
Amazonのレビューの種類
Amazonのレビューは2種類あります。一つが出品者評価、もう一つがカスタマーレビューです。
●出品者評価
商品ではなく、お店のサービスに関する評価です。具体的には、包装の仕方や発送のスピード、問い合わせに対するレスポンスの速さや丁寧さなどがあげられます。出品評価が低いと、アカウント停止や出品制限などの措置をとられてしまうことがあります。
●カスタマーレビュー
商品に関する意見や感想などになります。オリジナルブランド商品を扱っている事業者には大きく影響する項目だと思います。
低レビューを削除してもらうには
レビューはECサイトの売上を上げるために、とても重要な指標になります。それはAmazonにも当てはまります。万が一、低評価のレビューがついてしまった場合、どうしたらいいでしょうか? Amazonのガイドラインに違反しているレビューなら削除してもらえることがあります。低レビューがついた場合、下記項目に該当するようであれば、Amazonに削除依頼をしましょう。
●出品者評価とカスタマーレビューの両方に共通の削除可能なレビュー
・卑猥または冒とく的な言葉が含まれているレビュー
・メールアドレスや名前、電話番号などの個人情報が含まれているレビュー
・Amazon以外のリンクを含むレビュー
など
●出品者評価で削除可能なレビュー
・商品に関するレビュー(お店のサービスに対しても言及している場合は不可)
・Amazonから出荷(FBA)した注文の配送サービスに関するレビュー
など
●カスタマーレビューで削除可能なレビュー
・同じ商品に対して複数回にわたるレビュー
・競合他社に対しての批判的なレビュー
など
消せない低レビューの対応策
ガイドラインに違反していないレビューに関して、購入者に直接連絡して、レビューを削除してもらったり、変更してもらったりする事業者様もいます。しかし、Amazonの規約で禁止されているため、あまりオススメはしません。
レビューに対して返信することができます。そこできちんと対応することで購入者が自発的に低レビューを削除したり、変更したりする可能性もあります。
たとえ、低レビューを削除してもらえなかったり、変更してもらえなかったりしても、低レビューに返信することで、きちんと向き合ってくれる出品者であることをアピールできます。削除ができなかった低レビューは放っておかないようにしましょう。
最後に
商品に関することなら比較的自由に購入者が書けるカスタマーレビューは、出品者評価と比べると低レビューがつきやすく、削除しづらいです。そのため、まだレビューが少ないうちに低レビューがついてしまった場合は、商品ページを作り直すというのも手です。
低レビューを0件にするのは難しいので、低レビューを気にするよりも、よいレビューを増やすことに力を入れるといいでしょう。