
株式会社ロジクラ(東京都千代田区、代表取締役:榊間浩人)は、同社が提供するクラウド在庫管理システム「ロジクラ」において、フリー株式会社(東京都品川区、CEO:佐々木大輔)が提供するクラウド会計ソフト「freee会計」とのAPI連携を開始したことを発表しました。
この連携により、在庫管理と会計ソフト間でのデータ転記が完全自動化され、バックオフィス業務の作業工数が削減されます。さらに、これまで個別に管理されていた「モノ(在庫)」と「カネ(会計)」のデータがリアルタイムで統合されることで、経営者が自社の在庫資産価値を瞬時に確認できる「資産の見える化」が可能となり、データに基づいた高度な経営判断をサポートします。
この記事の目次
開発・連携の背景:在庫管理と会計の「データ分断」が生むバックオフィスの重労働
現在、EC事業者や小売・卸売業を中心として、在庫管理システムと会計ソフトをそれぞれ別々のシステムとして運用している企業が大半を占めています。この「データ分断」の構造により、業務現場ではさまざまな非効率が発生しています。
在庫の入出荷情報を会計ソフトに反映する際には、CSVファイルの出力・加工・インポートといった手作業での転記工程が必要となります。この作業は定型的な業務でありながら、入力ミスや転記漏れが発生すると、在庫評価のずれや仕訳の誤りといった深刻なデータ不整合を引き起こします。経理担当者や倉庫管理担当者にとって、この転記作業は日常的な業務負荷の要因となっており、特に月次決算対応時には集中的な作業工数が発生していました。
同社は、こうした課題を解決するには在庫データと会計データの自動連携が必須であると判断し、今回の「freee会計」API連携を実施したとしています。
「freee会計」API連携による転記ゼロの実現
今回の連携によって、ロジクラ上で記録された在庫データが、API経由で「freee会計」に自動的に連携されるようになります。これまでCSVの手動操作を経由して行われていた両システム間のデータ受け渡しが不要となり、在庫の動きが会計データにリアルタイムで反映される業務フローが実現します。
具体的には、ロジクラ上にある月末時点の在庫データに対応する仕訳データが「freee会計」に自動生成されます。これにより、月次決算時の手作業による集計や転記確認といった工程が大幅に削減されるとしています。
「freee会計」API連携による転記ゼロの実現
期待される効果とメリット
データ転記ゼロ化による工数削減・ミス防止
在庫管理システムと会計ソフト間の手作業による転記作業が不要となることで、定型業務にかかる時間的コストが削減されます。また、転記ミスに起因する在庫評価の不整合や仕訳誤りのリスクも低減されます。
リアルタイム連携による月次決算の効率化
在庫の動きが会計データに即時反映されることで、月次決算時に発生していた手作業での集計や転記確認の工程が不要となり、決算業務の迅速化につながります。
「資産の見える化」と経営判断の高度化
在庫データと会計データが自動で同期されることにより、決算を待たずに「現在いくらの資産が倉庫にあるか」「事業としての正確な粗利はいくらか」を経営者が即座に把握できるようになります。
「モノ(在庫)」と「カネ(会計)」を一気通貫で可視化することで、属人的な経験則に頼った発注や経営判断から脱却し、データに基づく信頼性の高い投資判断・在庫配分を支援するとしています。
今後の取り組みと展望
同社は「世界のモノを最適化する」をミッションに掲げ、在庫管理に関わる業務の自動化と、周辺システムとの連携強化を継続的に推進していくとしています。今回の「freee会計」連携は、その基盤となる第一歩と位置づけられています。今後もオープンな連携の拡充を通じて、企業の在庫管理が人の手を介さずに最適化され続ける世界の実現を目指すとしています。
会社概要
会社名:株式会社ロジクラ
代表者:代表取締役 榊間 浩人
事業内容:在庫管理システム「ロジクラ」の開発・提供
出典元:株式会社ロジクラ プレスリリース(PR TIMES)














