国内最大級の顧客満足度向上プラットフォーム「ファンくる」(https://www.fancrew.jp/)を運営する株式会社 ROI(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:山口敬人)は、「ファンくる」会員を対象に定期的に消費者の意識調査を実施しています。今回はコロナ禍についてのスーパーマーケットにおける意識調査(有効回答数923名)を2022年3月17日~3月22日に実施しました。

  食品や衣類など様々なものがインターネットで購入できるようになったいま、弊社が今年1月に実施した「ネットショッピング利用についての意識調査」(https://www.j-roi.com/news/research/research-ec22-01.html)によると、コロナ禍でネットショッピング利用が増えた人は48%といずれも自粛や巣ごもりを理由にその機会が大幅に増加しました。一方で生活に欠かせない食料品を扱うスーパーマーケットの実店舗の利用はどのようになっているのか、またネットスーパーはどれほど普及しているのか、ファンくる会員923名(男性:316名 女性:607名)を対象に、アンケート調査を実施しました。

 
 コロナ禍でスーパーの店頭利用は週に2~3回程度で19時~20時台が最も多く、コロナ前と比較して61%の方が利用頻度は「変わらない」と回答しました。利用が増えた方は16%、減った方は23%でした。増えた方は「自炊する機会が増えた」「巣ごもりするため」、減った方は「外に行くのは気が引けたため」「外出を減らすため」「まとめ買いをするようになったため」と、いずれもコロナによる影響であることがわかりました。
 店頭のスーパーを選ぶ基準は「価格・立地・品揃え」の3つが重要項目となり、商品購入で重視することは「価格」でした。全体の74%は店頭スーパーでがっかりした経験があり、最も多かった回答は「食品が腐っていたこと」、次に「値引きがレジで反映されていなかった」「店員の接客態度が悪かった」となりました。一方でネットスーパーの利用者は半数にも満たない28%でしたが、コロナ禍で利用が34%増えており、ネットスーパーの需要が高まっていることが伺えます。

【調査結果サマリー】
1.店頭スーパーの利用は週に2~3回、19時~20時台が最も多い
2.コロナ前と比較して店頭利用は「変わらない」が61%
3.店頭スーパーを選ぶ基準は「価格・立地・品揃え」、商品購入は「価格」が決め手
4.店頭スーパーで74%がガッカリ経験あり。「食品が腐っていた」が最多
5.セルフレジと有人レジの使用率は二分化。若年層はセルフレジを支持
6.サンプル品がきっかけで71%がリピーターに
7.ネットスーパーの利用者は28%。コロナ禍で利用頻度は「増えた」34%

【調査結果】
1.店頭スーパーの利用は週に2~3回、19時~20時台が最も多い


2.コロナ前と比較して店頭利用は「変わらない」が61%


3.店頭スーパーを選ぶ基準は「価格・立地・品揃え」、商品購入は「価格」が決め手


4.店頭スーパーで74%がガッカリ経験あり。「食品が腐っていた」が最多


5.セルフレジと有人レジの使用率は二分化。若年層はセルフレジを支持


6.サンプル品がきっかけで71%がリピーターに


7.ネットスーパーの利用者は28%。コロナ禍で利用頻度は「増えた」34%
 

 今回の調査結果では、コロナ禍であっても店頭スーパーの利用頻度は「変わらない」という結果になりました。「増えた」「減った」方は同じくらいの割合でおり、いずれもコロナウイルスによる影響で利用頻度に変化があったとしています。一方でネットスーパーの利用者は少ない結果となりましたが、コロナ禍で利用が増えたとする人は34%となりました。気になる調査結果として、店頭で配布されるサンプル品がきっかけで71%が購買につながっているとの回答がありました。実店舗でのサンプリングが高い確率で購買へとつながることがわかりました。
 店頭における会計においては、セルフレジと有人レジの使用率は二分化していますが、若年層によるセルフレジの選択が多くなっていいます。
 本調査ではこれ以外に、店頭、ネットスーパーで使用する平均金額や魅力に感じている点など全45問で回答を得て、年代別、性別、職業別、既婚・未婚別に集計しています。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:一般消費者
回答者:「ファンくる」に登録している全国120万人のユーザー
回答数:923名(男性=316/女性=607)
調査時期:2022年3月17日~3月22日
調査項目:コロナ禍におけるスーパーマーケットについての意識調査
設問数:45

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