.7%、「汗・皮脂対策」が30.8%という回答となりました。 (n=412)
「日焼け・シミ対策」「汗・皮脂対策」に回答が集中している一方で、「乾燥対策」にも興味が示されており、人によっては湿度の高い夏であっても肌の乾燥を感じる場合があると推測されます。
また、「特にない」という回答も約2割あり、メンズ美容への関心度に差があることもわかりました。


Q8で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、
Q9.「Q8で回答した以外にこれからの『夏に試したいメンズ美容』として興味のあるものを自由に教えてください。(自由回答)」と質問したところ、「汗によるベタつきと痒み予防」や「ひげそり後のスキンケア」など167の回答を得られました。 (n=287)
<自由回答・一部抜粋>
・29歳:汗によるベタつきと痒み予防。
・46歳:鼻のブツブツを治す。
・27歳:ふたえのり、ふたえテープの使用。
・27歳:質の良い睡眠。
・45歳:ひげそり後のスキンケア。
・46歳:シミ取り、シワ取り注射。
・48歳:汗拭きシート。
- ■夏に「基礎化粧品」を選ぶ基準は、「ベタつかない」「保湿力がある」「皮脂・テカリ対策になる」
Q10.「夏場に使うことを前提に洗顔料や化粧水などの『基礎化粧品』を選ぶとき、どのような基準がありますか。(複数回答)」と質問したところ、「ベタつかない」が27.4%、「保湿力がある」が26.0%、「皮脂・テカリ対策になる」が25.2%という回答となりました。 (n=412)
使用感だけでなく、保湿力や皮脂対策などの機能性の高さに期待する人が多いことがわかります。20〜30代に「使い方が簡単」「敏感肌でも使える」という回答が多く、シンプルな手順で肌をやさしくケアできるアイテムを好む傾向がうかがえます。


- ■まとめ
今回は20〜49歳の男性会社員412名を対象に、男性の夏の肌悩みとスキンケアについての調査を実施しました。
「この夏、マスクを外す機会が増える」と回答された方が75.2%おり、その中の約6割が「マスクを外す機会が増えることで肌の悩みが気になる」と答えています。年代別では、20代よりも30代以上のほうが肌悩みを気にする傾向がみられました。
夏の肌悩みに関しては、「日焼け」「テカリ・ベタつき」「ニキビ・吹き出物」などが気になる傾向があり、その原因として「紫外線」「汗や皮脂」をあげる方が多くいました。また、「スキンケア不足」を自覚されている方が約3割いました。
夏の肌悩みへの対策・対処として、「日焼け止めを塗った」が36.5%で最多となったほか、「洗顔料を変える」「化粧水・美容液を変える」など、基礎化粧品を見直す方もいました。
そのような対策・対処に一定の効果を感じている方が多い一方で、効果が「あまりなかった」「全くなかった」と回答される方も約2割あり、肌悩みに試行錯誤している様子がわかりました。
夏場に使う「基礎化粧品」を選ぶ基準について尋ねたところ、「ベタつかない」「皮脂・テカリ対策になる」が重要視されたほか、 「保湿力がある」にも回答が集まりました。
日焼け後の肌はデリケートで乾燥しやすくなってしまうことや、うるおい不足による過剰な皮脂分泌の予防などの観点から、夏場のスキンケアにおける保湿の大切さが認識されているものと推測できます。
また、夏に試したいメンズ美容は、「日焼け・シミ対策」や「汗・皮脂対策」を筆頭に、「乾燥対策」や「ニキビ対策」などもあがる中で、「特にない」という回答も約2割あり、メンズ美容への関心度に差があることもわかりました。
今後マスクを外す機会が増えていくにつれ、女性に限らず男性も昨年まで以上に夏特有の肌悩みに直面することが予想されます。
今後も日焼け止めや基礎化粧品を活用して肌を健康かつ清潔に保ち、肌悩みに負けない肌環境を整えることが大切です。
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