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ForterのAI判定プラットフォームをシップスが導入、決済完了率92%達成で不正被害ゼロを継続

ForterのAI判定プラットフォームをシップスが導入、決済完了率92%達成で不正被害ゼロを継続

AI判定プラットフォームを提供するForter(本社:米国ニューヨーク州)と、日本を代表するセレクトショップ事業を展開する株式会社シップス(以下「SHIPS」)は、2026年10月8日、SHIPSがForterの「Fraud Management」および「Payment Optimization」を公式オンラインショップならびにアプリに導入し、運用を開始したことを共同で発表しました。

この導入により、不正対策の完全自動化を実現するとともに、決済承認率の最大化が図られています。次世代コマースにおける新たな不正対策の仕組みとして注目が集まっています。

3Dセキュア義務化に伴う課題と運用負荷の増大

SHIPSは公式オンラインショップおよびアプリにおいて、不正利用の増加とそれに対応する運用工数の増大という課題に直面していたということです。

これまでSHIPSでは、ルールベースによる不正検知システムと社内スタッフによる目視確認を組み合わせた対策を実施してきたとのことです。しかしながら、1日あたり約30件、年間では約9,000件に達する目視確認作業は、大きな運用負荷となっていたといいます。

加えて、2025年3月までに予定されていたEMV 3Dセキュア(3DS)の導入義務化も大きな課題となっていたとのことです。すべての取引に3DSを適用した場合、SMSやメールの不達、生体認証の失敗などによって「カゴ落ち」が頻発し、顧客体験(CX)の低下や収益機会の喪失を招くことが懸念されていました。そのため、SHIPSはこれらの課題を解決できる高度なソリューションの導入を検討していたということです。

リスクベース認証と全自動判定が採用の決め手に

複数のソリューションを比較検討した結果、SHIPSはForterのFraud ManagementおよびPayment Optimizationの導入を決定しました。採用を決定した主な理由は以下の通りです。

  • AIによるインテリジェントなリスクベースの3DS制御: ForterのAIがリアルタイムで取引のリスクを瞬時に判断し、高リスクな取引についてはブロックする一方、低リスクと判断された取引は3DSを経由せずに決済を実行します。これにより、義務化要件を満たしながらも、正当な利用者への摩擦を最小限に抑制することが可能になります。
  • アイデンティティに基づく高精度な判定: グローバルで構築されたアイデンティティ・ネットワーク情報を活用することで、与信実行前に全自動で正確な判定を実施します。
  • 運用の完全自動化: 目視確認作業や判定ルールの手動更新を不要にすることで、スタッフをより生産性の高い業務にシフトさせることができます。

決済完了率92%達成、不正被害はゼロを継続

Forterの導入後、SHIPSの公式オンラインショップおよびアプリでは劇的なパフォーマンス改善が確認されたということです。

  • カゴ落ちの抑制と決済完了率の大幅な向上: 導入開始時点(2025年4月)の決済完了率は86%から88%前後でしたが、3DSの利用率を最小限に抑えつつ不正取引をブロックする仕組みにより、半年後の10月には92%前後まで改善されました。
  • ブロック率(拒否率)の劇的な低下: 従来システム利用時の3.0%から、Forter導入後は0.045%まで低下し、正当な顧客に対する誤検知を大幅に削減することに成功しました。
  • 不正被害の根絶: 導入後、不正によるチャージバックは継続して0件を維持しており、強固なセキュリティと収益保護の両立を実現しています。

パターン①運用への移行でさらなるコンバージョン改善を実現

Forterの導入により劇的なパフォーマンス改善が見られましたが、さらなるカゴ落ち改善に向けて、パターン①申請時にForterのサポートを受け、カード会社からの承認を取得したとのことです。2026年6月からはパターン①での運用を開始しています。

パターン①運用への移行により、以下の成果が得られています。

・3DSの利用率:パターン②での運用時から85%減少しました。

・決済完了率:パターン②での運用時と比較して3から5ポイント改善されました。

株式会社シップス担当者のコメント

株式会社シップス DX部 EC開発リード 高橋邦之氏は次のようにコメントしています。

「Forterを導入したことで、3Dセキュア義務化に伴うカゴ落ちのリスクを最小限に抑えながら、目視審査の完全自動化と決済完了率の向上を同時に実現することができました。また、パターン①での運用が実現できたことにより、正当なお客様に対する誤検知が大幅に削減され、お客様の購買体験のさらなる向上につながっています。」

Forter日本担当カントリーマネージャーのコメント

Forter 日本担当カントリーマネージャー 野田陽介氏は次のように述べています。

「日本のセレクトショップの先駆けであるSHIPSが、デジタルの世界においても『上質でストレスのない購買体験』を妥協なく追求される姿勢に対して、当社のテクノロジーでお応えできたことを心から光栄に思っています。3Dセキュアの義務化は多くの事業者にとって顧客体験(CX)悪化の懸念材料となっていますが、SHIPSは不正対策、アカウント保護、決済最適化を包括的に高度化されました。これにより、最も理想的な『パターン①』の運用を高水準で実現し、強固なセキュリティと、お客様が愛するブランドにふさわしいフリクションのない決済環境を両立されています。今後もSHIPSの洗練されたコマース進化を、確かな技術でサポートし続けてまいります。」

株式会社シップスについて

株式会社シップスは1975年に創業され、日本におけるセレクトショップの先駆けとして知られています。「STYLISH STANDARD」をコンセプトに、トラディショナルな要素を今日的な形で表現した上質なスタイルを提案しています。メンズ、ウィメンズ、キッズのアパレルから服飾雑貨まで幅広く展開し、こだわりのあるライフスタイルを追求しています。時代に流されない普遍的な価値と、常に新鮮な感動を国内外に発信し続けている企業です。

Forterについて

Forterは、コマースにおけるあらゆる重要な局面において、最適なAI判定を提供する企業です。グローバルのアイデンティティ・ネットワークに基づく自社AIが、新規登録から決済、返品に至るまで即座に信頼性を判定します。優良な顧客に常に最適な体験を届けることを可能にしています。ASICS、アイリスプラザ、トイザらス、ZOZOをはじめとする100万近くの事業者が、良質な顧客のロイヤルティを高めるためにForterを導入しています。大切な顧客にはストレスのない体験を、ビジネスには確実な収益をもたらすソリューションを提供しています。

出典元: Forter株式会社/株式会社シップス

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