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海外アパレル通販のサイズ違い経験は約6割、返品しやすさで購入意欲が変わる実態調査

海外アパレル通販のサイズ違い経験は約6割、返品しやすさで購入意欲が変わる実態調査

オンラインショッピングで衣類や靴を購入することは、今や日常的な行動となっています。画面をタップするだけで、世界中のファッションブランドから商品を取り寄せることができる便利な時代です。

しかしながら、商品が届いて箱を開けたとき、「想像していたものと違う」と感じた経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。サイズの不一致、写真とは異なる色合い、想定していた生地感との相違など、こうした小さなギャップは、海外ブランドや海外通販サイトを利用する際に、より顕著になる傾向があります。

このたび、グローバル返品ソリューション『Return Helper株式会社』と株式会社NEXER Groupが共同で実施したアンケート調査により、「海外アパレル通販のサイズ・イメージ違いと返品実態」に関する興味深いデータが明らかになりました。本調査は、事前調査において「衣類・靴・バッグなどをインターネットで購入した経験がある」と答えた全国の男女250名を対象に実施されました。

調査概要

本調査は以下の概要で実施されました。

  • 調査手法:インターネットでのアンケート
  • 調査期間:2026年9月4日から9月11日
  • 調査対象者:事前調査で「衣類・靴・バッグなどをインターネットで購入した経験がある」と回答した全国の男女
  • 有効回答:250サンプル

※数値は原則として小数点以下第2位を四捨五入して表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

海外通販でアパレル商品を購入した経験者は13.6%

まず初めに、海外通販でアパレル商品を購入した経験の有無について質問したところ、「ある」と回答した方は13.6%、「ない」と回答した方は86.4%という結果になりました。

海外通販でアパレル商品を購入した経験

この結果から、海外通販でアパレル商品を購入した経験がある方は1割強程度にとどまっており、多くの消費者にとって海外通販はまだ利用したことのない購入手段であることが判明しました。

続いて、海外通販での購入経験がある方に対して、具体的な購入先について尋ねたところ、最も多かったのは「海外ブランドの公式通販サイト」で50.0%でした。次いで「中国系ECアプリ」が44.1%、「海外のECモール」が23.5%、「越境ECに対応した国内モール」が11.8%、「その他」が2.9%と続いています。

海外通販の購入先

海外ブランドの公式通販サイトと中国系ECアプリが上位を占めており、ブランドから直接購入する方法だけでなく、気軽に利用できるECアプリも海外アパレルの購入チャネルとして選ばれている状況が見て取れます。

オンライン購入の衣類でサイズ・イメージ違いを経験した人は58.8%

次に、インターネットで購入した衣類で「サイズが合わなかった」「イメージと違った」という経験があるかを質問しました。

サイズ・イメージ違いの経験

その結果、「ある」と答えた方が58.8%、「ない」と答えた方が41.2%でした。半数を超える方が、オンラインで購入した衣類についてサイズやイメージの相違を経験していることが明らかになりました。このことから、購入後にサイズやイメージが合わなかった場合の対応方法も、ショッピングの満足度を左右する重要な要素であることがうかがえます。

海外サイズ表記に不安を感じる人は93.9%

サイズ・イメージ違いの経験がある方に対して、海外サイズ表記(US・EU・中国サイズなど)に不安を感じるかを尋ねたところ、「とても不安を感じる」が44.2%、「ある程度不安を感じる」が49.7%となり、合計で93.9%の方が「不安を感じる」と回答しました。一方、「あまり不安を感じない」と答えた方は6.1%にとどまりました。

海外サイズ表記への不安

それでは、この不安に対して消費者はどのような対策を講じているのでしょうか。海外サイズ表記に不安を感じると回答した方に、購入時の対処方法を聞いたところ、最も多かったのは「レビューを見る」で57.2%でした。

海外サイズ購入時の対処法

次いで、「モデルの身長・着用サイズを確認する」が34.8%、「手持ちの服と実寸を比較する」が31.9%、「大きめのサイズを買う」が20.3%、「その他」が7.2%という順になりました。

レビューの確認やモデルの着用情報のチェック、手持ちの服との実寸比較など、サイズ選びで失敗しないために自ら情報を収集している方が多い実態が分かります。海外サイズ表記への不安が大きいからこそ、購入前の確認作業に時間と労力をかけていることが読み取れます。

