楽天市場とShopifyの受注・在庫連携アプリ「コマースロボ Shopify connect」が提供開始

株式会社コマースロボティクス(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊藤彰弘)は、2026年10月1日より、楽天市場の受注・在庫・出荷情報をShopifyと自動連携する新サービス「コマースロボ Shopify connect(コマースロボ ショッピファイ コネクト)」の提供を開始しました。本サービスは楽天市場の店舗運営支援サービス「RMSサービススクエア」に掲載されており、同日より申し込み受付が開始されています。利用料金は月額10,000円(税別)からとなっています。
開発の背景:Shopifyでの運用を楽天市場出店後も継続したいニーズに対応
近年、自社ECサイトをShopifyで構築し、集客チャネルとして楽天市場に出店する事業者が増加しています。しかしながら、両プラットフォームは受注・在庫・出荷の仕組みがそれぞれ独立しているため、運営現場では以下のような課題が発生していました。
管理画面が2つ、業務フローが2本立てになる問題
Shopifyで一元管理できていた運用業務に、楽天市場の店舗運営システム「RMS」を毎日開く作業が追加されることになります。これによりスタッフの教育コストが増大し、業務が属人化しやすくなるという課題がありました。
在庫が2つに分かれ、調整が困難
安全在庫を厚めに確保すれば機会損失が発生し、少なく抑えると売り越しのリスクが生じます。モールごとの在庫調整が大きな負担となっていました。
楽天市場の情報だけが別管理になる
Shopifyの顧客分析・CRM・アプリ連携に楽天市場の注文データが反映されず、売上全体を把握するにはスプレッドシートでの管理が必要になるという課題がありました。
同社は、EC事業者や3PL向けに、ECの受注管理(OMS)と倉庫管理(WMS)を統合し、受注から出荷までを自動化するOMS・WMS統合システム「コマースロボ」を提供してきました。このOMS基盤をデータ中継プラットフォームとして活用し、楽天市場とShopifyをAPIで接続する専用アプリとして開発されたのが「コマースロボ Shopify connect」です。
サービス概要:楽天市場の受注・在庫・出荷をShopifyに一元化
「コマースロボ Shopify connect」は、楽天市場に届いた注文を自動的にShopifyへ取り込み、Shopify側の在庫・出荷情報を楽天市場へ自動で反映する連携アプリケーションです。CSVのダウンロードや転記作業は不要で、24時間体制で自動稼働します。使い慣れたShopifyの管理画面から、楽天市場の注文の処理状況まで把握・操作することが可能となっています。
主な機能
1. 注文データの自動取込
楽天市場で発生した注文を検知し、自動的にShopifyへ連携します。取り込まれた注文はShopifyの「注文管理」一覧に表示され、通常の注文と同様に扱うことができます。Shopifyの注文詳細には楽天市場の注文番号が記録され、楽天RMSの注文詳細「ひとことメモ」にはShopifyの注文番号が記録されるため、双方の注文を照合することが可能です。
2. Shopifyとの在庫連動
Shopify上の在庫数をマスターとして、増減を約5分程度で楽天市場へ自動同期します。楽天市場とShopifyの間で在庫がずれることによる機会損失を防止します。
3. 出荷実績・追跡番号の自動反映
出荷作業が完了すると、お荷物追跡番号と発送日を楽天市場へ自動で一括アップロードし、店舗側のステータスも自動更新されます。
4. 変更・キャンセルデータの同期
Shopify側で注文内容の変更やキャンセルを行うと、コマースロボを通じて楽天市場へ同期されます。対象は発送前の注文で、発送後の変更・キャンセルは同期されません。
注文お礼メール・出荷完了メールもOMSから自動送信できます。
特長
1. 導入2,000社のOMS基盤をそのまま中継に活用
OMS・WMS統合システム「コマースロボ」をデータ中継プラットフォームとして採用しています。楽天市場とShopifyの間のデータ連携を、日々の受注処理を担ってきたOMS基盤の上で、強固なセキュリティ環境のもと自動処理します。(※導入社数は、コマースロボ・Air Logi(エアロジ)合わせて2,000社。2026年時点)
2. RMSサービススクエア掲載
楽天市場が推奨する店舗運営支援サービスとして「RMSサービススクエア」に掲載されています。楽天市場での店舗運営を前提に設計されています。
3. 注文取込だけで終わらない連携範囲
注文の自動取込に加えて、在庫同期、送り状番号の一括自動登録、変更・キャンセルの同期までカバーし、バックヤードの手作業をまとめて削減します。
4. 専門知識不要、最短1週間で稼働
RMSとShopifyで指定の認証キーを入力して接続します。エンジニアがいなくても導入可能で、導入後もメール・AIヘルプデスクでサポートが提供されます。
対応範囲
連携の範囲は、楽天市場1店舗とShopifyの1対1の連携となります(楽天市場の複数店舗、楽天市場以外のモールには対応していません)。
楽天市場側は、がんばれ!プラン・スタンダードプランを含む全出店プランに対応しています。Shopify側は、Basic・Grow・Advanced・Plusの各プランに対応しています。
コマースロボ本体(OMS/WMS)の契約は不要で、本アプリの月額料金のみで利用できます。初期費用はかかりませんが、無料トライアルは提供されていません。
料金プラン(月額・税別)
月間の楽天注文件数に応じた月額定額制となっています。
- 1,000件プラン:1,000件まで 10,000円
- 5,000件プラン:5,000件まで 20,000円
- 10,000件プラン:10,000件まで 30,000円
- 50,000件プラン:50,000件まで 50,000円
注文データ自動取込・在庫自動同期・送り状番号自動登録・メール・AIヘルプデスクは全プランに含まれます。コマースロボ本体(OMS/WMS)とは別の料金体系で、出荷件数に応じた従量課金はありません。
導入の流れ(最短1週間)
1. アカウント発行
RMSサービススクエアのお申し込みフォームより申請します。
2. API・認証キー設定
楽天市場(RMS)とShopifyの管理画面から、指定の接続キーを入力します。
3. 自動連携スタート
テストを経て本番稼働を開始します。
会社概要
会社名:株式会社コマースロボティクス
代表者:代表取締役社長 伊藤彰弘
所在地:東京都港区新橋5-10-5 PMO新橋Ⅱ 4階
設立:2013年7月
事業内容:EC・物流業務の自動化ソフトウェアの開発・提供(OMS「コマースロボ」、クラウドWMS「Air Logi」ほか)
※「Shopify」はShopify Inc.の、「楽天市場」「RMS」は楽天グループ株式会社の各商標または登録商標です。
出典元:PR TIMES
