テープス株式会社(本社:神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役:田渕 健悟)は、EC に特化したノーコードツール「TēPs(テープス)」において、「Yahoo!ショッピング」の注文の配送情報を更新する機能をリリースしたことをお知らせします。

■ 新機能の詳細
TēPs は EC 事業でよく使われるさまざまなツールと接続し、自社独自の業務を、担当者自身が自動化できるサービスです。今回の新機能により、Yahoo!ショッピングの任意の注文に以下の情報を自動で入力し、同時にステータスを「出荷済み」に変更できるようになりました。

【入力可能な情報】
● 配送方法
● 配送会社
● 配送伝票番号
● 配送伝票番号なしの理由
● 出荷日

たとえば Google スプレッドシート(※ 1 ) などの、TēPs とデータ連携が可能なサービスに配送情報と注文 ID をまとめておくことで、TēPs が注文の配送情報を自動で更新し、出荷後の業務を効率化することができます。

Yahoo!ショッピングの店舗運営においては、出荷が完了した注文に配送会社や配送伝票番号などの情報を入力し、ステータスを「出荷済み」に変更する必要があります。この一連の作業は「出荷済み処理」と呼ばれ、完了すると顧客に出荷通知メールが送信される仕組みです。しかし、出荷済み処理には以下のような手順が必要で、注文を 1 件ずつ手作業で処理している事業者にとっては負担が大きいうえ、ヒューマンエラー発生のリスクもあります。

【一般的な「出荷済み処理」完了までの工程】
● 出荷の準備が整った注文のデータを出荷元倉庫に共有
● 出荷が完了した注文のデータを倉庫側から受領
● 受領したデータをもとに管理画面で注文を検索
● 受領したデータをもとに注文に情報を入力し、ステータスを「出荷済み」に変更する

今回の新機能によって注文の出荷済み処理を以下のような業務フローで自動化できるようになりました。

【TēPs を導入した場合の「出荷済み処理」完了までの工程の例】
● あらかじめ倉庫側と Google スプレッドシートを共有
● 出荷の準備が整った注文の情報を、TēPs が共有の Google スプレッドシートに自動で書き出し
● 出荷が完了した注文の配送情報を、倉庫側の担当者が共有の Google スプレッドシートに記入
● 共有の Google スプレッドシートの情報を TēPs が取得し、出荷済み処理を自動で完了

このように、新機能を活用することで手作業を減らし、担当者の負担軽減や人件費の削減が期待できます。また、手作業がなくなることでヒューマンエラーの発生リスクも減少し、オペレーションの安定化が見込めます。

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