
株式会社GoQSystem(東京都中央区、代表取締役:藤本卓治氏)は、クラウド型受注管理システム「GoQSystem(ごくーシステム)」において、AI業務効率化シリーズ「KiNT(キント)」の新機能として、「英語住所の日本語変換機能」の提供を開始しました。この機能は、ECモールの受注データに記載された英語表記やローマ字表記の住所を日本語に変換し、修正候補を提示するものです。
この記事の目次
開発の背景:Amazon等のモール運用で現場を悩ませる「ローマ字住所」の壁
Amazonに代表されるECモールやカートシステムの運営現場において、オペレーターが日々直面する課題の一つに、「英語表記・ローマ字表記による国内の住所データ」が挙げられています。
こうした住所情報は、送り状発行ソフトウェアへそのまま取り込むことができないケースが多数存在しており、従来は現場スタッフが郵便番号や住所情報を確認しながら、一件ごとに日本語への変換・修正作業を行わなければなりませんでした。
この種の作業は出荷業務の負担を増大させるだけでなく、入力ミスによる誤配送や宛先不明による返送といったリスクも発生させます。特に、出荷件数が多いEC事業者においては、日常的な業務効率や顧客満足度にも大きな影響を与える重要な課題となっていました。
同社では、このような現場の課題を解決するために、「英語住所を日本語変換する」機能を開発し、提供を開始したとのことです。
「英語住所を日本語変換機能」3つの特徴とメリット
本機能には、以下の3つの主要な特徴とメリットがあります。
1. 英語・日本語が混ざった複雑なデータもスマートに判別
「Shi」「Ku」といったローマ字による表記や、英語の住所順序が混在しているデータであっても、文脈をスムーズに読み取ることができます。日本国内の配送ルートにそのまま対応できる、正確な日本語住所の並び順へと整理します。
変換例として、以下のようなケースが挙げられます。
Hakata-ku, Fukuoka-shi, Fukuoka, Japan
↓(AIが文脈を解析し、日本の配送システムに最適な並びに補正)
福岡県福岡市博多区
2. 最新データベースに基づく確かな「修正候補」の提示
郵便番号データベースに基づいた修正候補を、AIが提示します。単なるAIによる推測に依存するのではなく、確実なデータに裏付けられた高精度な検証を実施します。
不整合が存在する場合には、エラーの理由とともに、AIが「修正の信頼度(高・中・低)」をオペレーターに対して分かりやすく提示する仕組みとなっています。
3. 勝手に書き換えない、現場に優しい「確認承認ステップ」
システムが受注データを自動的に上書きしてしまう心配はありません。提示された修正候補を、現場のオペレーターが画面上で確認し、承認した上でデータが反映される仕組みになっているため、実務において予期しない誤変換が発生するリスクを防止し、安全かつ確実な運用を可能にしています。
安心のデータセキュリティ(AI学習への非利用)
本機能において使用される生成AIは、「住所の整合性チェックと修正候補・説明文の生成」のみに限定して作動する仕様となっています。入力された住所データがAIモデルの学習に利用されたり保存されたりすることは一切なく、提供元もアクセスできない安全性の高いセキュリティ仕様が確立されているとのことです。
今後の展望
今後も同社は、AI技術を活用した「KiNT」シリーズの機能をさらに拡充させ、住所チェックに限定されることなく、受注から出荷に至るまでのあらゆる定型業務の自動化を推進していく方針です。
現場のスタッフがデータ入力や確認作業に時間を取られることなく、店舗運営やマーケティングなどのクリエイティブな業務に集中できる環境を、テクノロジーの力で創造していくとしています。

株式会社GoQSystemについて
GoQSystemは通販業務を一元管理できるシステムです。全てのネットショップの受注・売上・在庫・商品データを1つのシステム内で管理できるため、業務効率を格段に向上させることができます。
会社概要
株式会社GoQSystem
所在地:東京都中央区京橋1丁目6-12 NS京橋ビル5F
設立:2009年2月25日
事業内容:システム開発、デザイン事業、動画事業、ネット通販事業
代表者:代表取締役 藤本 卓治
出典元:株式会社GoQSystemのプレスリリース(PR TIMES)














