
株式会社NEXERは圧着DMネットと共同で、全国の男女500名を対象に「郵便物の受け取りトラブル」に関する調査を実施しました。調査期間は2026年4月9日から4月15日で、インターネットでのアンケート方式により行われました。
この記事の目次
郵便物の受け取りトラブルの実態調査を実施
通販サイトやフリマアプリの普及によって、郵便物や荷物を受け取る機会は年々増加しています。その反面、予定通りに届かない、配達が遅れる、別の家に配達されてしまうといった受け取りに関するトラブルを経験した方も一定数存在しています。
また、再配達サービスや宅配ボックス、置き配など、不在時の受け取り方法も多様化してきている状況です。
こうした背景を踏まえ、今回の調査では郵便物の受け取りトラブルの実態や、不在時の受け取りサービスに対する利用者の意識について明らかにすることを目的としています。
約3割が郵便物や荷物が届かない・遅れた経験あり
まず、これまでに郵便物や荷物が「届かない」「遅れた」と感じた経験があるかを尋ねたところ、「ある」と回答した人は33.2%、「ない」と回答した人は66.8%という結果になりました。
多くの荷物は予定通りに届けられていますが、配達件数が膨大であることを考慮すると、一定の割合でトラブルが発生することは避けられない状況といえるでしょう。
トラブル時は半数以上が「しばらく様子を見た」と回答
次に、郵便物や荷物が「届かない」「遅れた」と感じた経験がある人に対して、そのときの対応方法を尋ねた結果が公表されました。
最も多かった回答は「しばらく様子を見た」で50.6%でした。続いて「配達業者・郵便局に問い合わせた」が40.4%、「差出人や通販サイトに問い合わせた」が22.3%となっています。
半数の人がすぐには行動を起こさず、まず様子を見るという対応を取っていることがわかります。配達には多少の前後が生じるケースもあるため、「もう少し待てば届くかもしれない」という心理が働くのかもしれません。
再配達サービスの利用率は52.4%、96.5%が便利と評価
再配達サービスを利用することがあるかという質問に対しては、「ある」が52.4%、「ない」が47.6%という結果になりました。
さらに、再配達サービスを利用する人に対して、その便利さについて聞いたところ、「とても思う」が61.8%、「やや思う」が34.7%で、合計すると96.5%の人が再配達サービスを便利だと感じていることが明らかになりました。
日中は仕事や外出で不在になることが多い現代のライフスタイルを考えると、再配達は多くの人にとって必要不可欠な仕組みといえます。
宅配ボックスや置き配の利用経験は44.2%
不在時の受け取りで、宅配ボックスや置き配を利用したことがあるかという質問では、「ある」が44.2%、「ない」が55.8%という結果でした。
宅配ボックスや置き配は、不在時でも荷物を受け取れる方法として普及が進んでいます。今回の調査でも、利用経験者は4割を超えており、こうした受け取り方法が身近になってきていることがわかります。
宅配ボックスや置き配の便利さを97.7%が実感
宅配ボックスや置き配を利用したことがある人に対して、その便利さについて聞いたところ、「とても便利」が76.9%、「やや便利」が20.8%で、合計すると97.7%の人が便利さを実感していることがわかりました。
具体的にどのような点が便利に感じられているのかについては、以下のような回答が寄せられました。
- 自分が仕事で急遽家に帰れなくなったりすることがあるので、家にいなくても受け取れるのはすごくありがたいです。(20代・女性)
- ボックスなら盗難の心配もなく、好きな時間に受け取れて便利。(20代・女性)
- 自宅にいなくても荷物を受け取れるので予定などを気にしなくていいし、対面をする必要もないので気が楽なところ。(30代・女性)
- 呼び出しに対応する、ハンコを押す、人と会話をする、などの手間を省けるから。(30代・女性)
- トイレだったり寝ていたりして対面で受け取れないことがあるのと、人が苦手でちょっとの時間でも対応するのが嫌なので、置き配はすごく便利です。(30代・女性)
回答を見ると、「不在時でも受け取れる」という物理的な便利さだけでなく、「時間に縛られない」「対面しなくて済む」といった心理的な負担の軽減を評価する声も多く見られました。
一方で約半数が宅配ボックスや置き配に不安を感じている
宅配ボックスや置き配を利用したことがある人に対して、不安に感じる点があるかを尋ねたところ、「ある」が49.3%、「ない」が50.7%とほぼ半々の結果になりました。
便利さを実感している人が多い一方で、約半数は何らかの懸念も抱いていることが明らかになりました。
具体的にどのような点が不安に感じられているのかについては、以下のような回答が寄せられています。
- 誰かに宅配物を盗まれる可能性がある点。(20代・男性)
- ありがたい反面、どうしても窃盗などの面は不安になる。(20代・女性)
- 我が家では大丈夫だが、道路から見えやすいところに置き配をしている家を見ると、荷物が盗まれないか心配になることがある。(30代・女性)
- 鍵があるのにかけずに物だけを入れて帰る配達員の知識のなさ。(30代・女性)
- ポストなどに入る小さなものならいいが、大きな荷物が玄関先に置かれていると雨や盗難の不安を感じる。(40代・女性)
回答を見ると、「盗難」への不安を挙げる声が圧倒的多数を占めました。加えて、雨風による荷物の汚損・破損、カラスや動物による被害、誤配のリスクを挙げる声もありました。
郵便物の誤配や誤投函の経験は28.4%
郵便物の誤配や誤投函を経験したことがあるかという質問では、「ある」が28.4%、「ない」が71.6%という結果でした。
日常の中で意識する機会は少ないかもしれませんが、一定数の人が実際に経験していることがわかります。
誤配時は59.9%が配達業者や郵便局に連絡
誤配や誤投函の経験がある人に対して、そのときの対応方法を尋ねたところ、最も多かったのは「配達業者・郵便局に連絡した」で59.9%でした。次いで「自分で正しい届け先に届けた」が42.3%となっています。
一方、「特に何もしなかった」「その他」はいずれも3.5%、「管理人や受付に渡した」「そのまま保管して連絡を待った」はいずれも0.7%にとどまりました。
多くの人は業者に連絡するか自分で届けるかで対応しており、放置する人は少数派です。誤配が発覚したとき、「本来の受取人に届けなければ」という責任感が働くのかもしれません。
調査のまとめ
今回の調査では、33.2%が郵便物や荷物の遅延や未着を経験し、28.4%が誤配や誤投函を経験していることがわかりました。郵便物や荷物のトラブルは、決して珍しいものではなく、身近な問題だといえます。
また、再配達サービスについては96.5%が便利だと回答し、宅配ボックスや置き配についても、利用経験者の97.7%が便利さを実感していました。その一方で、宅配ボックスや置き配には、約半数が盗難や破損への不安を感じていることもわかりました。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年4月9日~4月15日
調査対象者:全国の男女
有効回答:500サンプル
出典元:株式会社NEXERと圧着DMネットによる共同調査











