事業形態に合わせたコマースプラットフォームを提供するW2株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:山田大樹氏)は、ECを従来の「商品販売の場」から「顧客が商品選びをサポートされ、購買を創出するメディア」へと進化させるAIエージェント基盤「W2 SmartHub」の正式リリースを発表しました。

消費者の購買行動の変化と企業が直面する課題
現在、消費者が商品を購入する際には、ECサイトの商品ページのみならず、記事コンテンツ、SNS、レビュー、動画、さらには生成AIなど、多岐にわたる情報接点を活用することが一般的となっています。
その一方で、企業側においては、ECの購買データ、実店舗のPOSデータ、顧客情報、コンテンツ情報などが各所に分散してしまっており、「どのコンテンツが実際の購買につながったのか」「メディア施策によって売上やコンバージョン率がどの程度変化したのか」といった点を正確に把握することが困難という課題に直面しています。
W2 SmartHubの主な機能
W2 SmartHubは、EC、店舗、基幹システム、メディアなど各所に存在するデータを統合し、AIが「何を伝えるべきか」という企画段階からコンテンツ制作、公開、効果検証、改善に至るまでを包括的に支援するプラットフォームです。
同社は今回の正式リリースを起点として、メディアコマースの実現に必要となるAIプラグインを段階的に提供していく方針を明らかにしています。
W2が提唱するメディアコマースの概念
メディアコマースとは、ECを単純な販売チャネルとして捉えるのではなく、顧客による商品理解や商品選択をサポートするメディアとして位置づけ、その情報接点を購買行動や売上に結びつけていく考え方を指します。
単にコンテンツの数を増やすだけでなく、「知る→理解する→選ぶ→購入する」という顧客の一連の行動をデータによって捉え、メディア施策を継続的に売上へと結びつけるコマースの実現を目指しています。

ECを「販売する場所」から「選択を支援するメディア」へと転換させることが、メディアコマース戦略の核心となっています。
W2 SmartHubの特徴
EC、店舗、基幹、メディアのデータ連携により情報接触から購買までを可視化
W2 CommerceがECサイトにおける販売・運営を支えるプラットフォームとして機能するのに対して、W2 SmartHubはその上位レイヤーでデータとAIを連携させ、メディア施策を売上へとつなげるAIエージェント基盤としての役割を果たします。
ECにおける商品データ、在庫データ、会員データ、購買データに加えて、店舗のPOSデータ、基幹システム、Webコンテンツ、SNSなどのデータを統合的に管理します。さらに、AIがデータを分析するだけではなく、コンテンツ制作や公開といった実務レベルの業務までサポートします。
第一弾として提供される4つのAIプラグイン
今回の第一弾リリースでは、以下の4つのAI機能が提供されます。
売上データから制作すべきコンテンツを発見する機能
商品ごとの販売データや閲覧データをAIが分析し、「閲覧数は多いが購入に至っていない商品」などから、必要とされるコンテンツの企画・制作を実施します。公開後の効果測定やコンテンツのリライトまで支援する機能が搭載されています。
レビューやSNSなど顧客の声を購買につなげる機能
顧客からの投稿やレビュー内容をAIが解析し、商品購入の参考となるコンテンツを選定します。コンテンツを閲覧した顧客と閲覧していない顧客のコンバージョン率を比較することで、購買への貢献度を検証することが可能です。
顧客視点での商品探索を実現する機能
商品やコンテンツをAIが解析することで、「利用シーン」「悩み」「購買動機」といったタグを自動生成します。従来のカテゴリ分類では発見が難しかった商品との出会いを創出します。
顧客ごとに最適な商品やコンテンツを提案する機能
購買履歴や商品属性などの情報をもとに、顧客ごとにパーソナライズされた商品やコンテンツをレコメンドします。A/Bテストによる検証を通じて、継続的に精度を向上させることができます。
これらの機能を共通のデータ基盤上で連携させることで、「どの記事を読んだユーザーが、どの商品を購入したのか」といった情報接触から購買に至るまでの流れを可視化することが可能となります。
第二弾は2026年10月にリリース予定
AIプラグインを拡張しメディアコマースの成果をさらに向上
同社は2026年10月を目標に、今回提供するAIプラグインに加えて、メディアコマースをさらに発展させる追加のAIプラグインをリリースする予定です。
第一弾で実現した「コンテンツの制作・配信・商品との連携」機能に加えて、第二弾ではAIによるデータ活用、顧客理解、施策改善などの領域へと機能を拡充していきます。
最終的には、
「知る」→「理解する」→「興味を持つ」→「選ぶ」→「購入する」→「効果を検証する」
という顧客の一連の行動を単一のデータ基盤上で捉え、AIによって継続的に改善する仕組みの構築を目指しています。
同社は、AIプラグインを段階的に拡張することによって、ECを単なる販売チャネルから脱却させ、顧客の商品選びをサポートし、継続的に売上を創出する「メディア」へと進化させる「メディアコマース」を推進していく方針です。
W2 Commerceについて

W2 Commerceは、BtoC、BtoB、越境ECなど、複数の事業形態に対応したコマースプラットフォームとなっています。AIを組み込んだ1,000種類以上の機能が標準で搭載されており、さらに自由に追加できる拡張プラグイン群により、高度なコマース戦略と運用を実現することが可能です。
W2株式会社について

W2株式会社は、顧客のEC事業の「成功」にこだわり、メディアコマースを実現するコマースプラットフォームや、メディア化・AI活用など高度な戦略を実現する多彩なプラグイン、顧客要望に合わせた大規模カスタマイズ開発など、顧客の戦略フェーズに応じた形でサービスを提供しています。
代表者:代表取締役 山田 大樹氏
所在地:東京都中央区築地1丁目13-1 銀座松竹スクエア5階
出典元: W2株式会社


