サイズ・イメージ違いの際、38.8%が「諦めて着ない・使わない」

サイズ・イメージ違いを経験した方に、購入した商品がサイズ・イメージ違いだったときに実際にどう対応したかを質問しました。

サイズ・イメージ違い時の対応

最も多かったのは「諦めて着ない・使わない」で38.8%でした。次いで、「返品した」が18.4%、「交換した」と「フリマで売った」がそれぞれ8.8%、「人にあげた」が5.4%、「その他」が19.7%という結果になりました。

その対応を選んだ理由についても質問しており、一部を紹介します。

「諦めて着ない・使わない」と回答した方の理由は以下の通りです。

  • 問い合わせの対応が英語のみだったため諦めました。(20代・女性)
  • 返品するのにもお金がかかるから。(30代・女性)
  • 返品の仕方がわからないから。(30代・女性)

「返品した」と回答した方の理由は以下の通りです。

  • 返品してお金が戻ってきたら別の商品を買いたいため。(20代・女性)
  • 大きすぎて使いづらかったので返品した。(30代・男性)
  • サイズが合わず、でも1つ下のサイズでは小さいと感じたため。(30代・女性)

回答内容を見ると、返品方法が分からないことや、送料負担・問い合わせ対応の負担から、返品を諦めてしまう方も存在することが分かります。サイズやイメージの違いが発生した際に、分かりやすく返品・交換できる仕組みがあるかどうかも、オンライン通販を利用する上で重要なポイントといえるでしょう。

簡単に返品できるなら海外購入が「増える」と回答した人は48.8%

最後に、「サイズが合わなければ簡単に返品できる」のであれば、海外ブランド・海外通販での購入は増えると思うかを質問しました。

返品が簡単なら海外購入は増えるか

その結果、「大きく増えると思う」が11.2%、「ある程度増えると思う」が37.6%となり、合計で48.8%が「増えると思う」と回答しました。一方で、「あまり増えないと思う」は32.0%、「まったく増えないと思う」は19.2%でした。

そのように考える理由についても質問しており、一部をご紹介します。

「増えると思う」と回答した方の理由は以下の通りです。

  • 海外での服のサイズが分からない人は一定いると思う。返品対応ができることで、好きなデザインのものを見つけた時でも買うことができるから。(20代・女性)
  • 手続きがめんどくさい、言語の壁などで諦めている人が他にもたくさんいそうだから。(20代・女性)
  • 返品可能であれば手が出しやすそう。(20代・男性)
  • 海外のでなくても、返品手続きってめんどくさく、難しいので、それさえ楽であれば、少し安心して買ってみようかなという気になる。(30代・女性)
  • 商品交換できると安心できるから。(30代・男性)

「増えないと思う」と回答した方の理由は以下の通りです。

  • 手続きや配送に時間がかかるため。(30代・男性)
  • サイズのイメージがわかないのでまず最初に注文するときにこまる。そもそも返品はあまりしたくない。手間。(30代・女性)
  • 海外通販は詐欺サイトや粗悪品、偽ブランド品の怖さがあるから。(30代・男性)
  • 海外通販をあまり信用していないのでカード情報の入力すら怖いから。(30代・女性)
  • そもそも海外という時点でハードルが高いため。(40代・男性)

回答を見ると、返品のしやすさが購入への安心感につながる一方で、配送時間や手続きの手間、サイトへの信頼性など、返品以外の不安要素を抱える方も存在することが分かります。海外通販の利用促進には、返品のしやすさだけでなく、安心して購入できる環境の整備も重要であることが示唆されています。

まとめ

今回の調査により、インターネットで購入した衣類で「サイズが合わなかった」「イメージと違った」と感じた経験がある方は58.8%に達することが明らかになりました。また、その経験者の93.9%が海外サイズ表記に不安を感じていることも判明しています。

さらに、サイズ・イメージ違いだった際には、38.8%が「諦めて着ない・使わない」と回答しています。その一方で、「サイズが合わなければ簡単に返品できる」のであれば、48.8%の方が海外ブランド・海外通販での購入は増えると考えていることが分かりました。

海外アパレルを楽しむためには、商品そのものの魅力だけでなく、サイズ選びのしやすさや返品・交換の分かりやすさも重要な要素となります。購入前の情報提供だけでなく、商品到着後の対応まで含めて安心して利用できるサービスを選択することが、海外通販をより快適に楽しむための鍵になるのではないでしょうか。

出典元:Return Helper株式会社×株式会社NEXER Group

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