セキュリティ、パフォーマンス、信頼性を備えたより高度なインターネットの構築を支援するCloudflare(クラウドフレア)は、本日、2022年のインターネット、セキュリティ、オンラインサービスのトレンドや傾向を分析する「Cloudflare Radar Year in Review」を発表しました。

2022年の主なハイライトは以下の通りです。

  • 今年最もよく利用されたオンラインサービスはGoogle
  • 2022年に最も利用されたSNSはFacebook

インターネット検索大手のGoogleは、2位のFacebook、同率3位のAppleとTikTok、5位のYouTubeをおさえて1位に輝きました。続いてTikTokが2位を獲得。また、InstagramがTwitter(4位)を追い抜いて3位にランクインしました。写真・動画共有SNSのInstagramは、8月にTwitterを3位から引きずり降ろしました。

  • 世界のインターネットトラフィックが11月下旬に急増
  • 2022年に米国から発信されたフィッシングメールの数は、それに続く22か国からの発信数の合計よりも多い。
  • インターネット遮断の発生回数はイランが最多

FIFAワールドカップが開催されたことに加え、ホリデーシーズンのショッピング需要でブラックフライデーに2022年最大のオンライントラフィックが観測されたことが要因です。 年間60回のインターネット遮断が観測観察され、これはCloudflareが分析したすべてのインターネット遮断の3分の1に相当します。

Cloudflareの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるマシュー・プリンス(Matthew Prince)は、「Cloudflareは世界最大級のネットワークを構築しており、これが世界中のインターネットトラフィックやオンライン活動を独自の視点で把握することを可能にしています。世界中の人々にとって引き続きインターネットは必要不可欠であり、2022年に発生した抗議運動や紛争、自然災害の中でも世界をつなぐ役割を担えたことに、身の引き締まる思いです。より良く、より透明性が高く、より確かな情報に基づいたインターネットの構築に貢献できることを心から誇りに思います」と述べています。

本データは、インターネットのグローバルトレンドやインサイトを誰でも無料で閲覧できるCloudflare Radarの観測に基づいています。Cloudflare Radarは、Cloudflareの100か国以上、275都市以上に広がる世界最大級のグローバルネットワークのデータと、インターネットを高速かつプライベートに閲覧する手段として広く利用されているCloudflareの1.1.1.1 パブリックDNSリゾルバーから集約、匿名化したデータを使用しています。

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