
株式会社リサーチ・アンド・イノベーション(本社:東京都港区、代表取締役社長:中岡邦伸)は、同社が提供する「レシートがお金に変わるアプリCODE(コード)」で蓄積した購買データをもとに、2026年4月21日にセブン-イレブンで同時発売され大きな話題を呼んだYouTuber・HIKAKINさんプロデュースの商品「ONICHA(オニチャ)」および「みそきん」について、販売動向と相乗効果に関する詳細な分析を実施しました。

この記事の目次
発売直後に「ONICHA」と「みそきん」がカテゴリトップを独占
まず、コンビニエンスストアにおける日本茶・麦茶飲料カテゴリ(以下、液体茶カテゴリ)とカップ麺・カップ飯カテゴリ(以下、カップ麺・飯カテゴリ)における金額シェアの推移を確認したところ、興味深い結果が明らかになりました。
両カテゴリともに発売前の1週間は従来からの定番ブランドが上位を占めていましたが、発売後1週間のデータでは「ONICHA」と「みそきん」が一気に順位を上げてカテゴリ1位の座を獲得しました。両商品ともにカテゴリ全体における売上金額の底上げに顕著な貢献をしていることが確認されています(図1-1・図1-2)。
若年層と親世代を店舗へ誘引、購入者属性に生じた変化
カテゴリ内で圧倒的な存在感を示した両商品ですが、購入者の属性にはどのような特徴が見られたのでしょうか。まず、液体茶カテゴリ全体において従来のメイン購入層は「男性40代・50代」でした。ところが、「ONICHA」の発売後のデータを分析すると、「女性40代・50代」および「男性15~29歳」の購入が急激に増加していることが判明しました(図2-1)。また、子どもの有無という観点から分析すると、発売後は「子どもあり層」の売上金額が顕著に伸長していました(図2-2)。
こうした購入者属性の変化は「みそきん」においても同様の傾向が確認されています。つまり、「ONICHA」と「みそきん」は、HIKAKINさんの主要な視聴者層である若年層と、その代理購買も含む親世代の購買行動を強く喚起したと考えられます。通常のカテゴリメイン購入者層とは異なる層の購買を促進したことにより、今まで当該カテゴリを購入していなかった潜在顧客の開拓に成功した商品であるといえます。


同時購入率13%を記録し「セット買い」による相乗効果を実現
前述のとおり、「ONICHA」と「みそきん」は購入者層が類似しており、高い親和性を持つことが確認されました。これを踏まえて、今回の同時発売において2商品の「セット買い」がどの程度発生したのかを調査しました。発売後1週間における同時購入率を人数ベースで確認したところ、「ONICHA」購入者のうち実に13%が「みそきん」を同時に購入していたことが明らかになりました。セブン-イレブンにおける液体茶カテゴリとカップ麺・飯カテゴリ全体の平均同時購入率が6%であることを考慮すると、この13%という数値がいかに驚異的な結果であるかがわかります。
これらの商品は同時展開されたことによって、HIKAKINさんのファン層とその親世代の来店動機に確実に結びついたといえます。「ONICHA」と「みそきん」の同時発売をきっかけに、HIKAKINさんの商品を両方購入するために来店した人はもちろんのこと、どちらか一方を目的に来店した人が店頭でもう一方を発見して思わず手に取る、という強力な相乗効果が生まれたことがデータから読み取れます(図3)。

データから見えたインフルエンサー商品と「推し活消費」の波及効果
今回の「ONICHA」と「みそきん」の購買データ分析から、話題性の高いインフルエンサー商品の導入は新たな顧客層(若年層や親世代)を売場に呼び込み、カテゴリ全体の売上を大きく底上げする効果があることが明確になりました。さらに、親和性の高い関連商品を同時に展開することで、高い確率で「セット購入」が発生し、客単価の向上にも直結しています。「プロデュース商品は両方買って応援したい」というファンの熱量、いわば「推し活消費」が、カテゴリの枠を越えて客単価向上を力強く牽引した結果といえます。このように消費者の「熱狂」を的確に捉えた関連商品の展開や売場づくりは、一過性のブームにとどまらず、客単価向上や新規顧客の定着をもたらす強力な戦略といえるでしょう。
CODEの購買データや口コミは「買いログView」で閲覧可能

同社では、CODEアプリで取得した購買ならびに口コミなどのビッグデータを閲覧・分析・活用できる、消費者と企業を購買データでつなぐツール「買いログView」を企業向けに提供しています。

なお、CODEは特許技術(特許第5980448号・第6425297号ほか)も取得しています。現在、累計ダウンロード数は700万を超え、月間の商品登録数は4000万件、口コミ・評価の累計は1.3億件以上に上ります。特に20~50代の女性に支持され、消費者と企業をつなぐ新たな購買データプラットフォームとして注目を集めています。
<リサーチ・アンド・イノベーションについて>
商号:株式会社リサーチ・アンド・イノベーション
代表者:代表取締役社長 中岡 邦伸
所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂3-11-3 赤坂中川ビル5階
設立:2011年4月15日
事業内容:買い物データ収集事業、調査事業、広告事業、販促事業、及び各種情報提供サービス
資本金:1,000万円
出典元:株式会社リサーチ・アンド・イノベーション プレスリリース












