STORES株式会社が「for LOCAL STORES」開始、地域書店を支援する新プロジェクトで街の文化育成を目指す

STORES株式会社が、地域の多様な商いを支援する新たなプロジェクト「for LOCAL STORES」を開始しました。初回の取り組みとして、地域に密着した書店を対象に、イベントのスポンサー支援、決済用端末の無料貸出、オンラインショップの開設サポートなどを展開しています。
ひとつの店舗内で複数の事業を展開することは、店舗の可能性を拡張する一方で、運営を煩雑にする側面もあります。同社は、このような商いの変容と課題に寄り添い、店主が自身の理想とする店舗づくりに専念できる環境の実現を目指しているとのことです。
プロジェクト開始の背景
STORES株式会社は2025年夏以降、日本全国のさまざまな業種の利用事業者約50店舗を実際に訪問し、商いの現場で生じている変化や課題について丁寧に耳を傾けてきたそうです。
店舗の運営・維持にかかるコストが増加する中、訪問先では、複数の事業を組み合わせることによって収益機会や店舗の役割を拡大させている様子が確認されました。書店においても、書籍販売に加えてカフェやギャラリー、イベントスペースなどを組み合わせる取り組みが見られる一方で、仕入れ・在庫管理・売上管理などの業務が煩雑化し、店主の時間や生活を圧迫しているという声が聞かれたということです。書籍販売の利益率が限定的な中、事業の幅を広げることと、無理のない運営を継続することの両立が大きな課題となっています。
インターネットを通じて誰でも手軽に書籍を購入できる時代においても、街の書店には、単純に本を販売するだけではない重要な役割が存在します。予期せぬ一冊との出会いや、本を起点として生まれる人々の交流。このような営みは、その地域ならではの文化を形成しています。
特に書店は、店主のこだわりや想いが選書や店舗づくりに反映され、一軒一軒が異なる魅力を持っています。同社は、そうした書店が地域に存在し続けることは、その地域の文化的な多様性や豊かさを示すひとつの証であると考えています。店主の想いや情熱を大切にしながら、事業としても継続できること。その両立をサポートしたいという想いから、本プロジェクトの第一弾として書店への支援に着手しているとのことです。
for LOCAL STORESが目指すこと
STORES株式会社は、「Just for Fun」をミッションとして掲げています。一軒一軒の店舗には、店主の「好き」や「やってみたい」という想い、こだわりや情熱が存在します。それらは必ずしも経済合理性だけで説明できるものではありません。しかし、そうした想いや工夫がそれぞれの店舗らしさを生み出し、その積み重ねが地域の多様性や文化的な豊かさにつながっていると同社は考えています。
その一方で、店舗を長期間継続していくためには、想いや情熱だけでなく、必要な収益を確保し、日々の業務を無理なく運営できることも不可欠です。特に物販や飲食、イベントなど複数の事業を組み合わせるほど、店舗運営は複雑化します。STORES株式会社は、決済、POSレジ、ネットショップ、予約などのプロダクトを通じて、こうした業務の負担を軽減し、店主が自分の大切にしたいことに時間を使える環境を目指しています。
「for LOCAL STORES」が目指すのは、店主のこだわりや楽しさと、事業としての持続可能性を両立させることです。テクノロジーによって商いの手間を削減し、一軒一軒の店舗が、その店舗らしく事業を継続できる環境づくりに取り組んでいます。
2026年の取り組み
経済産業省の「書店振興プロジェクトチーム」が取りまとめた「書店活性化のための課題」では、書店主催イベントの開催費用や、作家を招待するための交通費の負担が課題として挙げられています。STORES株式会社の訪問インタビューでも、書店の店主がゲストの交通費などを自ら負担しながら、工夫を凝らしてイベントを開催している様子が確認されました。
こうした書店の活動を後押しするため、2026年は書店に関連するイベントへのスポンサー支援に加え、決済端末の無料貸出やネットショップの開設支援など、イベント運営の負担を軽減する取り組みを推進しています。
また、店舗やイベントの運営を支えるだけでなく、商いを営む人々の想いや日々の工夫を伝える活動も実施しています。オリジナル雑誌『hi,STORES vol.2』では、「商いのしんどたのしい」をコンセプトに、全国各地で書店を営む方々の声を紹介しています。
主な取り組み
- 決済端末のレンタル:「読の市」にて、希望する出店書店への「STORES 決済」の端末貸し出しを行い、イベントにおけるキャッシュレス決済の導入を支援しました。
- ネットショップの立ち上げ支援:「読の市」公式ネットショップの開設にあたり、初期設定代行サービス「STORES おまかせスタート」を提供しました。主催者がイベントの企画や運営に専念できるよう支援しました。
- オリジナル雑誌『hi,STORES vol.2』の制作:「商いのしんどたのしい」をコンセプトに、書店を営む方々へのインタビューや寄稿エッセイを通じて、店主それぞれのこだわりや、商いの楽しさと難しさを伝えています。
主な協賛イベント
- 梅屋敷ブックフェスタ(2026年6月〜)
- おかやま文学フェスティバル 2026秋-2027春
- 第2回 読の市、DESIGN LIVE MARKET by 読の市
- 文学フリマ(2026年7月〜)


梅屋敷ブックフェスタ(海外文学翻訳家によるトークイベントの様子)


おかやま文学フェスティバル(「表町ブックストリート」の様子)


読の市(第2回 読の市の様子。主催者より画像提供)
今後の展開
STORES株式会社は今後も、書店に対して、イベントへのスポンサー支援や店舗運営の支援を継続していくとしています。さらに、書店に限定せず、複数の事業を組み合わせながら店舗運営に取り組む事業者へ、活動を拡大していく予定です。
一軒一軒の店舗が、その店舗らしい商いを楽しみながら継続していくこと。STORES株式会社は「for LOCAL STORES」を通じて、日々の商いを支えるとともに、商いを営む人々の声を届け、その地域ならではの文化や賑わいが育まれることに貢献していくとしています。
STORESについて
STORES株式会社は、「Just for Fun」のミッションのもと、こだわりや情熱に駆動される経済を目指しています。小売、飲食、サービス業を中心とする中小事業者の店舗運営を支える幅広いプロダクトを提供しています。顧客データを基盤とした「STORES」のプロダクトを通じて、事業者の持続的な売上成長をサポートし、個性豊かで多様な商いがあふれる社会を実現します。
出典元:STORES株式会社
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000299.000031375.html
